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1月ですがTシャツでした 2025年1月28日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
先日の1月24日、西表島の最高気温は23.8℃。
北風が強く寒い日が続きましたが、たまに春の陽気に包まれる日もあるのです。
同じ日、北海道の朱鞠内では極寒の-15.2℃を記録。
(((>_<))) ブルブル
寒さに弱いしゅうさんにとって、真冬の一月に八重山で暮らせることは超ラッキーです!
→ <気象庁>全国観測値ランキング
◆春の陽気のなかピナイサーラの滝へ
この日は風もなく上原航路も通常運航。
最高の観光日和にカヌーツアーへお越しいただいたのは、大学時代からのご友人というお二人でした。
まずはTシャツでレッツゴー!
暑くもなく、寒くもなく。
1月としてはかなり珍しいコンディションの中、ほとんど人のいないフィールドでマングローブカヌーを満喫できました。
カヌーを降りてトレッキングでピナイサーラの滝つぼに到着する頃には、ちょっと汗ばむくらいに(汗)
なんども言いたくなりますが「1月」です。
ただし、滝つぼに到着すると冷たい風に乗って飛んでくる滝の水しぶきが身体に当たるので、5分ほど経つと少しずつ身体が冷えてきます。
そんな時は冷え切る前に上着を着れば快適に休憩できます。
この日は滝つぼの主 “オオウナギ” に会えました。一緒に泳ぎたいところですが、さすがにそれは厳しいかな(苦笑)
バラ科のシャリンバイも咲いていました。
本土では初夏に咲くようですが、春の陽気に誘われたのか、この日に限っては西表島は初夏でしたね。
風車お手製のムーチーで当分補給して、ピナイサーラの滝に別れを告げました。
◆冬だけど温かい日のツアーの服装は?
気温が20℃を超えて日差しがあると夏服でのツアー参加も可能ですが、天候が急変すると強い北風や小雨が降るので、レインコートやウインドウブレーカーなどの上着はあったほうがいいです。
そして、晴れた日でも滝の上や滝つぼでの休憩中は火照った身体が急速にクールダウンされるので寒く感じるでしょう。
体感温度には個人差がありますが、最高気温の予想が18℃以下なら防寒着をご用意されることをお勧めします。
ちなみに冬のしゅうさんは薄手の長そでにレインコートの重ね着でツアーへ出かけますよ。
2024年12月版|西表島カヌーツアー風車に決めた理由 2025年1月9日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
松の内も過ぎ、皆さま新しい年を忙しく過ごされていることと思います。
本日は、毎月恒例となりました「西表島カヌーツアー風車に決めた理由」の12月版を報告させていただきます。
◆ツアーの内容について
- 子どもメインのツアーなので、7歳の子供も無理なく参加できるから(滝遊びいっぱいコース)
- カヌーと滝の両方が楽しめること
- トレッキングなし(マングローブカヌー体験)
- 午後発の半日コースがあったから
- 半日のツアーで手軽だったから
- 半日コース
- 短時間でサクッとできそうだったので
- 楽しそうだったから
- 参加しやすそうなイメージだった
- ピナイサーラの滝に行きたかったので
- ピナイサーラの滝を近くで見たかった
- 来年(2025年)から人数限定になる滝に行けるところ
- 価格と、カヤックとトレッキングの両方が体験可能で午前のみで終了する点
- ツアーの充実度と値段
- 価格と内容のバランス
- 金額が安かった
- 1人参加可能
◆送迎について
- 上原港→大原港の足がなかったため、最後に大原港まで連れていって下さる点が有難かったです(マングローブカヌー&由布島コース)
◆ホームページについて
- ホームページの説明が丁寧だった
- HP内容、安全についての記載など総合的な判断
- HPにくわしく説明があり、マル優であること
- Q&Aのページの説明がわかりやすく、イメージできたこと
- 説明がていねい
- 旅程が分かりやすく、ツアー時間に余裕がありそうだったので
- ツアーの予約サイトでランキング1位だったので
- 最初に検索してヒットしたので
◆予約について
- 前日予約OK
◆クチコミについて
- 友人のススメ
- 口コミ
- 内容と口コミ
- 安心感があり口コミも良かったため
◆その他
- 電話での対応
- 前回お世話になって良かったから
- 2年前コロナの影響で泣く泣くキャンセルさせていただきましたが、その時いただいたメールが暖かみがあり感激しました
◆たくさんの嬉しい「お声」
12月もたくさんのお声をいただきありがとうございました。
しゅうさんにとって特に印象深かったのが最後の「2年前コロナの影響で…」というお声です。
あの頃はコロナ禍の影響を受けなかった人はいませんでした。皆が健康に、明るい社会が戻ることを願う毎日だったと思います。
いま振り返れば、いつになるかは分からないけど、再び自由な旅を楽しめる日常が戻りますように…。と自分自身の希望を乗せたメールだったのかもしれませんね。
辛い時期を乗り越え、ご来店いただいたすべてのお客様に心より感謝いたします。
◆12月の特徴
基本的には人が少ない時期です。
上旬から中旬はほとんどツアーの予約も入らず、入っても貸し切り状態のプライベートツアーになることが多かったです。
そしてクリスマスが過ぎ、さあ年末!となった頃からご家族連れを中心にいきなりホテルが賑わいを見せはじめました。
ちなみに、当店の年末年始のご予約は8月、9月にいただいたものも多かったです。
早い時期での旅行の計画に当店のツアーを組み入れていただき、感謝、感謝です!
8月の一番暑い頃に年末のご予約を頂いた時には「自分は年末も元気でいられるのかな?」と少し不安なしゅうさんではありましたが、無事に楽しく年を越せました(笑)
◆12月の西表島旅、攻略方法
12月の西表島は基本的に北風が強く、ほぼ毎日、上原航路(石垣港⇔上原港)は欠航します。
海も荒れ、海水浴には厳しい日が多いので、西表島に宿泊する際は何をして遊ぶかしっかり決めておきましょう。
特に2泊以上の連泊をする場合、ノープランのままだとあまりにもイメージしていた西表島の旅とかけ離れて場合があるのでご注意ください。
そして当店のカヌーツアーに参加する方は西表島に一泊することをおすすめします。
大人気スポットのピナイサーラの滝へ行くツアーは上原港の近くからエントリーします。
もしも上原行きの船が欠航すると大原港経由で上原港までお越しいただくことになり、その際の石垣島からの移動時間は片道だけでも約2時間かかります。
往復4時間をかけて石垣島からの日帰り参加も可能ですが、移動時間を考えるとツアー前日もしくはツアー終了後のその日は西表島に宿泊されることをおすすめします。
そして、冬の西表島にはレインコートを持ってくるのがおすすめです。
この時期は雨の日が多いのが特徴です。
強い雨が断続的に降るというよりは、弱い雨が定期的に強い北風と共に横殴りに降ってくるイメージです。
強い北風によって体感温度も下がるので、レインコートを着ておくと何かと便利です。
基本的にガイドはTシャツの上にレインコートを着てツアーに出発します。
◆ガイドの長期休暇始まる
オフシーズンになると風車のガイドは長期休暇に入ります。
当店では勤続2年目からは有給休暇が30日あります。
通常の休みと合わせて40連休以上にななるので島を離れて帰省したり、旅に出たりします。夏場の暑い中、がんばってくれているスタッフへのご褒美です。
全員が同時に休むと営業できなくなるので順番に休んでもらうので、12月から2月まではガイドが若干少なくなります。
対応できるコースも限られてきますが、残ったメンバーで毎日、皆さまのお越しをお待ちしております。
◆ありがとう!ステップワゴン!!
余談ですが、長年、風車で活躍してくれたHondaのステップワゴンが2024年末をもって引退しました。
中古で購入した時点での走行距離12万キロ。その後、西表島を北へ南へ、東へ西へ走り、20万キロを超えるまでがんばってくれました。
老体に鞭打って走り続けてくれたステップちゃん。
次の車検を通すためには高額の修理代がかかりそうなので、寂しいですがお別れすることとなりました。
家族やスタッフともプライベートで乗った車なので楽しい思い出がいっぱいです。
心よりありがとう~ (^^)/
1月の西表島、冬の楽しみを見つけよう! 2025年1月6日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
年明け一番の楽しみである箱根駅伝が終わり、あっという間に正月休み、冬休みも過ぎ去りましたね。
ここ西表島は本格的な閑散期に突入し、観光地でありながら島はシーンとしています。
次の賑わいは2月のやまねこマラソン大会でしょうか。
◆暇なのでいろいろ考えてみた
カヌーツアー業者にとって1月は一年で一番と言っていいくらい暇な時期ですが、ガイドにとってはしたい事ができる時期でもあります。
ツアーの予約が入っていない日は臨時休業にすることも多く、そんな日は夏には忙しくて気に留めることのなかった事象に目がいきがちです。
冬至が過ぎ、一日一日と日が長くなっているのを感じたしゅうさんは、暇なので西表島の日の入りについて調べてみました。
6日 18:11
7日 18:12
8日 18:13
9日 18:13
10日 18:14
11日 18:15
1日当たり約1分ですが、日が沈む時間は確実に遅くなっています。
◆冬のお楽しみ
最近はお客様が少ないのでツアー後の片付けもすぐ終わり、空いた時間に自転車トレーニングをしています。実際にはダイエットといったほうが正確ですが(苦笑)
1時間で約15㎞くらい自転車を漕ぐのですが、箱根駅伝のランナーよりも遅いスピードです(汗)
写真は浦内橋からの撮影ですが、この日は風もなく、鏡のような水面に西表島の空がきれいに映っていましたよ。
冬の西表島に宿泊する方は、夕食までのひと時をレンタサイクルで走り回るのも楽しいですよ。
何せこの時期は気温が20℃前後なので、Tシャツ&短パンでサイクリングしても快適なのです。
1時間くらい動いたあとのビールは最高です!
ダイエット成功への道のりは長いですが…
◆一方、日の出は?
日の入りが遅くなる一方、日の出はどうでしょうか?
6日 7:29
7日 7:29
8日 7:30
9日 7:30
10日 7:30
11日 7:30
こちらは3日あたり約1分、遅くなってますね。
観光客の方にはよく驚かれますが、1月の西表島は朝が来るのがとても遅いのです。
◆夜明けまで何する?
朝の遅い西表島。ならば明るくなるのを寝て待つ?
いやいや、それではもったいない!
曇りや雨の多い冬の沖縄ですが、それでもたまには晴れて、早朝に満天の星空を眺めることができますよ。
写真は昨日の朝6時半。
出勤のため自宅を出た際に見えた満点の星空です。
★北斗七星
★さそり座
★火星とふたご座
朝食前にストレッチをしながら、夜明け前の星空観察は最高ですよ☆彡
朝に夕に、冬ならではの楽しみが増える西表島です。
真冬の12月、滝つぼ勇者あらわる!! 2024年12月18日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
現在、12月18日の午後6時。
昨夜から気温が少しずつ下がってきて外の気温は15.4℃です。
◆ま、まさかの… ((゚Д゚ll))ガタガタ
本土と同じように先週から肌寒い日が続いている西表島ですが、そんな中、本日お越しのお客様は超元気!ノリノリでした♪
そ・し・て…
ま、まさかの滝つぼダイブ!!
11月9日のブログで「なんと11月なのに滝つぼで泳ぐゲストが!」と書きましたが、さすがの西表島とはいえ12月は真冬の寒さ。
今日、ウエットスーツなしで滝つぼ遊びを楽しんだ方は日本に何人いたのでしょうか…
本日のMVPは文句なしにこちらのお二人!
真の滝つぼ勇者認定です!
(゚∀゚ノノ”☆ パチパチパチ
◆真冬の滝つぼに入ると決めたら準備すること
当店のガイドは滝つぼ遊びを強要しません。
まずはゲストご自身が「滝つぼに入ってみたい、泳いでみたい」という意思が必要です。冬場は特に強い意志が必要です。
そして、滝つぼに入ると決めたら必ずライフジャケットを着てください。そこは強要させていただきます。
滝つぼから上がった後の準備も必要です。
冷えた身体を拭くためのタオルと保温のための上着(ウインドウブレーカーなど)を、あらかじめリュックから出しておいてください。
◆真冬の滝つぼ勇者になるには…
- まずは滝つぼに足をつけ、水の冷たさを脳で理解します。
- いける!と思ったら、ゆっくり腰まで入ります。
- まだまだいける!と思ったら、首まで浸かってみます。とにかくゆっくりゆっくり、無理は禁物です。
- 冷たい水に慣れることができたら両手を伸ばして一かき泳いでみます。気持ちいい!と感じた瞬間を忘れることはないでしょう。
- 決して無理をせず、身体の芯まで冷える前に滝つぼから上がります。
- ササッと身体を拭いて上着を着ましょう。
ここまで完璧にこなせた方は滝つぼ勇者認定です!
滝つぼ周辺に着替える場所はないので、ある程度タオルで身体を拭いたら濡れたまま帰ります。
風車のベースに到着したら温水シャワーがありますので、下着を含む着替え一式を忘れずにお持ちくださいね。
ツアー後は西表島に宿泊される方はシャワーを浴びずに直接ホテルへお送りすることも可能です。
◆しゅうさんの限界は12月8日
その昔、スタッフがいない頃のしゅうさんは毎日のようにツアーへ出ていました…20年くらい前?
そして「いつまで滝つぼで泳げるかチャレンジ」を独りでしていました。
ピナイサーラの滝に行ったら必ず泳ぐ。お客様が泳がなくてもしゅうさんは泳ぐ。
そんな決意で実験(?)を続けていましたが、ある年の12月8日、滝つぼで泳いだ後に大風邪をひいて己の限界を知ることができました(苦笑)
11月中旬からすでに「厳しいな…」と感じていましたが、やはり厳しいと感じていた頃から無理してたんだな…と思います(反省)
◆真冬でも泳ぎたくなる日があります
全国的に冬型の天気になると、西表島や石垣島でも曇り空で北風の強い日が続きます。しかし、12月でも春のような暖かい日がたまにあります。
昨日がまさにそんな日でした。晴れて気温が23℃を超えると体感温度は25℃以上に感じます。
もしそんな日にたまたまツアーに参加していたら、その時の気分で滝つぼ遊びを楽しむのもアリかもしれませんね。
海は荒れても心配ご無用!マングローブカヌー♪ 2024年12月17日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
先日、石垣島からカヌーツアーの参加を検討されているお客様から「上原行きの船が出なくてもカヌーはできますか?」というお問合せをいただきました。
答えはYES!
そこで本日はタイトルにもあるように、海は荒れていてもマングローブカヌーは心配無用なワケについてお話いたします。
◆秋冬の上原航路はほぼ欠航
例年10月から3月頃まで、石垣島の石垣港と西表島の北に位置する上原港を結ぶ上原航路は頻繁に欠航します。理由は天候によるものですが、それは雨ではなく強い北風による波浪です。
そして今日も晴れてはいるけど北よりの風の影響で上原港航路は欠航。
上原港もシーンとしています。
◆上原航路が欠航した日のアクセス方法
上原航路が欠航した日に石垣島からツアーに参加される方のアクセス方法は以下のとおりです。
1. 石垣港の乗船券売り場で「上原港まで行きたい」と告げて 大原港行きの乗船券 と 上原港行きのバス券 を購入する。
2. 大原港行きの船に乗る。
3. 大原港から船会社の臨時バスで上原港へ移動する。
*注意1
大原港には路線バスや観光バスが多く停車していますが、石垣港で購入したバス券を使って船会社の臨時バスをご利用ください。
*注意2
船会社の臨時バスは大型バスや小型のマイクロバスなど、日時によって変わります。船員の指示に従ったり車体に記されている会社名をご確認ください。
4. 上原港に到着したら当店スタッフがお迎えします。
ちなみに船会社の臨時バスに乗車するには、必ず、石垣港の乗船券売り場で「上原港まで行きたい」と伝え、大原港行きの乗船券と上原港行きのバス券を購入する必要があります。
大原港に到着してからバス券のみの購入はできません。販売所もありません。
上原航路が欠航した日に当店のツアーへ参加する場合は、アクセス方法「1.」を必ず守って上原港までお越しください。
◆北風の影響を受けにくいフィールド
上原港航路が欠航するくらい北風の強い日でも、マングローブカヌーの出発地点のマーレー川、そして上流にピナイサーラの滝のあるヒナイ川は北風の影響を受けるエリアが約100メートルととても短いのが特徴です。
そのエリアさえ漕ぐことができれば、あとはマングローブの森が風をさえぎってくれるのでのんびりとカヌーを楽しむことができます。
石垣島からの移動は大変かもしれませんが、この時期は訪れる人があまりにも少ないのでホント、おすすめですよ!
雨でも安全にツアーを楽しもう! 2024年12月9日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
ただいま12月9日の午前10半。外は風速5メートルの北風が吹いて気温は約20℃です。
20℃あるとはいえ、スーパーの駐車場で近所の人と立ち話でもしようものなら、15分ほどで体が冷えて「冬がきたなー!」と実感します。
◆典型的な西表島の雨とは?
冬の西表島は雨の多い季節です。
雨の日が続くと気持ちが滅入りそうになりますが、雨といってもいろんな雨がありますよね。
ザーザー、しとしと、ポツポツ、ぱらぱら…
冬の西表島では、北風に乗った弱い雨が降ったりやんだりすることが多いです。
音だけ聞けば「ザーザー」ですが、その正体は強い北風で、実際の雨は「ぱらぱら」タイプといったところでしょうか。
◆雨の日のツアー
断続的に強い雨が降る日は「大雨注意報」または「大雨警報」が発令され、ツアーは中止せざるを得ません。
しかし弱い雨が降ったりやんだりするくらいなら、カヌー体験に関しては問題なく楽しむことができます。
ちなみにカヌーを漕ぎながらマングローブが観察できるポイントは海に近い中流域から下流域なので、川の流れはほとんどありません。
※ここからの写真は天候に不安がない日の様子です
雨の日に心配なのはカヌー体験の後のトレッキングです。特にピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースは川の上流域を目指して山歩きをします。
ピナイサーラの滝の上へ登り詰めたあと、絶景が見渡せるポイントへ移動するには浅い川を渡渉する必要があります。
しかし、降雨によって増水した川は近寄ること自体が非常に危険です。なにせ、流されてしまった場合、その先に待ち受けるのは落差55mのピナイサーラの滝です。
以下の写真のように足元の水量がこれ位の日は素晴らしい景色を眺めることができますが、増水時は立っていられないほどの本格的な川となります。想像しただけでも身震いしますよね。
◆安全に対する取り組み
前日や夜半から雨が降ったりやんだりが続く日の朝、ガイドは出勤前の早朝に必ず滝の状況をチェックしに行き、出勤後の朝のミーティングでスタッフと情報共有をします。
そして朝の時点での滝の状況や天気予報を把握したうえで、ツアー中に予想される事象をツアー開始前にゲストへ説明します。
例として
「これから強い雨が降る可能性があるので、場合によってはツアー内容を変更するかもしれません」
「これから天気が回復していく予報だけど、これまで降った雨のせいで山道はぬかるんでいるので気をつけていきましょう」
などです。
◆滝の上に行く最終チェック
事前に状況を説明したうえでツアーを開始しますが、カヌーの後半でピナイサーラの滝が見えるポイントまで来ると、ガイドはここで最終チェックをします。
「出勤前にチェックした時に比べて水量は増えてないか?」
「今後、強い雨が降りそうにないか?」
総合的に判断して無理がなさそうなら予定どおりカヌーから降りて滝の上へ向かいますが、状況によってはガイドの判断で滝の上へ行くのは中止にして滝つぼへのトレッキングに変更します。
ピナイサーラの滝つぼへ向かうルートは川から離れたエリアを歩くので、ある程度の雨なら問題ありません。
川が増水しない程度なら、雨の日でも楽しめるのがピナイサーラの滝コースの良いところです。
◆ピナイサーラの滝の上に行けなかった場合
そんな時でもご安心ください。代替えプランを用意しております。
滝の上に行くのをやめて滝つぼへのトレッキングに変更した場合は、午後から別のポイントへご案内いたします。それがクーラの滝です。
クーラの滝までは約20分の山道を歩きます。
この山道も川から離れたエリアにあるので、雨の日でも安心してトレッキングを楽しめます。
ピナイサーラの滝上から望む絶景はまた次回にお願いしますね。
その代わり、普段は見られない増水気味のピナイサーラの滝。
そしてクーラの滝。
とても迫力があり見ごたえ抜群ですよ。
ちなみにカッパをお持ちでない方には無料でお貸ししますが、それでも雨が降ったり滝からの水しぶきを浴びれば全身が濡れてしまいます。
下着を含む着替え一式とタオルは忘れずにお持ちください。
風車のベースには無料のシャワー室、更衣室があるので、ツアー終了後はさっぱりしてお帰りくださいね。
2024年11月版|西表島カヌーツアー風車に決めた理由 2024年12月8日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
11月は修学旅行の受け入れのため事前準備などに追われましたが、事故もなく安全にツアーを終えることができました。
当店では団体旅行の対応もしておりますが、やはりメインは個人旅行です。
では、毎月恒例の「なぜ風車のツアーを選んだのか?」その決め手について11月のご報告です。
◆ツアーの内容について
- 4歳の子でも参加可能、体力に自信がなくても大丈夫そう
- 5歳の子どもでも楽しめるツアーだったので
- やりたいことが全部入ってて現地調理が楽しそうだったからです
- 色々なことが体験できると思ったから
- ピナイ1日ツアーがあったから
- 1日遊べて楽しそうだったから
- 滝うえツアー
- カヌーと水牛車
- 半日のカヌーがあること
- 半日ツアーが予約できたから
- カヌーだけ手軽にできそうだったから
- カヌーがしたかった
- 楽しそう、カヌーも初めて
- ツアーの内容がよかった、トレッキングなしのカヌー
- ツアー内容、値段
- 評価、ツアー内容
- 時間と価格
- 値段とプラン
- 価格など
- 体験時間の長さと料金
- 安い
- 貸切で希望スケジュールで対応してくれた
◆ランチ、おやつについて
- ランチ
- 自然の中でおそばが食べられる
◆送迎について
- 宿への送迎
- 送迎(ホテル星立)
- 送迎サービスがあったら(ジャングルホテルパイヌマヤ)
◆ホームページについて
- HPで事務所でシャワー、ガイドさんの写真、経歴が明記されていて安全性に信頼がおける
- サイトが見やすい&即予約OKだったからです
- HPの写真が楽しそうだった
- ホームページを見て決めた
- ホームページで興味がわいたため
◆予約について
- 予約可能だったから、どうもありがとうございます
- 1人参加OK、年齢(60代後半)
- 1人でも参加OK
◆クチコミについて
- 口コミ
- 知人のすすめ
- Trip Advisor
- 料金と八重山そば、写真、クチコミ
- レビューがよかった
- ネットの口コミ
◆ベース(店舗)について
- 実店舗がある
- 更衣室、シャワーがあったから
- シャワー室
◆その他
- ホテルの方に伺った時に教えて頂き、ホテルの方がいうならまちがいないと思ったので
- 電話対応もよかったので
- 対応良さそう
- 経験、実績
- 安心感
◆11月の特徴
もう閑散期ということもありお客様は少なく、多くのツアーが個別対応での開催となりました。
ゲストが一名様のみという日も8回ほどあり、そんな日はガイドとマンツーマンでお楽しみいただきました。
本音はもっと多くの方に来ていただきたいのですが…。こればっかりは仕方がありませんね(涙)
そして11月は半日プランのピナイサーラの滝(滝つぼ)コースの人気が高かったのですが、実はこれからの涼しい季節は、1日プランのピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースがおすすめです。
なんせ気温が下がってきたので暑さ対策の必要がなく、疲れは7月、8月に比べ50%以上は軽減されます。
人によっては「50%以上」は大げさかもしれませんが、とにかく快適なトレッキングを楽しめますよ。
◆石垣島から参加される方へ
石垣島から参加される方は半日プランのコースでも移動を含めると一日がかりになるので、それならば1日プランのコースに参加したほうがより高い満足度が得られると思います。
ありがたいことに年末年始のご予約を順調にいただいております。
11月は一人旅でのご参加が多かったのですが、年末年始はファミリーでのご予約が増えるのですぐに定員に達します。
西表島での年の瀬、年明けを計画されている方には早めのご予約をお待ちしております。
◆追記
11月はツアーが少なかった分、落雷で壊れた照明を交換したり石垣島へ買い物に出かけてきました。
11月16日の早朝、窓越しに入り込む朝日が赤々としていたので撮影してみました。
11月20日には、上原港近くのロビンソン小屋さんのサガリバナが暖かな陽気に誘われ可憐な花を咲かせてくれました。
閑散期はゲストが減って寂しくはなりますが、その代わりに夏には忙しくてできなかったアレやコレやに目を向ける余裕が生まれ、日々の小さな幸せを感じるしゅうさんなのでした。
2024年10月版|西表島カヌーツアー風車に決めた理由 2024年11月13日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
11月も気づけばあっという間に2週間ほど過ぎましたが、現在の西表島の気温は27℃。
まだ夏日が続いています!
◆早くも2025年のサガリバナが…
数日前から来シーズンのサガリバナカヌーコースのお問合せをポツポツいただくようになりました。しかし、ご予約まではもう少しお待ちください。
現在、風車では予約管理システムのリニューアル中です。そちらの作業が完了したら予約受付を開始したいと思います。
その時期が近付いたら再度ブログでご案内させていただきますね。
ちなみに上原港近くのロビンソン小屋さんのサガリバナは、今日もこんな感じで蕾がぶら下がっています。
10月、11月と気温の高い日が続いているので、季節を勘違いしてか可憐な花を咲かせてくれる日もありましたよ。
下の写真は10月16日に撮影したものです。
さてさて、前置きが長くなりましたが、本日は10月に風車のツアーへご参加いただいたお客様のアンケート “風車のツアーを選んだ決め手” についての結果報告です。
◆ツアーの内容について
- ピナイサーラの滝に行きたかった為
- ピナイサーラの滝上に行けるツアーがあるショップ
- 滝の上に行けるツアーを希望したから
- 送迎、滝つぼ&滝上ツアー
- マングローブカヌーと滝あそびと山歩きが全部できる
- 1日かけて自然の中をトレッキングできること
- 滝つぼダイブとお昼
- 内容が充実している
- プラン内容(お手軽)
- 長い時間じっくり楽しめそう
- お手軽に西表島を楽しめそう
- 子供が楽しむことがメインのツアーなこと
- 子供が楽しめそうだったから
- 安心、安全面で信用できそうと思った
- 初心者にも安心して参加できるコースだったため
- 対応がきちんとしていそうだったからツアーを楽しめそうだから
- レジャーを楽しみたいから
- ワイルド感、おもてなし感
- レンタル品があることとピナイサーラの滝に行きたかったから
- 1人で参加できる
- 価格
- 行程と価格
◆ランチ、おやつについて
- 滝上で八重山そばが食べれる
- ランチ(八重山そば)
- 手作りのおやつやホームページの文章
- ご飯がおいしそうだった
- 日帰り&おやつ付きだったから
◆ホームページについて
- HPの充実
- 分かりやすいHP
- HPの説明が安心できた楽しそうなツアーだと感じた
◆予約について
- 即日予約ができる
- 前日に予約できたから
◆クチコミについて
- ChatGPTのおすすめショップだった
- 評判が良さそうだった
- 知人におすすめされたから
- 口コミが良かったので
- 口コミもGood!
- レビューがよかった、一日じっくり楽しめそうだったから
◆ベース(店舗)について
- 実店舗あり
◆その他
- 以前参加したことがある
- 以前に予約したことがあったので(その際は台風でキャンセルしてしまいましたが…)
◆10月の特徴
今年の10月は前半と後半が台風の影響でツアーの中止が続きました。
<ブログ>台風去って、また台風!船はどんな感じ?
そして例年にないくらい暑い日が続き、滝つぼで泳ぐことができる毎日でした。
<ブログ>10月中旬、まだ滝つぼで泳いでます!
また、ゲストは一人旅の方が多く、天気予報をしっかりチェックしたうえで、前日にツアーをご予約される方が多かったです。
7~8月は直前の予約はほどんど不可能なので、この点に関しては閑散期のメリットではないでしょうか。当店ではツアーに空きがあれば前日予約も歓迎です!
そうそう、当店のツアーを選んだ決め手の中に「ChatGPTのおすすめショップ」というのがあってとても驚きました!
これから3年後、5年後は風車の営業にAIの影響力がもっと増してくるのかと思うと、なんとかして仲良くしておきたいですね(笑)
チャンス到来!滝つぼ勇者になれるかも!? 2024年11月9日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
先月「10月中旬、まだ滝つぼで泳いでます!」というブログを書きましたが、な、なんと!
11月に入ってからも滝つぼで泳ぐゲストがおられます。
ここ西表島でも気候変動の影響は確実で、いまだにTシャツ、短パンで過ごすにはちょうどいい感じです。
このブログを書いている今現在、外の気温は28℃の夏日です。クーラー&アイスコーヒーで快適にお仕事してますよ。
◆11月の滝つぼってどんな感じ?
今年は例年に比べて暖かい11月の始まりですが、季節は確実に冬へと向かいます。さすがの西表島でも、これからの季節は気温が徐々に下がり曇りの日が多くなっていくでしょう。
ここで、11月の滝つぼに入るまでの様子をご紹介します。
- トレッキングの後なので、滝つぼに足をつけると「冷たくて気持ちいい♪」と感じることができます。
- 「えいっ!」と勢いで腰まで水に浸かります。すると滝つぼに入らない方から賞賛の言葉が発せられます。
- 肩まで入るには勇気が必要です。「キャー!」とか「ウォー!!」と叫んでしまうかもしれませんが、最初の1分を耐えると身体は慣れてきます。
- 水の冷たさに慣れたら仰向けになってプカプカ浮かびます。その頃になると滝つぼに入らない方は羨望の眼差しで見守ってくれるでしょう。
- さらに飛び込みまで披露すれば「勇者」確定。満場一致で滝つぼの主役に決定です。
11月の滝つぼ遊びは気合と根性のある方だけが楽しめる特権です!
とはいえ、さすがに身体が冷えるのが早いので、あまり無理はしないでくださいね。
◆台風21号、22号
沖縄の夏の風物詩でもある台風は10月下旬にも西表島の近海に接近しました。
21号の際は石垣島からのフェリーが3日間も全便欠航となり大きな影響が出ました。もちろんツアーも全て中止です。
そして「今年の台風はこれで最後かな…」と思いながら台風後の後片付けをしていたのですが、その数日後、台風22号が新たに発生しました(泣)
この時期に発生する台風は沖縄のはるか南の海上を通過する認識だったので、それほど気にしていませんでした。しかし、今年は八重山に近い場所を通過していくため、海が荒れ、石垣島と離島を結ぶフェリーに影響が出ています。
やはり例年にないこの暖かさが原因なのでしょうか…。
気象庁から本日9時に発表された台風情報を見ると、台風の卵「熱帯低気圧」がまた生まれたようですね。
今後の動きに注目していきたいと思います。
◆一日が短くなってきました
11月の西表島は、朝は6時30分頃まで暗く、夕方も6時30分頃には暗くなります。
外灯も少ない島なので、これからの時期に西表島に宿泊する方はライトを持ち歩いたほうがいいかもしれませんね。
秋冬とはいえハブが出現することもありますので、暗い道夜を歩く際は注意が必要です。
↑また登場 (^^;
台風去って、また台風!船はどんな感じ?? 2024年10月29日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
今年の10月は例年以上に暑い日が続いています。10月下旬だというのにいまだにエアコンはフル稼働です。
Σ(´□`; ) アチ
◆台風に始まり台風で終わる10月
10月のはじまりは台風18号の影響で一週間近くもツアーが開催できませんでした。そして先週も台風20号の影響でまた数日間、ツアーが中止になりました。
「やれやれ…」となっていたところ、いつの間にか台風21号が発生!
現在はひたひたと沖縄に接近中。まさに「とほほ…」状態ですよ(涙
10月に台風が3個も接近するなんて、ほとんど記憶にないです。
さきほど気象庁から発表された情報によると、台風21号は西表島に最接近するであろう31日午後3時の中心気圧が940hPaだそうです。
台風の本場、沖縄で暮らす者にとっても身構える勢力ですが、最接近といっても西表島からかなり離れた場所で、しかも台湾の南東からそのまま台湾に上陸するので一気に勢力は減退すると思われます。
念のため風車では今朝からレベルMaxの台風対策をしましたが、車が転がったり建物が浸水するほどの被害はなさそうです。
ただし大型の台風ということもあって海は大しけ。
本日、石垣港を9時台に出航する船を最後に、石垣港と周辺の島々を結ぶ全航路が欠航となりました。高波が収まるまでの2、3日間は船の運航に大きな影響が出ると思われます。
◆早めの運航状況の発表
石垣島と周辺の離島を結ぶフェリーは 安栄観光 と 八重山観光フェリー の2社があります。
今月の台風18号、20号に関して、八重山観光フェリーでは「台風が接近すると思われる日の2日前から欠航となる予定です」とかなり早い段階で発表しました。
これまでは波浪警報がでる直前までは運航していたイメージですが、最近は波浪警報、波浪注意報関係なしに、早々に「欠航」の判断がなされているような気がします。「安全」な運航のためには仕方がないのでしょうか。
◆「わかりにくい」という意見も
ツアー当日の朝、お客様からよく電話がかかってきます。
「船会社から『今日は通常運航の予定だけど途中から欠航になるかもしれない』と言われたのですが本当ですか?」
しゅうさんでも一瞬「ん??」となります。
そして船会社がそう言うのであれば「多分、今日は大丈夫ですよ」とはさすがに言えません…。
なぜ船会社の説明が一度で利用者に理解されないのか?
それは船会社が「通常運航」と発表しつつ、なぜかそこに「条件付き」という言葉を付け加えて「条件付きの通常運航」としてしまうからなのです。
一般的には条件が付いた時点で、もう通常ではなくなると思うのですが…。
天候などの影響により途中から欠航する可能性のある日は、利用者に「条件付きの通常運航」ではなく「条件付きの運航」と伝えていただきたいです。
◆その日発表される船の運航について
船会社のホームページでは、船の運航情報が以下のように案内されています。
○ 通常運航
△ 未定
× 欠航
これに関しても分かりづらい点があります。
台風が接近中であっても終日「○」となっていることがあります。しかし、実際に石垣港で船のチケットを買う段階になって「波の状況によっては欠航になるかもしれない」と説明されるので、ほとんどの利用者は困惑します。
終日「○」となっているから離島へ行こうと決める方もいるので、驚くのも当たり前です。
フェリーが確実に出せるか分からないのであれば、最初から「△」にしておけば利用者も混乱しないで済むのですが、おそらく船会社にとっては今の発表の仕方がベストの様子なので、どうしようもありませんね。
◆条件付き運航の際の対応
船のチケットを買う際に「途中で欠航するかもしれません」と言われたらどうするか?
答えは「離島に行くのをやめる」
これが無難な選択でしょう。
チケットを買う時、船会社に「何時頃に欠航するのか?」「欠航する明確な基準、目安を教えてほしい」と聞いてもおそらく教えてくれないと思います。そこは船長の経験に基づく判断となるようです。
石垣島から日帰りで離島に渡る場合は運航状況をこまめに確認し、最終便よりも一つ早い船で石垣島に戻るのが良いでしょう。
西表島に宿泊する場合は「次の日、そのまた次の日も欠航が予想されるとしても宿泊を受け入れてくれるのか?」を宿泊先に確認してください。
◆可能な限り日程変更にもお応えします
夏の繁忙期はツアー参加日の日程変更はできない可能性が高いのですが、それでも台風接近時は可能な限り対応させていただきますので、お気軽に当店までお問い合わせください。
台風が近づいてくると以下の順番で天候が変化します。
1. 海が荒れてくる
2. 風が強くなってくる
石垣島滞在中は「1. 海が荒れてくる」の前に離島観光を楽しみましょう。
台風21号が今年最後の接近となりますように。