西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 <風車の思い> カテゴリーの記事

 よくある質問『マングローブは見れますか?』 2025年5月27日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

本日は「よくある質問」についてお話させていただきます。

◆カヌーでマングローブは見えますか?

お客さまから「カヌーを漕いでいるときマングローブは見えますか?」というご質問を割と多くいただきます。

当店のメインフィールドは上流にピナイサーラの滝があるヒナイ川です。カヌーの出発はマーレー川から漕ぎ出しますが、途中、ヒナイ川に合流して上流へ漕ぎ進みます。

マーレー川もヒナイ川もマングローブの森が両岸に広がり、人工物が一つもありません。まさに「これでもか、これでもか」とマングローブを眺めながらのカヌー体験です(笑)

遠くの空と山、川の水面。それ以外で視界に入るのはマングローブ…といった感じです。

質問される方にじっくりお話を聞くと「川は広いの?狭いの?」といった川の雰囲気を気にされているようです。
「広い」「狭い」の感覚は人によって違うと思いますが、風車がツアーを開催している水域は潮が満ちても引いていてもカヌーを漕ぎながらマングローブを間近に観察できます。

潮が満ちていたらマングローブの森に侵入。

潮が引いていたらマングローブのトンネルを進む。

「特定自然観光資源」として観光客だけでなく地元のガイドにも厳しい入域制限をしている、西表島で一番の人気スポットであるヒナイ川、マーレー川でのカヌー体験。

「マングローブは見えますか?」というご質問には「安心してください!バッチリ見えます!」という回答以外に言葉が浮かびません。

◆一方、西表島の他の川では…

川幅が100メートル以上もある河口で、干潮時は水がほぼ干上がってカヌーを漕げる水路が狭まる川があります。
そんな時はカヌーを漕ぎながら間近にマングローブを眺めることはできないので、カヌーを降り、てくてくと干潟を歩いてマングローブの生えている場所まで見に行く…。
そんなカヌー体験をした方が多くいらっしゃるそうです。

潮の満ち引きに関しては自然のことなのでどうしようもありませんが、満潮、干潮に関する詳細はあらかじめ知ることができます。

風車のツアーと他店のツアーを比較する際は、

  • カヌーはどの川のどのエリアを漕ぐのか?
  • ツアー日の潮はどんな影響を与え、どんな風景を見せてくれるのか?
  • ツアー日の頃の風はどんな影響を与えるのか?

などなど、質問しながらご自身で納得のいくフィールドを選択されるのが良いと思います。

風車では、西表島に来られる全ての観光客の皆さまに満足していただく、そんなことは考えておりません。
あくまで当店のHPをご覧になり賛同していただいた上で「風車のツアーに参加しよう」と決定された方に全力で対応したいと思っています。

◆西表島での大きな買い物

大きな買い物と言えば「不動産」「車」「保険」などがあります。
西表島でのアクティビティツアーは家や車ほど高価ではないかもしれませんが、そこにかける「時間とお金」はかけがえのない大切なものです。

検索で当店のツアーを見つけても「なんか良さそうだから」とすぐに決めるのではなく、できれば5社、10社と比較して、不明なことは質問し、そのツアーならどのような満足が得られるのかがイメージできるお店を選ぶのが良いのではないでしょうか。

『他社と比較されても風車を選んでいただく』

私たちはそこを目指し、終わりのない切磋琢磨を続けてまいります!

◆本日はマーレー川とヒナイ川でした

本日はピナイサーラの滝の下流、マーレー川とヒナイ川についてのお話でしたが、風車では他のフィールドでもツアーを開催しています。

  • シイラ川(サガリバナカヌーコース)
  • クーラ川(クーラ川ジャングル探検コース)
  • ニシダ川(新コース開発中)
  • ナカラ川(ナーラの滝コース)*現在休止中

こちらに関してはまた別の機会に紹介しますね。

 【見えない舞台裏】クーラ川ジャングル探検コース 2025年5月23日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

突然ですが今から13年前の2012年、しゅうさんは来るべきインバウンドに備えて中国語を本気で勉強していました。

◆それから4年後…

勉強を始めてから4年後の2016年。ついに香港エクスプレスというLCCが石垣空港と香港空港の定期便を就航したのです。

「いよいよ香港の人たちに中国語でカヌーツアーをガイドする日が来たぞ!」と胸躍らせたしゅうさんでしたが、その期待は不発に終わったのでした。

なぜなら香港の人たちが日常使っているいるのは、しゅうさんが学んでいた北京語ではなく広東語だったのです。そしてコミュニケーションは英語で「没问题(問題なし)」。
やっぱりインバウンドは英語が一番ですね(涙)

「辛苦了(お疲れさま)」という中国語があります。すごく辛い中国料理っぽいですが「シンクーラ」と読みます。
私の4年間を返せ!とは言いませんが、まさに「お疲れさま」状態のしゅうさんでした。

◆最もライトなコースは最もハードな準備が必要

さて前置きが長くなりました。

西表島のクーラ川は「苦了川」とは書きませんが、そこで開催するカヌーツアーの苦労話を一つご紹介します。

当店のクーラ川ジャングル探検コースはとにかくライトです。

川も短いので、ママがお子さまと一緒にカヌーに乗ってもヘトヘトになるまで漕ぐことはありません。写真や動画を撮りながらのんびり漕いでも片道15分くらいなので、長い距離をグイグイ漕ぎたい方には全く向かないコースです。

幼児や小学1年生、2年生くらいのお子さまを含むご家族であれば、クーラ川のマングローブカヌーと沢歩き、そして滝あそびは夏休みのアクティビティにちょうど良い半日コースではないでしょうか。しかも沖縄そばのランチ付きです♪

しかし、ライトにジャングル体験ができるクーラ川ジャングル探検コースですが、ガイドにとっては準備がとてもハードなコースなんです(汗)

◆ツアー開始前

ツアーの出発地にはカヌー置き場がないため、ショップに保管しているカヌーをトレーラーに載せてクーラ川の河口にある駐車場まで約15分かけて車で運びます。

現地に到着したらトレーラーからカヌーを降ろし、足場の悪いデコボコ道を二人がかりで、わっせわっせと浜辺まで運びます。

ちなみに二人艇(二人乗り用)カヌーは30kg以上あります。

トレーラーからカヌーを降ろし、漕ぎ出す浜辺まで運ぶのに約5分。
4人家族のご参加であれば、二人艇が2艇、ガイドが使用する一人艇が1艇、計3艇が必要となり、二人でカヌーを運ぶのに3往復します。

夏場は汗が滝のようにダラダラ流れてダイエットと筋トレに効果がありそうですが、しゅうさんはギックリ腰に注意しなくてはなりません…。
ツアー前の準備段階で、すでにシンクーラ(辛苦了:お疲れさま)状態です。

すべてのカヌーを浜辺に運んだら、駐車場は数台分のスペースしかないのでトレーラーを別の場所に移動させます。

◆ツアー本番

準備が終わり、そこから1時間後に何事もなかったようにツアーが始まります。

朝のうちに準備をしっかり終えて現地の状況も把握しているので、ガイドは安心感をもってツアーに集中できます。これは安全なツアーを開催するうえでは有効だと思います。

そしてツアーが終わるとカヌーは現地に置いたままお客様と風車のベース(ショップ)に戻ります。ベースではシャワーを浴びてランチタイムとなります。

楽しいひと時が終わり、お客様を上原港やホテルにお送りして解散となります。

◆ツアー終了後

お客様とお別れしたら、そこから一息つく間もなく二人がかりでカヌーの回収に向かいます。再びトレーラーに載せてショップに持ち帰ったカヌーはきれいに水洗いしてから保管します。

クーラ川ジャングル探検コースは時間にしてみれば約4時間の内容ですが、準備と片付けを含むと、二人がかりでみっちり一日仕事になります。

◆楽することもできますが…

例えばですが、

  • カヌー開始前
    ガイドとお客様が同乗した送迎車でカヌーを載せたトレーラーをけん引し、現地に到着したらお客様にも浜辺へカヌーを運ぶのを手伝ってもらう。
  • カヌー終了後
    お客様にも浜辺からトレーラーまでカヌーを運ぶのを手伝ってもらい、ショップへ帰る。

これが最も楽で効率的です。
しかし、風車ではこのようなツアー進行はいたしません。

足場が悪い中、重たいカヌーをお客様の好意に甘えて運んでいただくことはケガの発生につながる可能性があります。また、狭い駐車場でトレーラーと送迎車の2台分のスペースを占領してしまうと他店が利用しづらくなるので、駐車するのは送迎車だけにしています。

クーラ川は非常にコンパクトなフィールドなので、とにかく他店との無用なトラブルを未然に防ぎ、ツアー中に何かあったときは協力体制がとれるようにしておきたいと思っています。

ツアーの開始前、本番、終了後。
一日に3回も同じ場所に行けば他店のガイドさんと会う機会も増え、親睦を深めるきっかけにもなります。
効率を上げるために楽をすることよりも、クーラ川に関しては「手間」を大切にするのが風車のモットーです。

◆夏休みの予約はお早目に

当店では基本的に一日あたり3つのツアーコースを開催しています。

残念ながらクーラ川ジャングル探検コースは予約数がとても少ないので、先にピナイサーラの滝へ行くツアーが3コース予約が入ってしまいツアーを開催できない日が多いです。

当店のランチ付き半日コースはクーラ川ジャングル探検コースだけです。夏休みのご参加を検討中のパパ、ママは早目のご予約をお願いしますね。

4才から楽しめる!クーラ川ジャングル探検コース

 今年も【マル優事業者】に指定されました! 2025年5月22日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

沖縄県でカヌーツアーの営業をするには沖縄県の条例に基づき、警察に届け出をする必要があります。

◆沖縄県の条例とは?

その条例、いわゆる「水上安全条例」には「安全対策が公安委員会規則で定める基準に適合していると認められる海域レジャー提供業者を、一年を超えない範囲で期間を定めて、安全対策優良海域レジャー提供業者として指定することができる」とあります。

当店ではその審査を毎年お願いし、2025年も無事に安全対策優良海域レジャー提供業者(マル優)に指定されました!

“”ハ (゚∇゚*) パチパチ☆

◆マル優までの長い道のり

まず、沖縄県内でマリンレジャーをするには警察へ届け出が必要ですが、専用の書類を提出するだけなので手続きは意外に簡単です。
しかし、マル優の審査を受ける場合は提出した書類の内容が正確かどうか、厳密なチェックを受けます。

「そもそも届け出にある会社や代表者は実在しているか?」というレベルからのチェックです。
会社の登記簿謄本、定款、納税証明、代表者の身分証明書などなど…。申請書類をすべて揃えるにはあちこちで公的書類を発行してもらう必要があるので、何度も石垣島へ行かなくてはなりません。

そして審査当日。

石垣島の八重山署から地域課の警察官2名が西表島までやって来ました。今回は風車の目と鼻の先にある上原駐在所の駐在さんも加わり、警察官3名での審査でした。
審査の間はずっとお店の駐車場にパトカーが止まっていたので、何かの事件かと思われないかドキドキしました(汗)

審査項目を一つ一つ質問されるので、しゅうさんがそれに対する風車の実際の取り組みを説明していきます。そして警察官は第三者的な目線で、まったくの忖度なしに、安全な取り組みをしているのかどうかを判断していきます。

マル優審査を担当する警察官はほぼ毎年変わりますが、それはとても良いことだと思います。なぜなら毎年、違った角度でチェックが入るからです。
同じ審査項目でもチェックする人によって、これまで指摘されなかった細かい点を質問されることがあります。
それを分かりやすく、そして明快に答えれるよう、反省するポイントがあればすぐに対応することで、さらに風車の安全対策がすすみます。

そして審査を受けるだけでなく、他の事業者が実行している安全に関する取り組みを教えてもらえることもあり、これは大きなメリットです。
本質はマル優に指定されることではなく、事故を未然に防ぐことが一番の目的ですからね。

<OMSB> マル優事業者について

◆マル優に指定されると…

審査を受けてから約3週間後、八重山署からマル優に指定されましたと連絡がありました。

マル優指定の通知書、証明となるステッカーを受け取りに八重山署まで行かなくてはならないのですが、石垣島と西表島は橋でつながっていません。
日程調整をし、なんとか昨日、受け取ってきましたよ。受け取る際には沖縄県証紙8,400円分が必要です。

時間も手間もかかるマル優指定ですが、わずか8,400円で警察官2名(今回は3名)に安全対策をきちんとしている事業者かどうかチェックしてもらえるので安すぎるくらいですね。

水難事故を未然に防ぐため、風車ではカヌーを漕ぐ時、滝つぼで泳ぐ時は、どんなに泳ぎに自信のある方でもライフジャケットは必ず着用していただきます。よろしくお願いしますね!

 公式サイトの大切さについて思う事 2025年5月20日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

いきなりですが、石垣島や西表島に旅行したことのある方はどうやってホテルを探しましたか?

◆実店舗を持たない旅行会社

楽天トラベル、じゃらん、ブッキングドットコム、アゴタ、などなど。ネット上の予約サイトを利用される方は多いでしょう。

泊まりたい場所、日にち、予算などを入れるだけで空室のあるホテルを次々と紹介してくれます。いくつものホテルとの比較も容易なため、とても便利ですよね。

予約サイトはOTAとも呼ばれています。
OTAとはOnline Travel Agent(オンライン・トラベル・エージェント)の略で、実店舗を持たずにインターネット上で旅行の手配を行う会社のことです。
そしてアクティビティツアーもこの10年ほどでいくつもの予約サイトが登場し、利用者も増えています。当店もいくつかの予約サイトにお世話になっています。

OTAは広告費をたくさん使って検索の上位に表示されるよう対策しているので、旅行者の目に留まりやすく、かつ効率的にツアーを探すことができます。

現在、西表島にはアクティビティ事業者が120社以上もあります。
その全てを自力で比較検討するのは不可能に近く、OTAの予約サイトを利用する方が多くなりました。

◆ただし予約サイトは万能ではありません

たくさんの商品を比較しやすいメリットはありますが、ページの構成は文字数や画像の枚数などに限りがあり、限られた情報でツアーを紹介する必要があります。

「比較しやすい」はずの予約サイトですが、実際は情報量に制限のある中での比較検討であり、選んだものが本当にベストかどうかはわかりません…。

そこで重要なのが「公式サイト」です。

◆想いのすべてが詰まった風車の公式サイト

当店の公式サイトは20世紀の終わりまであと一年と迫った1999年、初めて手にしたIBMのパソコンでしゅうさんが作りました。

「誰でも簡単!ホームページの作り方」みたいな本を石垣島の本屋さんで購入し、テレホーダイという夜中はネットが使い放題になるNTTのプランに入って毎晩夜更かしをしていました。
夜の11時から明け方までパソコンに向かい、今にしてみると超不健康な毎日でした(汗)

それからは西表島で出会った、風車を少しでも世に広めたいという熱い心を持った方々によってリニューアルが続き、約20年前にしゅうさんの奥さんの手に渡り、未だに更新が続いています。
当店の公式サイトはもはや風車で一番古く、大切な「資産」となっています。

この公式サイトの中から切り抜いた情報で作られた予約サイトで風車を選んだゲストと、公式サイトをじっくりチェックして風車を選んだゲスト。
どちらがツアーを体験する際の満足度が高いか…? 答えるまでもないですよね。

風車の公式サイトをチェックし、他店の公式サイトをチェックし、その上で他店を選択される方は残念ながら大勢いらっしゃいます(涙)
しかし、現在、夏休みの家族旅行や季節限定のサガリバナツアーのように、強い思いで西表島のアクティビティを探していると思われる方々から、風車公式サイトでのご予約がどんどん入っています。

きっと大切な思い出作りのためにいくつもの公式サイトをじっくりじっくりチェックしながら、旅の計画を立てているのではと思います。

◆こんな予約サイトは要注意!

やっと決めたアクティビティツアーでも、どこのお店で開催するのか明記されていないと心配になりませんか?
しかしそれが出来ないようになっているとしたら、それは予約サイトの「都合」によるものかもしれません。

例えば、予約サイトがツアーを販売する際に「こちらの○○コースはA社が開催します」と明記されていれば問題ありません。しかし催行会社を明記しない予約サイトでは「○○コース」とほぼ同じツアー内容のお店をいくつも契約しておくのです。

「○○コース」を申し込んだ方は、それがA社なのかB社なのかC社なのか、実際、どこのお店のツアーに参加するのかは予約が確定するまで判明しません。

店名が分かればそこの公式サイトでお店の雰囲気やガイドの人柄がチェックできますが、それが出来ないのって不安じゃないですか?
多分、不安だと感じる皆さんは、じっくりこのブログを読んでいただいているのではないかと思います。こんな長文を載せられる予約サイトは無いですからね(笑)

◆風車ブログのしくみ

風車代表のしゅうさんは、日々、パソコンのメモ帳に思いついたことを気ままに入力しています。文字数も気にしていません。

最終的に文章がまとまると奥さんが読み直し、誤字やわかりにくい表現を修正し、写真や画像をつけてブログ公開します。しゅうさんだけでなく、スタッフのみんなにも定期的にブログの更新を手伝ってもらっていますよ。

◆風車公式サイトのこれから

一日の終わりはスタッフ皆のもぐもぐタイム(ミーティング)で今日の出来事を振り返り、実際のツアー内容とHPの記載が違う場合は修正します。

ブログのなんでもない記事ですら、しゅうさん独りではなく奥さんやスタッフのチェックを入れながら掲載しています。
しゅうさんがこの文章を書くのに1時間かかったとしても、ブログとして皆様の目に触れるにはさらに数時間、いや数日を要することもあります。

そこまで丁寧にするのはなぜか?

それは、風車の公式サイトに「共感」された方にツアーへ参加していただき「あれっ、こんなはずじゃなかったのに…」と思われたくないからです。

西表島カヌーツアー風車は今年の11月に創業26年目を迎えます。
若いスタッフにテレホーダイの話をしたら「昔は大変だったんですね…」と言われましたが、当時の自分に「四半世紀経っても風車は健在だよ」と教えてあげたいです。

これから先の四半世紀も手を動かし続け、歩みを止めず、風車公式サイトを磨き上げます!

 【西表島あるある】70代は西表島で何するの? 2025年4月19日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

本日はいつかのツアー中に交わしたお客様との会話を思い出し、感じたことについて書かせていただきます。

◆いつかのお客様が仰るには…

「何年か前、石垣島から日帰りで西表島の観光ツアーに参加しました。水牛車に乗って由布島へ行ったり、仲間川の遊覧船も乗りました。」

「遊覧船に乗っているとカヌーを漕いでいる人がいて、いつか自分もカヌーに乗ってみたいな…と思い、今回は西表島に宿泊しました。」

「しかしカヌーツアーは山登りとセットになったものが多く、年齢も65歳までというお店ばかりでした。70代の我々はせっかく西表島に来ても何もできないのかと思った時に見つけたのが風車さんのカヌーツアーでした。」

こちらのお客様が見つけてくれたカヌーツアーこそが当店のカヌー体験コースでした。

◆ツアー終了後の感想

カヌー体験コースのツアー中に70代のお客様からよくいただく言葉があります。

  • 予想以上にカヌーはのんびり漕ぐね
  • 予想以上にマングローブが近くで見れるね
  • 予想以上にすごいジャングルだね
  • 予想以上に楽しいね

とにかく「予想以上に○○だね」と仰います。そんなに予想値は低かったのでしょうか(笑)

カヌー体験コースではガイドはただカヌーを漕いでお客様を先導するだけでなく、漕ぎながら西表島の自然解説をしたり、島での生活や移住したワケなど、おしゃべりをしながら約3時間のツアーを進行します。

ピナイサーラの滝の上や滝つぼを巡るコースでは、道中、ガイドはたくさんの解説をします。時には坂道を登りながら、下りながらの会話もあります。

ご年配の方にとって足元に注意しながらの会話は大変に感じる方もおられますが、その点、カヌー体験コースはカヌーをのんびり漕ぐことがメインなので心配はありません。
途中、気になる風景があればカヌーを漕ぐ手を休めてじっくり写真撮影してくださいね。

風車のカヌー体験コースは対象年齢を4歳~75歳に設定しています。
実際に70代のゲストからツアー後にいただく感想の多くは「ちょうどいい内容のツアーだったよ」です。

◆行ってきたよ!カヌー体験コース

そして本日も70代のご夫婦とのんびりカヌー体験へ出かけてきました。

当初、ツアー中に撮影した写真をブログでご紹介することにはNGとのことでした。しかし、ツアーが終わった後に…

「今日の写真は自由に使ってください。他の70代の方にも同じ経験をしてもらいたいから!」

というお言葉をいただきました。本当に嬉しいですね。ありがとうございます!

◆より多くの方に西表島の素晴らしさを知ってほしい

4月のこの時期はまだ暑くもなく、雨も降らず、ご満足いただけるツアー日となりましたが、これからは気温が30℃を越える日もあれば雨風の強い日もあります。いろいろな状況下でツアーに潜むリスクも様々あります。

当店では70代の皆さまを漠然と受け入れるだけでなく、ツアーの楽しさと併せてツアーに潜むリスクも説明します。

せっかくの西表島観光。
風車では年齢制限でアクティビティが何も体験できない方を減らす努力を続けて参ります。

◆75歳までの方がご参加可能なコース

現在、当店では以下の3つのコースで参加対象が75歳以下となっております。

ツアーに関するお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。

 風車公式サイトからのご予約をオススメするワケ 2025年3月25日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

本日は風車の公式サイトからのご予約をお勧めする理由についてお話したいと思います。

◆まずは昔話をひとつ…

風車は1999年の創業からしばらくの間は電話での予約受付けが主流でした。ゲストの細かい疑問や質問にお答えし、納得がいくまで対応をし続けるという方法です。

やがて2007年頃にはフリーダイヤルに変更し、さらに気軽に電話をかけてもらう体制にしました。ちなみに番号は「0120-04(わたし)-4959(よく漕ぐ)」でした。
いただくお電話はどんどん増え、スタッフ全員が電話対応のプロみたいでしたよ(笑)

しかし、お相手の声色を確認しながら、きめ細かな電話応対を心がけていましたが、どうしても年に数回はミスがありました。「聞き間違い」です。

ツアー参加日、コース名、人数、フェリーの時間など、どうしても大事なところでミスをしてしまうことがあり、そのミスが発覚するのがツアーの前日や当日であったり、ゲストの皆さまにはご迷惑をお掛けしたこともありました。

そして現在。
さまざまな紆余曲折を経て、風車のツアー予約はオンライン限定となりました。

電話でお問い合わせを受けたとしても、ネット上で文字を確認をしながらの予約の方が圧倒的にミスが減るのです。
ゲストの皆さまにはオンライン予約へのご協力、本当にありがとうございます。

◆公式サイトとツアー販売サイト

当店のツアーは基本的に公式サイトからのご予約をお願いしております。最大の理由は公式サイトに記載してあることが一番最新で正確な情報だからです。
現在、風車ではSNSはしておらず情報発信はすべて公式サイトからになります。

そしてツアーは何種類かありますが、コースごとに当店の「想い」が込められています。
このコースはどんな方におすすめなのか、ツアーの流れはこんな感じ、参加条件、など。
文字だけでなくツアー中の様子を画像で紹介することにより、可能な限り分かりやすく、そして頻繁に更新しています。

公式サイトにじっくり目を通し、当店の想いに共感し、ツアーをお申込みいただく。
この流れはとても重要で、こうすることによってツアー当日に「こんなはずじゃなかった」と違和感を感じるゲストはほとんどいないと思います。

一方、ここ10年ほどの間に公式サイトだけでなく、OTA(オンライントラベル エージェントの略)と呼ばれるツアー販売サイトからのご予約も増えています。
似たようなツアーを一つのサイト内で比較できるのが特徴で、インターネット上の旅行会社といった感じです。

ただし同じ定型のページなので画像数や文字数に制限があり、ショップの雰囲気やガイドの人柄、ツアー自体の内容をより深く知ることは難しいです。

また、風車では公式サイトの更新を最優先にしているためOTAの更新はその後になり、どうしても情報が古くなりがちです。

◆ツアー販売サイトの注意点

アクティビティツアーの販売サイトはびっくりするほどたくさんありますが、そこから予約するのであれば気をつけないといけない点があります。
それは、そのツアーを主催するショップ名がきちんと明記されているかどうかです。

販売サイトはあくまでエージェントです。実際のツアーを開催しているショップを知らずに参加するのって大丈夫ですか?

販売サイトを利用するにあたり、ポイントの活用や割引きサービスなど様々な理由があると思います。しかし、主催するショップの公式サイトやレビューもチェックし、ゲストのニーズに合っているのか確認、納得してからの申し込みをお勧めします。

◆よくある質問が増え続けないわけ

風車の公式サイトには「よくある質問」というメニューがあります。いろんな会社のサイトでもよく見かけますよね。

1999年の創業以来、25年も営業しているのでやはりご質問はたくさん受けてきました。
その長い年月の間、風車では更新の度に「よくある質問」の項目を増やしていくのではなく、ホームページを見ればゲストの疑問が解決するサイト作りを意識してきました。

今でもたまにお問合せフォームから質問が寄せられますが、個別な内容のものが多いです。
一般的なご質問に対する回答はサイト内で完結できるようになったので、電話対応は減り、個別のご質問にできるだけ深くお答えする時間を捻出することができました。
まさしく皆さまに風車の公式サイトまでお越しいただいてるおかげです。

これからもゲストの心に響くサイト作りを目指してがんばり続けます。
西表島カヌーツアー風車をどうぞよろしくお願いいたします!

 新婚さん♪ いらっしゃ~い!! 2025年2月6日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

いきなりですが皆さんは ハネムーン(新婚旅行)といえばどこを想像しますか?

◆ハネムーンの聖地にしちゃいます!

ハネムーンといえば、ハワイ?ヨーロッパ?オーストラリア?
いえいえ、最近の穴場は日本の沖縄。
その中でも石垣島や西表島のある「八重山地方」でしょう!

と、しゅうさんは思い、八重山地方はハネムーンの聖地であると勝手に決めました(笑)

ドライブに最適な石垣島。
川平湾でグラスボートに乗ってかわいいお魚さんに会いに行く。夜はオリオンビールで乾杯して石垣牛の焼肉に舌づつみを打つ。

赤瓦が美しい昔ながらの町並みが広がる竹富島。
屋根に鎮座する愛嬌たっぷりのシーサーたちを撮影しながらのサイクリング。真っ白な砂浜とコバルトブルーの海の美しさに目を奪われるコンドイビーチ。

そして忘れてはいけないのが世界自然遺産の島、西表島。
沖縄県一の落差を誇るピナイサーラの滝の絶景は心に残る、生涯忘れることのない素敵なハネムーンを演出するでしょう。

◆特別な日の特別な宿

「新婚旅行だし素敵なホテルに泊まろうよ♪」

ハネムーンは特別な旅行ということもあり、石垣島でも西表島でもリゾートホテルが人気です(当社調べ)。

ホームページを眺めているだけでため息が…。

リゾートホテルの良い点は、やはり滞在中のホテルライフでしょう。
チェックインからチェックアウトまでホテルスタッフのおもてなしを受けながらホテル内を散歩、プール遊び、ゴージャスな食事、などなど。

非日常すぎる~*(ˊˋ*)*

何もしなくても楽しめる!
これぞリゾートホテル、といったところですね。
しゅうさんもたまには泊まりたい。。。

100%満喫の旅を120%満喫へ

当店のツアーは基本的に朝から開催します。
石垣島から参加される方は、石垣港を8時に出発する上原港行きに乗船していただきます。

ただし10月から3月は北風の影響で上原航路(石垣港⇔上原港)は欠航しがちなため、西表島の南側にある大原港を経由して上原港まで来ていただく事になります。
その場合、石垣港を730分に出発するフェリーに乗船する必要があるため、朝の準備や移動のハードルは高くなります。

ましてやハネムーンでリゾートホテルにお泊りであれば、

  • 朝食はホテルで優雅に頂きたい
  • 食後のコーヒータイムを楽しみたい
  • チェックアウトまでホテルで寛ぎたい
  • 本格始動は午後からでいい

と思う新婚さんは多いでしょう。

ここで風車より提案があります!
リゾートホテルに泊まるだけでハネムーンを100%満喫できると思いますが、それをさらに20%割増しにしませんか?

その方法とは…?
そうです!
西表島で風車のカヌーツアーに参加することです。

そして、そんな新婚さんに静かなブームとなっているのが風車の午後からコースです!
‪(-⊡ω⊡)/エッヘン!

◆午後開催の人気コース

上記2コースの午後から開催するツアーに石垣島から参加するには、石垣港を11時に出発する上原港行きのフェリーに乗船していただきます。
12時頃に上原港へ到着したらそのままツアーを開始します。

午後からコースのメリットは圧倒的にフィールドが空いている点です。
ほとんどのツアーは朝から始まるので、午後からコースの方が出発するとツアーを終えた朝からコースの方とのすれ違い、フィールドはほぼ貸切状況となります。

ただし、デメリットもあります。
夏の午後はとにかく暑い(汗)
最高に蒸し暑い中、外で遊ぶのはかなりの体力を消耗するので、午後からコースがお勧めなのはやはり秋から春先までですかね。

そして午後からコースは中止基準を高めに設定しています。

例えばフィールドで強めの雨が降った場合、朝なら待機して様子を見みます。しかし午後は様子を見るよりも撤退を優先することが多いです。
なぜなら、もしもトラブルが発生した場合、午後は日没までの時間が短いので早めの対処が不可欠なのです。

◆仲良しフォトは無料です

風車のガイドはツアー中でも写真を撮ります。

撮影した写真はiphoneの方にはAirDrop、アンドロイドの方にはLINEでお渡しします。
撮影時に何かご要望があれば(縦で撮る、横で撮る、など)ガイドにお伝えくださいね。

◆記念品プレゼント♪

ハネムーンの方には風車からささやかなプレゼントがあります。
ピナイサーラの滝ツアーの様子をイラストにした当店オリジナルの手ぬぐいです。

普段は店頭で販売していますが、ハネムーンで風車のツアーを選んでくださった新婚さんにはプレゼントしている幻の一品です(笑)

ツアーのご予約時に「新婚旅行です」など、あらかじめメッセージをいただけると嬉しいです。

風車では新婚さんの新しい人生のスタートを応援しております。
ハネムーン計画の一つに「西表島の風車でカヌー」をプラスしていただけることを心よりお待ちしております!

 《活動報告》西表島カヌー組合の取り組み 2025年1月17日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

今年の1月は寒い日が多いですね。
今日の午前8時の気温は15.5℃でした。

「え?15℃もあるの!?」と思われるかもしれませんが『Tシャツ&短パンで過ごせない=寒い』のしゅうさんにとって、15℃は正真正銘、寒い日となるのです。

◆あれから30年が経ちました

本日は阪神淡路大震災の発生から30年。
当時は京都で大学生活を送っていましたが、夜明け前の地震に飛び起きました。

まだインターネットもなく、テレビの情報だけが頼りだったのでなかなか全容がつかめず、朝からオロオロしているだけでした。

風車には関西出身のガイドが2名いますが、どちらも震災後の生まれです。
思えば彼らとは親子ほどの年の差があるので、当時の話をしても昔話をしているような気になります。

あれから30年…あっという間です。

毎年1月17日が近づくと当時を思い出し、辛く悲しい気持ちになられる方は多いと思います。
しかし震災により得られた教訓を忘れず、後世へ伝え続けていくことが大切なのではないかと思います。

◆組合活動に行ってきました

さて、昨日は西表島カヌー組合の取り組みの一つである道路整備をしてきました。
カヌー乗り場までの農道が草や木が伸びると見通しが悪くなり、交通事故の原因にもなるので年に数回、組合員全員で草刈りをするのです。

以前は決められた日に組合員全員が集まって一斉に作業をしていましたが、現在はそれぞれのショップが空いた時間に1時間くらい作業するというルールになりました。

夜のビールが美味しかったのは言うまでもありませんね。

◆組合活動の必要性

西表島カヌー組合に加盟しているショップは40近くあります。多いと思いませんか?
そして、組合に加盟していないショップもあり、それらを合わせると西表島でカヌーやトレッキング関連の業者は、な、なんと今現在123社もあるのです!

1998年から営業しているしゅうさんでさえ、もう全社を把握できなくなりました。
(;-⊡ω⊡) ワカラン (⊡ω⊡-;)

竹富町観光案内人条例免許事業者

道路整備などは本来する必要のない作業なのかもしれませんが、西表島カヌー組合では「義務」としています。

安心安全なツアーとはフィールドに行くまでの道中も含みます。
また、組合員で整備し続けることで組合員同士の協力関係も生まれ、フィールドで問題が発生した際の助け合いにもつながります。
それが日ごろの組合活動の成果なのかなとも思います。

◆貸し切り!ピナイサーラの滝

正月休みが終わり、ここ最近は大人気のピナイサーラの滝を訪れる方もだいぶ減りました。
貸し切り状態でツアーを開催する日も…

西表島は今のところインバウンドは無縁のようです。

 「安全・安心な観光地づくり勉強会」に参加しました 2025年1月11日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

先日、竹富町から勉強会のお知らせがありましたので参加してきました。

◆竹富町観光危機管理マニュアル作成事業

竹富町では令和6年度事業として、今年の3月までに竹富町観光危機管理マニュアルなるものを作成、公表するそうです。今回はそのための勉強会でした。

集まったメンバーは地元住民15名と竹富町役場の職員が数名。講師は株式会社サンダーバードの翁長由佳さんでした。

観光業がこれほど盛んな島なのに参加者が少ないことにびっくりしましたが、約2時間にわたって観光地における危機管理について学び、意見交換をしました。

株式会社サンダーバード facebookより

◆観光地における危機

GWや夏休みに竹富町の島々にたくさんの観光客が訪れている中、

  • 地震や津波などの自然災害が発生したら?
  • 台湾有事やテロが起きたら?
  • コロナのような感染症が広まったら?

などなど、旅行先で不測の事態が起きた場合、観光客はどうしたらいいのか。また、西表島以外の場所で発生した事象によって観光客が島に来なくなるかもしれません。

いつ起きてもおかしくない危機について考えいるうちに数年前のコロナ禍を思い出し、当時の辛い記憶がよみがえりましたよ(涙)

◆大きな危機、小さな危機

勉強会では西表島特有の危機についても意見交換しました。

  • ツアー中の地震、津波
  • 外国人観光客の対応
  • 船の欠航による物資不足
  • 野生生物の交通事故
  • 不法な生物採取
  • 繁忙期の夕食難民
  • 頻繁に起きる停電
  • 単独入山者の遭難
  • 大きな病院がない

他にもたくさんの危機が挙げられました。

あ、いま思い出しましたが、風車のカヌーを勝手に使用してピナイサーラの滝へ行った観光客もいました。これも西表島特有の危機ですね。

◆「自助」ができてこそ

地震、津波、台風だけでなく様々な危機はいつどこで起こるかわかりません。

特に竹富町は町役場が石垣島にあり、西表島や竹富島など観光客がたくさん訪れる島で何か大きな観光危機が発生しても「公助」には限界があるとのこと。

そこで「共助」の必要性がありますが、勉強会を進めていくにつれ、しゅうさんは「 “自助” ができてこその “共助” である」という答えにたどり着きました。

◆参考資料

勉強会で教えていただいた沖縄旅行に役立つ情報サイトを紹介いたします。

  1. 沖縄・安全♥安心な観光地へ!
    沖縄の観光危機管理に関する有益な情報を提供する一般財団法人沖縄観光コンベンションビューローが運営するポータルサイト
  2. ハイサイ!防災で~びる
    沖縄県内の災害に関する情報を多言語対応で発信
  3. Safety tips
    観光庁監修の外国人ツーリスト向けの災害情報アプリ
  4. ハザードマップポータルサイト
    洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報などを地図や写真に重ねて表示
◆勉強会を振り返って

これを機に、観光危機について竹富町から作成されるであろう観光危機マニュアルに沿って、何かあっても迅速に対応できるようにスタッフ同士で情報共有し、定期的に訓練をする必要があると感じました。

その上で当店のツアーに参加された方が「観光危機」に巻き込まれた時に可能な限りの対応ができるように備えておくことが大事ですが、基本的には観光危機になるべく巻き込まれないようにする必要があります。

例えば「台風接近時にフェリーが全便欠航しそうな日は早めにツアーを中止にして、石垣島から西表島に渡らないようにする」など、未然に危機を回避するアクションをしていきたいです。

2025年も安全・安心な観光地の中で、安全・安心なツアーを楽しんでもらえるショップでいられるように頑張ります。

 《2025年の幕開け》新年のごあいさつ 2025年1月1日


みなさま、新年おめでとうございます。
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

本日より2025年。
新しい年のはじまりですね!

年の初めにあたり、本年の西表島カヌーツアー風車の決意をお伝えいたします。

◆これまで以上にルールを順守

2025年3月よりピナイサーラの滝やサンガラの滝など、一部のエリアでは厳しい立入制限が始まり、一日あたりの入域人数も厳密に管理されます。

フィールド利用の仕組み

案内できるガイドもただ条例に基づく免許を取得しているだけでなく、実技試験、筆記試験などに合格した「登録引率ガイド」である必要があります。

ガイド(観光案内人)免許制度の概要

当店では2023年12月より準備をすすめ、所属する全ガイドがピナイサーラの滝やサンガラの滝を案内できる「登録引率ガイド」に認定されました。

世界自然遺産である西表島の特別なエリアをガイドする責任感をこれまで以上に感じ、これまで以上にフィールドを守る意識を高めていきます。

◆今年も開催!サガリバナツアー

2025年の夏もサガリバナカヌーコースでスタートです。

すでにツアーの受け付けも始まり、リピーターの方を中心に順調にご予約をいただいております。ありがとうございます!

本来であれば夏の観光シーズンが始まっているので、日中に開催するコースに専念したほうがスタッフの体調管理の面からしても安心ではあります。
しかし、西表島を代表する夏の風物詩であるサガリバナの美しさを、少しでも多くの方に観ていただきたく思い、今年も万全の体制でツアーを開催いたします!

◆創業26年目も前進あるのみ!

昨年に創業25周年を迎えた風車です。
本年も初志貫徹の精神を忘れず、安全で安心していただけるツアーをご提供いたします。

沖縄県公安委員会指定の安全対策優良海域レジャー提供業者(マル優)への認定はもちろん、ガイドのスキルアップを目指すための研修、自己啓発のための長期休暇など、長く当店でガイドを続けてもらえるための職場づくりもさらに進めて参ります。

風車にとって更なる飛躍を遂げる一年になるよう、スタッフ一同、一日、一日を大切に過ごしていく所存です。
今年の大晦日に「あっという間の一年だったね」と笑顔で語り合えるよう、がんばりますね。

本年も風車をどうぞよろしくお願いいたします。

西表島カヌーツアー風車
代表 大谷修一