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9月の西表島ってどんな感じ? 2024年9月9日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
今年の夏休みも本当に暑い暑い毎日でした!
とは言っても、近年は気候変動の影響によって、夏は沖縄よりも内地のほうが高温の日が多くなりましたね。
朝の天気予報やニュースで36度、38度、時には40度超え!なんて言葉を耳にすると、しゅうさんには経験したことのない暑さの中、日常生活を送られている方々は本当に大変だろうな…。としみじみ思います。
◆残~暑は続く~よ、い~つまでも~♪
本日の最高気温の予想は広島と大阪で36℃、名古屋は35℃。まだまだ全国的に厳しい残暑に見舞われていますね。
夏休みも終わり「もう秋ですね…」とセンチメンタルに言いたいところですが、ここ西表島も本日の最高気温は32.4℃でした。
これから沖縄旅行へ出かける方にとって石垣島、西表島の暑さはいつまで続くの?夏は終わっちゃったの?と疑問に思われる方、
「安心してください!暑さは10月上旬まで続きます(笑)」
しかしながら、確実に秋の足音は聞こえてきましたよ。
- 夏休みが終わり、ご家族でのゲストが減った
- 日の出が遅くなった、日の入りが早くなった
- 川の水温が少しずつ下がってきた
- 台風情報が気になりすぎる
◆子供たちは勉強、勉強!ジャングルは大人の雰囲気♪
7月、8月はあれほど子供たちで賑わったフィールドから小学生、中学生はほとんど見かけなくなりました。
2学期が始まり、今頃は勉強に部活に毎日がんばっているのでしょうね。しっかり学んで、遊んで、また来年の夏休みに遊びにきてください!
そして9月に入ると大人だけの旅行、特に女性の一人旅が多く見られるようになりました。自由気ままにノープランで楽しまれているようです。
外国人の旅行者も増えてきましたね。特にヨーロッパからお越しになる方が多いです。
当店のツアー参加者の多さでは1位ドイツ、2位フランス、3位スイスといったところでしょうか。また英語の勉強をしなくてはなりません(汗)
◆川はまだまだ泳げます
7月~8月に比べると水温は若干下がりますが、まだ思い切り遊べます。夏の暑さが残る限り、川遊び、滝あそびを楽しみましょう!
しかし、寒がりの方や長時間、川に入るにはギリギリの季節かもしれません。
◆日が短くなったら朝も夜も楽しめる!
6月~8月は昼間が長くいつまでも外で遊んでいられましたが、これからは少しずつ日の出が遅く、日の入りが早くなってきます。
ここでしゅうさんからの提案です。
昼間が短くなる分、朝と夜を楽しみましょう。まずは散歩がおすすめです!
朝が遅くなり始める9月。西表島では朝6時頃から散歩をすると朝焼けを眺めることができます。そして、もっと早起きをすると東の空に冬の大三角をはっきり見ることもできますよ。
夜は7時を過ぎるとあっという間に暗くなります。もちろん星空はキレイなのですが、ライトは持ち歩きましょう。9月とはいえ夜になるとハブが出現することもあり、それが西表島では「日常」です。
◆本格的な台風シーズン到来
7月~9月は台風シーズンです。
1951年から2023年にかけての西表島への台風の接近数について、気象庁の統計があります。
特に9月の台風は大型化しやすいと言われています。
そして、近年では沖縄近海で生まれた台風の卵(熱帯低気圧)が台風へと成長し、数日後には沖縄へ最接近!ということも多くなりました。
9月に沖縄旅行を計画される方は、飛行機やホテルのご予約と同時に気象情報もこまめにご確認ください。
気象アプリで風の様子を定期的にチェックするのもいいですよ。視覚的に伝わるのでとてもわかりやすいです。
→ <気象サービス> Windy
◆<まとめ> 9月の西表島
9月は朝晩が少し涼しくなり、日中も真夏のうだるような蒸し暑さが一段落して過ごしやすくなります。
フィールドは7月、8月に比べると賑わいが少なくなり、ちょっぴり寂しい気もしますが落ち着きを取り戻した感じになります。
とはいえ、西表島ならではの海の碧さとジャングルの深緑は生き生きと輝き、カヌーやシュノーケルもシーズン真っただ中です。
まだまだ夏の雰囲気に満ち溢れる9月。遅めの夏休みを満喫するには最適な季節ですよ。
◆ご予約はお早めに
風車は複数のツアーを開催しておりますが、受け付けは先着順のため、一つのコースにご予約をいただくと他のコースの受け付けを停止することもあります。
ノープランでも楽しめる9月ですが、できるだけ早めのご予約で第一希望のコースにご参加くださいね!
8月の西表島ってどんな感じ? 2024年8月1日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
今日から夏本番中の大本番、8月のスタート。西表島は観光業の最盛期です。
8月の沖縄は楽しいに決まってる!
八重山旅行はワクワクでいっぱい!!
ご期待以上に楽しんでいただきたい。そんな想いで8月の西表島に観光で来られる皆さんに注意点をお知らせします。
◆西表島に宿泊するメリット
- 石垣島へ戻る必要がないのでアクティビティツアーの終了時間が気にならない
- 早朝ツアー、ナイトツアーに参加できる
- 朝焼け、夕焼け、星空など「離島の離島」ならではの風景が見られる
夜は町へ繰り出してはしご酒!という方には不向きな西表島ですが、自然と触れ合うことを目的に選択されるのであれば、石垣島からの日帰りではなく、ぜひ西表島にお泊りください。
朝には朝の、昼には昼の、夜には夜の西表島でしか見られない、感じられない自然体験が溢れていますよ。
◆西表島に宿泊するデメリット
- 朝食のみの宿泊プランだと夕食難民になる可能性がある
- 台風接近時は早めにフェリーが欠航する
夏場は飲食店が非常に混み合います。当日ふらっとお店に入っても予約でいっぱい!というのは日常の光景となりつつあります。
旅行のためのホテル、飛行機、アクティビティツアーの手配と同時に、宿泊先が夕食なしのプランであれば飲食店の予約もしておきましょう。お酒を飲まれる方には送迎付きのお店もありますよ。
沖縄の旧盆(旧暦7月13日~15日)に当たる期間は、特にお休みする飲食店が多いのでお気を付けください。
また、台風に関するキャンセルの取り扱いはホテルによって違うようですが、宿泊に関しても以下のようにならないようにお気をつけください。
台風が来てるからホテルをキャンセルしたいけどキャンセル料が発生する
↓
キャンセル料を払うのが嫌なのでとりあえず泊まる
↓
台風でどこのツアーも中止になりすることが無くなった
↓
台風が過ぎるまでホテルに缶詰状態
↓
台風が過ぎても船はすぐに動かない
↓
数日後、何もできないままようやく島を出る
◆希望に合ったアクテイビティツアーを見つける難しさ
風車はマングローブカヌーやトレッキング、キャニオニング体験など、いわゆる「アクティビティ業者」です。そして西表島にはなんと120社以上の同業者があり、超レッドオーシャンの業界なのです(汗)
→ <竹富町観光案内人条例>免許事業者(ガイド)一覧
ところが、120社以上もあるので「天気予報を見てから決めよう」「朝の気分で決めよう」などと考えていたら、イメージしたアクティビティ体験ができない可能性があります。
その理由は、まず120社すべてを比較検討するのは不可能に近いです。
しゅうさんは西表島で25年ほどこの業界にいますが、今は知らないお店、知らないガイドが多数います。同業者ですらそんな感じなので、ネットで希望に合ったツアーを探すのはかなりの時間がかかります。
やはりお店選び、ツアー選びは早めに取り掛かる方が良いでしょう。
そして8月は家族旅行のハイシーズンなので、人気のあるお店やツアーはすぐに満員となります。
例えば夏休み中に当店で一番人気のあるマングローブカヌー&滝あそびいっぱいコースは、一人のガイドに対して参加者は7名までとなります。
4人家族のお申込みがあると、別の4人家族が申し込みを希望されても定員オーバーで対応ができないのです。特にグループ旅行で10名前後で参加の場合は2名のガイドが必要になってくるので、直前のご予約はかなり困難になると思われます。
ホテルも飲食店もアクティビィも事前予約が必要ですが、せっかくのサマーバケーションを残念な思いで過ごすことのないよう、早め早めに楽しみながら計画を立てていきましょう!
◆レンタカーの予約もお早目に
当店では8月のツアーの予約が本格的に入り始めるのはGW過ぎからです。アクティビティに関してもそのような状況なので、ホテルの予約もほぼ埋まっている頃だと思われます。
先にも述べたように、ホテル、飛行機、アクティビティツアー、飲食店を予約したら、次はレンタカーも確保しましょう!
西表島のレンタカーは石垣島と比べると台数はかなり少なく、8月はお盆の時期を中心に満車となります。多くの方が2日間や3日間の利用なので、予約が遅れると2日以上借りることが難しくなってきます。
西表島にはタクシーは走っておらず路線バスも日中に数便あるだけで、夕方以降の移動手段はレンタカーしかありません。西表島は県内では沖縄本島に次いで2番目に広い島です。ご旅行中の移動手段としてレンタカーの確保は重要と思われます。
◆突然の停電…まずは落ち着いて!
2024年夏、西表島では停電が度々発生しています。台風の暴風や落雷による影響なら仕方ないと諦めるしかないのですが、なんでもない時に何故かいきなり停電が発生するのです。
特にしゅうさんが「イラッ」としてしまう停電とは…
- 熱帯夜の停電で汗びっしょりで目覚める時
- 入浴中に洗顔してる最中の停電
- 夕食を「いただきまーす!」した瞬間の停電
- 愛鳥のオマメちゃんが放鳥中の停電
最後のオマメちゃん放鳥中の停電に関しては、イラッというよりオマメちゃんがパニックになってしまうので心配でしかたありません。
5分から10分程度の短い停電が頻繁に発生すると、ヤレヤレという気持ちになるのと同時に「なんで??」と疑問になります。電化製品にも悪影響を及ぼすので、電力会社さんはぜひ改善してもらいたいです。
西表島で頻繁に起こる停電については以前もブログにしたためたことがありますが、宿泊中の突然の停電に備えて非常用のライトはわかる位置に置いておきましょう。
そして停電になった場合はライトで足元を照らしながら外に出て、街路灯や周辺の建物も真っ暗になっているかチェックしてください。
台風、落雷以外の停電の場合はしばらくすると復旧することがほとんどですので、焦らずにお待ちくださいね。
→ <ブログ>西表島で突然の停電…でも焦らないで!
◆8月でも咲いているサガリバナ
上原港近くにあるロビンソン小屋さんの敷地の片隅には大きなサガリバナの木が生えていて、スーパー川満さんの駐車場から間近に眺めることができます。
8月だと開花の全盛期は終えていますが、まだ少しは咲いている花があるかもしれません。朝や夜にスーパーへ行ったら、ぜひチェックしてみてください。とても良い香りがしますよ。
(下の写真は6月の開花風景です)
◆<まとめ>8月の西表島
とにかく一年で一番、西表島がにぎやかな月が8月です。
海で遊ぶのもよし、川や滝つぼで遊ぶのもよし、星空を眺めるのもよし。何をして過ごしても最高の季節であることは間違いありません。
しかし、日焼けのし過ぎによる火傷やケガ、開放感からのお酒の飲みすぎ、熱中症には十分に気をつけて楽しみましょう。それが8月の西表島を余すところなく満喫するコツですよ!
沖縄地方、梅雨明けしました! 2024年6月21日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
昨日の6月20日、沖縄地方の梅雨明けが沖縄気象台から発表されました。
我が家のプルメリアも突き抜けるような青空に向かってたくさんの花を咲かせ、甘い香りを漂わせています♪
◆暑さの質が変わります
今年は平年より1日早く、昨年の2023年より5日早い梅雨明けでした。
しかし、沖縄本島から400㎞以上も南西に離れた西表島では、もう一週間くらい前から梅雨が明けていた感じです。
どんよりした曇り空から一転、青空が広がることで夏を感じられるようになるのですが、それよりも「暑さ」が一皮むけて昇段したようです。
一体どういうことかというと、梅雨明け前までに比べてエアコンが効きにくくなるのです。
これまで冷房の風量は「弱」で十分だったのが、昼間は風量「中」に。そしてエアコンだけでなく扇風機も回さないと暑いのです。
しゅうさん家ではエアコンの使い方で本格的な夏の到来を感じるのです。
◆2024年の梅雨を振り返って
西表島では今年は4月下旬から梅雨空の日が多くなりました。
GWの天候が不安定なのは毎年のことですが、ただ、いくら西表島や石垣島で雨が降り続いても沖縄本島地方が降っていなかったからなのか、沖縄地方の梅雨入りは5月21日でした。
今年の梅雨の特徴は、とにかく強い雨が降り続き、特に沖縄本島中南部では災害級の雨が何度かありました。
◆「夏の風物詩」始まります!
そして梅雨が明けた今、夏の風物詩 “サガリバナ” の季節のはじまりです。風車のサガリバナカヌーツアーは、今年は6月27日から始まります。
夜明け間近の川を漕ぎ進み、目覚めはじめた野鳥のさえずりをBGMに鑑賞するサガリバナ。梅雨真っ最中の本州をちょっと離れて、こんな朝活もしてみませんか?
まだ空きもございますので興味のある方は一度こちらをご覧ください。
ただしサガリバナを観るだけなら上原港近くのスーパー川満の駐車場でもできます。夕食後、ビールでも買い出しに行く時はチェックしてみてくださいね!
《ご注意》真夏のカヌーツアー 2024年6月20日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
先週、沖縄本島では100年に一度クラスの大雨が降ったとか。梅雨明けへ向けての最後の本格的な降水のようです。
春までは水不足、水不足と騒がれていましたが、本日の6月20日現在でダムの貯水率は100%に回復しました!まずは一安心ですね。
→ <沖縄県水道局>ダム貯水率
◆西表島はどうなの?
一方、沖縄本島から400kmも離れた西表島では数日前から梅雨明けを予感させる天候が続いています。
そして西表島の夏の始まりは稲刈りの季節でもあります。
石垣島のスーパーに行くと今年の新米が売られていると思いますよ。機会があればチェックしてみてくださいね。
◆そろそろ本題へ…
梅雨も明けたと思われる西表島ですが、これから暑い季節が10月頃まで続くので、カヌーツアー中には気をつけないといけないことがあります。
それは熱中症対策と日焼け対策です。
当店には山歩きのない、とてもライトなカヌー体験のみのコースもありますが、12月~2月頃に比べて6月下旬~10月上旬に参加した方では同じツアー内容でも疲労度は3倍くらい違います。
「カヌー漕ぐ距離、漕ぐスピードは同じなのになぜ?」
答えは日差しの強さのレベルが違うのです。
◆熱中症対策
当店からゲストの皆さまへお伝えしたい熱中症対策は以下のとおりです。
- 石垣島、西表島に来られる1週間くらい前から暑さ対策をしましょう。具体的には入浴をしたり、ウォーキングをして汗をかく習慣をつけましょう。
- ツアー前夜のお酒はほどほどに。そして睡眠はしっかりととりましょう。
- ツアー中は水分補給をこまめにしましょう。アクエリアスなどのスポーツ飲料はがぶ飲みせず、日本酒をチビチビと飲むような感じで飲みましょう。
- 帽子をかぶりましょう。サングラスもあれば目が疲れにくいです。
- 服は速乾性の生地がよいでしょう。
- 出発前の体調に不安があればガイドに伝えましょう。キャンセル料は発生してしまいますが、ツアーに参加しない勇気も大切です。
- ツアーが終了したらシャワーを浴びて、乾いた服に着替えましょう。
◆日焼け対策
日焼けを絶対にしないつもりでも、屋外で遊ぶと少しは焼けてしまいます。
もしも「沖縄に行ってきたよ~」感を出したいのであれば、焼かないつもりなのに焼けちゃった。くらいがちょうどいいです。
日焼けをする気満々だとやけど状態になりますので気をつけましょう。
- なるべく肌を露出しないようにしましょう。
- 日焼け止めは塗り直しを忘れずに。
- カヌーはなるべくマングローブの木陰を漕ぎましょう。休む時もなるべく日が当たらない場所を選びましょう。
◆熱中症ゼロ、焼きすぎゼロ
もしもツアー中に体調の変化(悪化)を感じたら、なるべく早めにガイドにお知らせください。がまんしたままツアーを続行しても体調は回復しませんからね。
この夏、風車のツアーは熱中症ゼロ、日焼けで後悔する人ゼロを目指します。
◆ここでCMです
当店では帽子やタオル、ドリンクの他に“風車オリジナル手ぬぐい”も販売しております。
ピナイサーラの滝(滝うえ&滝つぼ)コースの風景をあしらった唯一無二のほのぼのデザインです。
帽子を忘れた方は“風車オリジナル手ぬぐい”で帽子をつくってみてはいかがでしょうか?
ちなみに販売価格は660円(税込み)となっております。
((*_ _))ペコリ
→ <祭塾> 手ぬぐい帽子
<2024年>台風シーズン到来!! 2024年5月23日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
先ほどフィリピンのミンダナオ島付近に熱帯低気圧が発生し、台風1号になるのでは…というニュースが入りました。
先日、梅雨入り宣言!とお伝えしたと思ったら、もう台風の話題に…
5月病でボーッとしていても季節は確実に進んでいますね(汗
◆5月27日以降に沖縄に来られる方
天気予報を頻繁に確認しましょう!
明日は雨か晴れか、暑いか、涼しいかをチェックするだけでなく、台風情報も常に最新のものを入手する必要があります。
→ <気象庁> 台風情報
台風が接近、発達すると海が次第に荒れていきますのでツアーに参加せず個人でシュノーケルなどする場合は本当に気をつけてくださいね。
風の情報を手っ取り早く知りたいのであれば、Windyという無料のアプリがおすすめです。風向きや風の強さを視覚的にわかりやすいです。
◆台風接近時のツアーはどうなるの?
5月23日の時点ではまだなんとも言えませんが、予報を見る限りは西表島のかなり南の海上を通過する予想となっており、大げさな台風対策は今のところしなくてもよさそうです。
ただし、海がかなり荒れてくると石垣島からのフェリーが欠航するおそれがあります。
ツアーを開催する前提条件は、
“石垣島と西表島(上原港もしくは大原港)を結ぶ航路が終日運航すると決まっている”
となります。
「ツアーを楽しんでいたら上原港も大原港も欠航して石垣島に帰れなくなっちゃった!」こんなことになっては困りますよね。
◆日程変更も可能な限り対応
夏休みシーズンだとアクティビティツアーは連日、ほぼ満席になるので日程変更はできないことが多いです。
しかし、5月後半は幸いにも超閑散期ですので、希望があれば可能な限り日程変更に対応いたしますので、お手数ですがご連絡ください。
→ お問合せフォーム
今回は梅雨時と重なっているため、台風の影響で大雨が降る可能性もあります。猛烈な暴風はないかもしれませんが西表島はここ数日、雨が降ったりやんだりで川も増水気味です。
これから台風が遠く離れていくまで気を引き締めてツアーを開催していきたいです。
【令和6年】梅雨入り宣言! 2024年5月21日
気象庁は本日の5月21日、沖縄地方の梅雨入りを宣言しました。
今年の梅雨入りは平年より11日、昨年に比べ3日遅かったそうです。
◆沖縄地方!?
全国の皆さんにとって「沖縄地方」というと石垣島や西表島を含めた沖縄県全体をイメージするかもしれません。
しかし、西表島に暮らしていると「沖縄地方」というのは「沖縄本島地方」のことかな…と思ってしまいます。
というのも、沖縄県はとてもとても広く、沖縄本島地方と石垣島や西表島のある八重山地方は約400㎞も離れています。それは東京⇔大阪の距離とほぼ同じです。
そして今年はGW前から雨や曇りの日が多く、すでに梅雨を感じながらの日々でした。
毎年のことですが、沖縄本島から距離のあるここ西表島では、気象庁の梅雨入り宣言より2週間ほど前には「もう梅雨だよねー」という会話があちこちから聞こえてくるのです。
ちなみに梅雨入り宣言のあった本日、西表島ではなぜか青空が(笑
◆梅雨を感じる景色
よく降る雨でピナイサーラの滝はいつも増水気味でした。船浦大橋から遠目に見ても水量の多さが分かります。
通常モードのピナイサーラの滝。癒されます。
梅雨の季節に間近で見る増水中のピナイサーラの滝は大迫力です。
蒸し暑くなるとハブの登場も増えます。
※ 苦手な方は閲覧注意 ※
日課の夜のウォーキングでは、季節によって様々な島の生き物たちに出会える楽しみがあります。
しかし、梅雨時の夜道は星空を見上げる余裕などありません!皆無です!!
足元を確実に懐中電灯で照らしながら緊張感をもって前へ進まなくてはなりません。
雨あがりの夜にはハネアリが飛び交い、そのハネアリを食べに道路にはカエルやヤモリ、そしてムカデがウヨウヨと…
緊張からの冷や汗で首筋に張り付くハネアリ、ジグザグに歩かないと踏んでしまうほど出現するカエル、道の真ん中で微動だにしないヤモリ、なぜか一年中突進してくるゴキブリ、そして予測不可能な動きをする特大ムカデ…
(;°-°;))) コ、コワイ
この季節、夜のウォーキングでかく汗はベットリするのです。
<動画> 閲覧注意!ムカデいっぱい
◆梅雨明けはいつ?
沖縄の梅雨明けはユッカヌヒー(沖縄の方言で「4日の日」)と呼ばれる旧暦の5月4日頃だと昔から言われています。
その旧暦の5月4日は海人(うみんちゅ)にとって大切な日でもあり、航海安全と豊漁を祈願するために沖縄各地で伝統行事のハーリーが開催されます。
西表島の白浜地区でも海神祭が行われます。
2024年の旧暦5月4日は新暦では6月9日。
海神祭のメインイベントであるハーリー競漕においてスタートのドラが鳴るともう梅雨明け間近です。
これまでの経験から実際の梅雨明けは6月20日頃かな…と思います。
◆この季節、どんな服装がいいの?
実際には4月中旬から10月中旬までは夏服で過ごすのが基本なので、Tシャツ&短パンでOKです。ただし、店舗や船ではクーラーがよく効いているので冷えが苦手な方は薄手のパーカーなどがあればよいでしょう。
足元は雨でもへっちゃらのサンダルです。島感を出すならギョサンがよいでしょう。
◆梅雨時の注意点
- 雨上がりの夜はハブもよく出現します。夜の散歩はスマホの画面だけでは足元ははっきり見えません。懐中電灯を忘れずに。
- 天気予報以上の雨が降る場合もあります。ツアーに参加せずに川で遊ぶ際は増水に気をつけてください。
- 逆に晴れる日もあります。その際は日差しも強いので熱中症に注意してください。帽子、サングラス、飲料水は常に持ち歩きましょう。
◆フェリーを利用するとき
西表島の海や川で遊ぶのは少々の雨でも気温が高いので問題なく楽しめます。しかし、石垣島に帰る際には乾いた服に着替えてフェリーに乗船しましょう。
濡れた服装でフェリーに乗るのはマナー違反です。お気をつけください。
当店のツアーに参加したあとフェリーに乗る方は、必ず着替え一式とタオルを忘れずにお持ちください。無料のシャワー室と更衣室がありますので、きれいさっぱりしてからお帰りくださいね。
「寒むっ!」はトレッキングのベストシーズン? 2024年1月28日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
全国的に寒波に襲われた日本ですが、ここ西表島でも寒い日が続いています。
なんと数日前は朝の最低気温が12℃台に!
(((=_=)))ブルブル
雪国にお住まいの方にとっては「12℃!?あったかいじゃん!」と笑われるかもしれませんが、冬でも20℃前後の生活をしていると18℃を下回るだけで寒さが身に沁みます。
◆寒いとツアーは中止?
強い北風と曇り空、そして日中の最高気温も15℃前後…。じっとしていると風邪をひきそうなくらい寒いのですが、ツアーは通常開催をしています。
では、寒い日でもツアーを楽しむにはどうしたらいいのでしょう?
▼服装
基本的には重ね着で防寒対策をお願いします。
上はTシャツ、長そでシャツ、そして薄手のジャンパー。下はスパッツ、短パン。亜熱帯の真冬はこれでOKです。
ただしこの服装はカヌーやトレッキングなどの動き続けるアクティビティには有効ですが、魚釣りなどあまり動かない場合は身体は芯から冷えますので、もっと暖かい服装にしましょう。
▼手足を濡らさない
カヌーは水上で遊ぶアクティビティで、当店のメインはピナイサーラの滝へ行くツアーです。常に水に触れ合うチャンスはあるのですが、あまり手足を濡らさないことをお勧めします。
特にカヌー乗り降りの際は、ガイドがゲストの足がなるべく濡れないようにサポートします。シューズが濡れると足を冷やし続けてしまいますからね。
寒くてもゲストに楽しんでいただくため、ガイドは細かいところに気を遣っています。どうぞ安心してツアーにご参加ください。
▼疲れは夏の30%?
夏は冬と同じツアーでも暑さに参ってしまいます。充分な飲み物と紫外線対策、熱中症対策など、暑さからどう身体を守るかが重要です。
しかし、冬場は身体を動かすには最適です。汗もそれほど出ないので、ツアーが終わった後は爽快感さえあります。疲れは夏の30%ほどといったところでしょうか。
閑散期でフィールドも比較的に静かですので、最初から最後までリラックスした状態で過ごすことができます。
◆冬ならではの優しい日差し
冬場の西表島は晴れる日は少ないのですが、わずかな時間でも日差しがでると一瞬で雰囲気が変わります。のんびり過ごせるツアー進行の中、素敵な景色に出会いましょう。
西表島に宿泊する準備 ~上原地区編~ 2024年1月19日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
西表島には様々な宿泊施設があります。その多くが小規模に運営をしているので、GWや夏休みシーズンは早い時期に予約で埋まっているということはよく聞く話です。
ただ一年のうち繁忙期と言える期間はとても短く、年間を通すと閑散期の方が長いのが現実ではないでしょうか。特に1月、2月は閑散期のピークと言える寂しい季節です。
今日はこの時期に西表島に宿泊を予定されている方に注意点をお知らせします。
◆宿の送迎サービス、ある?ない?
冬場は雨がよく降ります。
雨といってもザーザー降りの雨というよりは1時間に1㎜くらいの弱い雨です。そして、その雨は季節風の強い北よりの風の影響で横から降ってくるイメージです。強い北風は体感温度を下げるので、天気予報で表示される気温ほど暖かく感じないのが西表島の冬の特徴です。
今まさに西表島の上原港周辺の宿泊施設をご予約されている方、港から宿まではどのように向かいますか?
送迎サービスがあれば特に問題はありません。フェリーやバスの到着時刻を伝えておけば問題なくお迎えに来てくれるはずです。
しかし、もし送迎サービスがなかったら…。
上原港から徒歩数分の目的地であっても強い北風と雨の中を歩くと、恐らくずぶ濡れになります。
宿泊予定日の天気予報をチェックした上で、雨に振られそうであれば雨ガッパ、折りたたみ傘などの準備をしておくことをお勧めいたします。
→<気象庁> 石垣島地方の天気予報
→<気象庁> 雨雲レーダー
◆夜道対策
冬場は朝7時でも暗いです。
夜も19時を過ぎると真っ暗になります。
西表島には外灯がほとんど無いので、灯りを持たずに外出すると足元も見えないかもしれません。宿泊先で懐中電灯を貸し出していれば問題ありませんが、足元を確認しないまま夜道を歩くのは危険です。
しゅうさん自身、夜のウォーキングではヘッドライト&懐中電灯の二段構えで夜道対策をしていますよ。そうしなければハブがいても気づけなかったり、カエルやバッタ、カニなどの小さな生き物を踏んでしまう恐れがあるのです。
そして車を運転しているドライバーからも歩行者はよく見えないので、なるべく明るめのライトを用意しておきましょう。
◆お食事
宿泊施設の多くは食事の提供がありません。
一泊二食付きの宿なら問題ありませんが、素泊まりの場合「自炊設備はあるの?」「冷蔵庫の大きさは?」などチェックしておいたほうが良いでしょう。
そして上原港近くのスーパー川満(かわみつ)は朝7時からの営業で、開店直後であっても限られたお弁当やおにぎりしかありません。多くの商品は石垣島から朝の船便で送られ、スーパーの棚に並ぶのは11時前です。
マクドナルドや吉野家など無い島ですので、朝食の準備は西表島に入る前に石垣島で用意しておいたほうが無難です。
夜も食べるところを事前に考え、予約をとり、宿から遠いのであれば送迎サービスの手配もしておくことをおすすめします。ノープランでその日の夜を迎えると、行こうとしてたお店が臨時休業であったり、すでに予約で満席だったりで夕食難民になってしまうのでご注意ください。
お店によってはお支払いが現金のみの場合もあります。上原港周辺には金融機関もATMもありませんので、多少の現金も用意しておくと安心です。
◆洗濯
上原港周辺にコインランドリーはありません。
西表島に連泊をされる方は宿に洗濯機があるのかを確認しておくのがよいでしょう。
そして基本的に湿度の高い気候ですので、外に干してもなかなか乾きません。特に冬場は強い北風に雨が混じることがあるので、風の当たる場所に干すと逆に濡れてしまうこともあります。
西表島の宿を予約する際は、洗濯物はどうするのかも検討しておきましょう。
◆レンタカー
島で暮らしていると車は必須です。
冬場でも晴れればレンタサイクルやレンタルバイクも良いのですが、基本的には広い島内を移動するにはレンタカーがないとどこに行くのも大変です。
現在、西表島にはタクシーは走っておらず、公共の乗り物である路線バスは便数が少ないので島内を移動するにはレンタカーの利用をおすすめします。
→ <西表島交通株式会社> 西表島の路線バス
◆島内観光
西表島は沖縄本島に次いで県内で2番目に広い島です。
上原港周辺から由布島や西表野生生物保護センターへ行く場合、レンタカーがあれば問題ありません。出かける前には由布島の水牛車の出発時刻、西表野生生物保護センターの開館時間をチェックして効率よく観光しましょう。
ただし、レンタカーではなく路線バスの移動に頼ると、一日のほとんどがバスの待ち時間になってしまうのでご注意を。
◆最後に宣伝です!
当店のマングローブカヌー体験&由布島コースは体力に自信のない方向けのツアーです。
一日で西表島の観光名所(カヌー体験、西表野生生物保護センター、由布島水牛車観光)を効率よく巡ることができ、トレッキング(山歩き)のない内容なので三世代ファミリーでもお気軽に参加できます。
「レンタカーは利用しないけど西表島観光を楽にしたい!」
そんなご希望を叶える充実コースとなっております。皆さまのご参加をお待ちしております!
1月の西表島ってどんな感じ? 2024年1月14日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
2024年に入り、1月もあっという間に2週間が経ちました。
お正月モードもすっかり消えて西表島の上原港周辺でもほとんど人を見かけなくなりました。これから3月の春休みシーズンまで長い閑散期が続きます。
◆閑散期は何してるの?
という質問をよく受けますが、実はツアーは毎日開催できるように心と体の準備はしています。
天気がパッとしない日が多いのも西表島の1月の特徴ですが、底冷えをするくらい寒いわけでもなく、外で身体を動かすにはちょうど良いくらいです。
お客様がいない日は朝食後、昼食後、夕食後としゅうさんは奥さんのやっちゃんとウォーキングに出かけていますよ。繁忙期の夏場を乗り切るには常に動ける身体にしておくことが大事です。
朝の散歩は朝焼けを楽しみ、昼の散歩は気分転換、そして夜の散歩は星空や野生生物の観察。
1回30分ほどの散歩ですが、日々、移り変わる西表島の自然を体感していると、ツアー中にお話しできるネタはどんどん増えていきます。
ただお客様がいないのが残念…( ;ㅿ; )
◆時間のある冬だからこそ出来ること
1月は翌日のツアーが入っていない不安の中で毎日、ホームページの更新やツアーの改良などをしていますが、6月下旬から開催予定のサガリバナツアーに関してはおかげ様で続々とご予約を頂いております。
おそらくGW前にはほぼ全日程で満席になると予想していますので「今年こそは西表島でサガリバナを観たい!」と思われている皆さんはお早目にご予約をお願いします。
寒さはこれからが本番ですが、一年で一番暑い時期に開花するサガリバナ。今年の夏は西表島のお花見カヌーでスタートしましょう!
12月の西表島ってどんな感じ?寒い or 暖かい? 2023年12月22日
こんばんは! 風車代表のしゅうさんです。
先ほど、西日本から北日本の日本海側では大雪の恐れがあるとニュースで流れていました。
西高東低のいわゆる「冬型の気圧配置」が続いていますが、17時の東京の気温は8.3℃、朝の最低気温は2.1℃だったようです。
一方、西表島の17時の気温は15.3℃、朝の最低気温は14℃でした。気温だけ見れば西表島の冬は暖かそうに思えますよね。
◆冬の真実はこれだ!
東京よりも気温が7℃も高い。これだけで幸せな気分になれそうですが、実際は厳しい寒さです。きっと「冬の西表島ってこんなに寒いの!?」と思われる観光客の方が大勢おられるのではないでしょうか。
寒く感じる要因は大きく分けて2つあります。
一つは、強い北寄りの風です。風速5~6m/sくらいの風。そしてもう一つはどんよりと曇った空、たまに降る弱い雨。
太陽の日差しがない状態で強い北風に当たり続けると体感温度は下がります。風速1m/sで体感温度が1℃下がると言われているので、現在の体感温度は10℃前後になるのでしょうか。外にいると風邪をひきそうなくらい寒いです。
東京近郊に住んでいると経験したことのないであろう、数日間続く強い北風と鉛色の空、たまに降る雨。青い空と白い砂浜…南国のイメージで来島される方々は恐らくびっくりするでしょう。
◆フェリー(定期船)はどうなるの?
北よりの風が強い日は波浪注意報が発令され、波高が2.5m以上になると高い確率で西表島の上原港航路は欠航します。
西表島の北側にある上原港航路は北風の影響を受けるので、12月はほぼ毎日欠航しているようなイメージです。西表島の南側にある大原港航路は北風の影響が最小限に抑えられるので、冬場でも通常運航が続いています。
つまり12月は台風シーズンではないので、上原港航路が欠航しても大原航路は就航しているので、石垣島から西表島に渡っても帰れなくなるということは、ほぼないと思って大丈夫です。
ちなみに上原港航路が欠航すると、大原港~上原港間はフェリー会社の臨時バスで移動できます。その際の片道は約50分です。
▼石垣島発着のフェリー会社
→ 安栄観光
→ 八重山観光フェリー
◆12月は何をして楽しむの?
西表島のホテルに宿泊している方にオススメなのは、やはりピナイサーラの滝に行くカヌーツアーでしょう。
ピナイサーラの滝に行くために利用する川は北風の影響をもろに受けるエリアが狭く、カヌーも通常通り楽しめます。トレッキングも冬場の気温が20℃を下回ると暑くないので、快適にジャングルを歩くことができます。
夏場は一日がかりのツアーだと1.5リットル以上の飲料水が必要ですが、冬場は0.5~1リットルで十分です。
年間を通して当店人気No.1のピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース。冬こそオススメといっても過言ではありません。
◆川の水は冷たくないの?
“カヌー = 濡れる”というイメージもありますが、当店のツアーはカヌーの乗り降りをする際にガイドがなるべく足元が濡れないようにサポートをしておりますので、ツアー中に濡れることはほとんどありません。
実際、冬の川は冷たいので滝つぼで泳ぐ人はほとんどいません。しかし、ゼロではないんですよ。たまに泳いでいる人もいます。
ツアーが終わった後に熱いシャワーを浴びれますので泳ぎたい方はガイドにお申しつけくださいね。
◆たまに晴れます。たまに風が弱まります。
このブログを書いている今、まさに年に数度の寒波となっているので少しだけネガティブモードになっています。
しかし、実際は冬型の気圧配置が緩み、北風が弱まり、気温も20℃以上になる日もあります。そんな日が数日続くと「海で泳ごうかな?」という気になるかもしれません。
晴れた日は薄着で出歩いても風が心地いい。夜は星がきらめき☆、夜道にハブが出現!
一か月のうち何日かはそんな日もありますが、そのような日に当たった観光客の方はラッキーですよね!
◆<まとめ>12月の西表島
12月の西表島は基本的に強い北風、曇り空、上原港航路は欠航…。なんとなく暗いイメージがしますが、当店は冬場も明るく営業しております。
冬の西表島へお出かけの際は、どうぞ当店のホームページをチェックしてみてね!
٩( ‘ω’ )و ヨロシク♪