<動植物> カテゴリーの記事
<第5回> サガリバナカヌーツアー 2024年7月1日
みなさん、こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
本日は今シーズン5回目のサガリバナカヌーツアーへ行ってきました。
◆フィールド状況
しゅうさんが命名したサガリバナプールは干満の影響で昨日より広くなっていました。
そして花の量も日毎に増えています。
小さなつぼみもまだたくさんあります。今年のサガリバナはツアー期間中、美しい姿をずっと見せてくれそうですよ。
◆本日の朝食
サガリバナツアーの期間中は、その日の振り返りをしながらスタッフ全員で朝食を摂ります。
本日のメニューはみんな大好きキーマカレー!
時刻は朝8時半ですが、深夜3時半出勤のガイドにとってはランチタイムです。
お肉も野菜もたっぷり入ったカレーをお腹いっぱいいただき、皆満足でした♪
◆今夜はもう寝ます Zzz..
まだ夜の8時ですが、最近は深夜2時起きの生活なので眠くてしかたありません。
我が家の愛鳥おまめちゃんは、今、しゅうさんの耳をつついて
あそぶピ~ ㄟ( ・ө・ )ㄏ♪♪
と猛アピールしていますが、今夜はお先に布団へ入りたいと思います。ごめんね(涙
ゲストの皆さまも夜明け前からのカヌーお疲れさまです。本日も風車のカヌーツアーにご参加いただきありがとうございました!
<第4回> サガリバナカヌーツアー 2024年6月30日
みなさん、こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
後良(シイラ)川のサガリバナは最盛期に向かっています。今日も早朝から“サガリバナプール”で幻想的な世界を堪能してきました。
サガリバナプールとは、後良川で一定の条件がそろった時にサガリバナが集まるエリアのことです。つい先ほど、しゅうさんが命名しました!
(*⊡ω⊡)ゞドヤッ
今年のサガリバナカヌーツアーは6月27日から開催していますが、見応えのある状態が続いていますよ。
サガリバナツアーにぜひご参加ください!とCMしたいところですが、今シーズンは7月5日(金) と 10日(月) にあと1名様の空きがあるだけ。あとは満席となりました。
ツアーに申し込もうかお悩み中の方、日程と参加人数のご希望にお応えできない場合は本当にごめんなさいね。
(´・ω・) スミマセン..
◆来シーズンの参考にどうぞ
そして来年、2025年こそはツアーに参加してみようかなぁ…と検討されている皆さま、参考までに来シーズンの先取り情報を少しだけお伝えします。
<2025年>
6月28日(土)満潮 8:49
6月29日(日)満潮 9:36
この辺りは潮の干満が好影響です。ツアー開催期間中、前半戦の「推し日」になるのではないでしょうか。
とは言え、まだ一年先のこと。ご予約開始は半年近く先の予定です。
◆送迎について
当店のサガリバナカヌーツアーは後良川で開催するためジャングルホテルパイヌマヤ、エコビレッジ西表がとても近いです。
上原港周辺のホテルだと4:00頃のお迎えになりますが、上記のホテルであれば4:30頃のお迎え、7:45頃の解散となります。
移動時間が少ないので、当店のサガリバナツアーに参加される方にはおすすめですよ。
◆さあ、明日から7月!
ここまで天候に恵まれ、順調な毎日となっておりますが、7月といえば台風シーズンの始まりでもあります。
今年のサガリバナツアーに関して台風の心配はなさそうですが、梅雨が明けてからまとまった雨が降っていないため、川の水量が減りつつあります。
水不足とならないくらいの適度な雨は定期的に降ってほしいですね。
<第3回> サガリバナカヌーツアー 2024年6月29日
みなさん、こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
今シーズンのサガリバナカヌーコースは6月27日から7月10日までの期間中に12回開催いたします。
本日は開催3日目。サガリバナの開花状況は全盛期に向かってまっしぐらです!
◆ガイドレシオ 1:0.5 の衝撃!
もともと少人数制で開催しているコースですが、なんと本日のゲストは2名様のみ!
ですが、いつも通りのガイド4名体制でツアーを開催しました。
ガイドレシオ 1:0.5 ← ガイド:ゲスト
あれっ!?
と思いましたが、ここはガイドも大好きな季節限定サガリバナツアー!
前向きな気持ちでいつもの倍のサービスをすることができました(笑
お客様にスタッフの集合写真も撮影していただきました。手前みそですが、みんな笑顔が素敵です。
(〃ノдノ)テレ
画像ではお伝えできませんが、サガリバナが咲いているエリアでは甘い香りが漂っています。どこからかやって来たハチが、水面を漂う花たちを次から次へとチョンチョン訪ねていましたよ。
◆サガリバナカヌーツアーのよくある質問
「スマートフォンを持って行ってもいいですか?」
ほとんどの方が持っていかれますが、川へ落とさないように気をつけながら撮影してくださいね。突然のスコールもありますので、防水対策もされることをお勧めします。
「昼間のツアーよりも疲れますか?」
ツアーフィールドの後良(シイラ)川ではカヌーを片道30~40分ほど漕ぎますが、かなりのんびり漕ぐので疲れは他のコースに比べると少ないと思います。
何より夜明け前に出発するので強烈な日差しを浴びる昼間のツアーよりもかなり体力的には楽なのではないでしょうか。逆に昼間に活動される場合は万全の熱中症対策をお願いしますね。
◆ガイドより一言
ここで当店自慢の親近感あふれるガイドたちよりメッセージです。シャイな面々なので音量大でお聴きください。
みずき
「きれいですね♪」
ミッキー
「香りは伝わらないので、ぜひ来てください♪」
星★
「早朝ツアー、最高!」
◆まだ若干の空きあります
季節限定のサガリバナカヌーコースは7月10日(水)まで開催いたします。
現在のところ、6月30日(日)が4名様、7月1日(月)、5日(金)、10日(水)は1名様の空きがございます。
ツアー前日の夕方までご予約は可能ですので、ご興味のある方はこちらをご覧のうえご予約ください。
<第2回> サガリバナカヌーツアー 2024年6月28日
みなさん、こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
今朝も暗いうちからサガリバナカヌーツアーに行ってきました!
深夜2時にアラームをセットしていましたが、今朝は1時58分に自然に目が覚めましたよ。アラームなしでもこの芸当ができるのか試してみたいのですが、さすがに寝坊厳禁ですのでチャレンジはやめておきます。
◆幸福が訪れる
今日もたくさんの可憐なサガリバナに見惚れ、サガリバナの甘い香りと朝焼けに癒されてきました。
しゅうさんとガイドの星くんはどうしたら上手に写真が撮れるか、お互いをモデルに試行錯誤でした。
映像、画像ではなかなか上手に伝えられませんが、花がたくさん漂う川で、ただただカヌーで浮かんでいるだけでも幸福感を得ることができます。
それもそのはず。サガリバナの花言葉は「幸福が訪れる」です。幻想的な朝のひと時はまさに幸福の訪れを感じられる空間になりますよ。
◆梅雨は明けたけど局地的なスコールがあります
今朝は道路のところどころが濡れていました。夜の間に雨が降ったみたいです。
この時期には局地的にスコールのような雨が降ることもあります。通り雨がほとんどですが、ゲストの皆さまはツアー中に雨が降ってもいいように濡れてもよい服装でご参加くださいね。
ちなみに気温は夜明け前から30℃近いので、雨は「ぬるい」です。
雨除けのためのカッパなどは常時着用せず、必要に応じて使用してください。そうでないと、熱中症になってしまうかもしれませんのでね。
ツアーの帰りにはご褒美の虹が見え、幸福度がさらにアップしましたよ♪
◆サガリバナツアーをどの川で体験するか?
風車のサガリバナツアーは上原港周辺から送迎車で約40分の場所にある、後良(シイラ)川で開催します。
後良川は川沿いにたくさんのサガリバナの木があるのはもちろんですが、川幅も漕ぐ距離も程よく、夜明けの雰囲気もとても良いのです。
ただ、上原港周辺から車で片道40分、往復80分の移動もあって、そのため集合は4時、解散も8時過ぎになります。
他店でサガリバナツアーを開催しているエリアは、クーラ川、浦内川、仲良川と他にもありますので、それぞれの川の特徴を知り、希望に合ったエリアでのツアーを決めるのも良いと思います。
◆まだ若干の空きあります
季節限定のサガリバナカヌーコースは7月10日(水)まで開催いたします。
現在のところ、6月30日(日)、7月1日(月)、5日(金)、10日(水)はわずかに空きがございます。
ご興味のある方はこちらをご覧のうえご予約ください。
2024年サガリバナカヌーツアーが始まりました! 2024年6月27日
みなさん、こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
いよいよ本日より、今シーズンのサガリバナカヌーツアーが始まりました!
◆得意技は「早すぎる早起き」
深夜2時にアラームをセットしましたが、1時50分には自然に目が覚めるという早起きには自信があるしゅうさんですが、今年最初のツアーということもあり、幻想的な世界がまた見れるのかというワクワクと、たくさん咲いているかな…というドキドキの朝(深夜?)でした。
◆ツアー初日の状況は…
いろんな感情を持ちつつも、夜空に輝く夏の大三角を眺めならがら漕ぎ始めました。
漕ぎ始めて10分もすると、甘~いサガリバナの花の香りが漂ってきました。今年のサガリバナは昨年よりも全盛期が早く訪れるのかもしれません。
明るくなった川にはたくさんのサガリバナの花が落ちていました。
明日以降、まだまだ見頃のピークに向かうのかと思うと楽しみで仕方がありません。
7月10日まで期間限定のコースですが、今年も最高に楽しめそうです。
◆みんな一緒に「いただきまーす♪」
ツアーが終了し、ゲストの皆さまを送り届けたらスタッフ全員で朝ご飯です。
サガリバナツアー開催中は、こんな感じで朝ご飯をいただいてからツアーの片づけ、翌日の準備、午前のカヌー体験コースをこなして一日が終わります。
初夏限定の人気コースですが、なぜか6月29日(土)だけあまり予約が入っていません(涙
ツアー前日の夕方までご予約は可能ですので、皆さまのご参加をお待ちしております。
行ってきたよ!サガリバナ最終下見 2024年6月24日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
梅雨が明けた西表島は毎日快晴!暑い日が続いていますよ。
◆我が家のマンゴー事情
しゅうさん家のマンゴーも日々いい感じに成熟しつつありますが野鳥の襲撃に遭うこともあり、毎日、完熟マンゴーをめぐっての人間 vs 野鳥の知恵比べが続いています。
つい昨日も収穫を翌日に控えた、これまでで最高の出来栄えの実を攻撃されてしまいました。
L(゚□゚)」オーマイガ!!
石垣島のホームセンターで購入した鳥よけネットで木全体を覆い、実には袋掛けしておいたのに、一体どうやってネットの外へ取り出したのでしょうか?
見るも無残な姿で地面に転がるマンゴーを呆然と見つめる人間を、電線にとまったカラスが見下ろしながら「カァ~カァ~♪」と響き渡る声で鳴いていました。まさに勝利の雄叫びです。
悲しいやら悔しいやら…
しかし、腹が立つのと同時にカラスをはじめとする野鳥の賢さには感心させられます。
我が家の愛鳥、セキセイインコのおまめちゃんも人間の2歳児ほどのコミュニケーション能力があり、まさにカワイイの塊です。
(*´ч`*) カワヨ
◆サガリバナの下見に行きました
さて、西表島の夏の風物詩、サガリバナを鑑賞する早朝サガリバナカヌーコースが27日から開催されますが、本日はツアー開催前の最後の下見に行ってきました。
前回の下見ではほとんど咲いていませんでしたが、今回は水面いっぱいにサガリバナの花が漂っていました。
昨年の今頃よりは咲いている気が…今年のサガリバナツアーは期待できそうですね。
今年はガイド4名体制で開催するので、ゲストは最大12名様までお迎えできます。
7月に関してはほぼ満席となりましたが、4名のガイドで昨年以上の小回りを利かせながらゲストの皆さまに楽しんでいただきたいと思います。
乞うご期待!
◆しゅうさんのタイムスケジュール
サガリバナカヌーツアーではゲストのお迎え時間はAM4:00頃です。そのため、スタッフの出勤時間はAM3:30です。
そして私、風車オーナーのしゅうさんの一日を教えてください。というリクエストはありませんが、ここでサガリバナカヌーツアー開催中の生活ぶりを勝手に紹介させていただきます。
<AM>
2:00 起床
ストレッチ、健康チェック、天気予報の確認、メールチェックなど
2:30 一回目の朝食
3:30 ミーティング
3:50 ゲストのお迎え開始
4:00 ツアー開始~終了
8:30 二回目の朝食
9:00 ツアーの片付け
10:00 解散
◆サガリバナカヌーツアー開催期間中は…
午前10時に解散となっていますが、もし午前中のカヌー体験コースのご予約があれば昼までツアーを開催しますよ!
午後は仮眠をとったり、メールの返信などの事務作業をします。
仮眠中は電話対応ができませんので、ご質問などがあればホームページのお問合せフォームからご連絡ください。
そして就寝は夜9時です。
サガリバナカヌーツアーが始まると生活リズムが変わるため、6月26日は全ツアーを中止し臨時休業の予定です。
ツアーにご参加予定の方は前日は飲みすぎ、食べすぎ、夜更かしにお気をつけくださいね。
西表島に《さかなクン》がやってきたよ!! 2024年6月16日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
昨夜、西表島に魚類学者であり、タレントであり、イラストレーターであり、さらには東京海洋大学客員教授でもあるさかなクンがやって来ました!
「西表島にさかなクンが来る!」ということで講演会場の中野わいわいホールは開始時間7時の30分前から満席。
立ち見の方も大勢いるほど、西表島ではなかなかお目にかかれない盛り上がりとなりました。
あまりの熱気にエアコンの効きも悪くなったような…(汗
◆さかなクンと語ろう!世界有数の生物多様性をほこる西表島・浦内川
今回の企画は、さかなクンが大々的にPRされていたのでたくさんの子供たちも集まっていたのですが、な、なんと、2時間の講演会のほとんどが大人向けのお話。
さかなクンの登場を今か今かと待ちわびるちびっ子たちでしたが、30分を経過した辺りからあちらこちらでシビレを切らしてしまう子続出。
パンフレットの見た目や雰囲気は子供向けかな?と思えるのですが、プログラムの一つ一つは大人向けだったみたいです。
◆とはいえ興味深いお話ばかり!
西表島で一番、沖縄県で一番の大きさを誇る浦内川(うらうちがわ)には、400種類以上の魚がいるとか。
これは日本三大清流の一つ、高知県の四万十川の2倍の種類の魚が生息しているということですが、浦内川にいる400種類上の魚のその多くが絶滅危惧種だそうです。とても貴重な川だということがわかります。
登壇された研究者の方々のお話はとても興味深いものばかりでしたが、たくさんの子供たちの騒ぎ声の中だったので、あまり集中して聴くことができませんでした(涙
できることならYouTubeで公開してもらい、おさらいしたいです…
◆満を持しての登場!
そしていよいよ、さかなクンの登場!となると会場の熱気は一気にヒートアップ。
お決まりの白衣にハコフグちゃん帽子。
テレビに映るそのままのさかなクンがぴょーんっ!と舞台に現れると、会場にいるみんなが笑顔になりました。
さかなクンはあらかじめ大きな紙に魚のイラストを描き、そのイラストを元にクイズを出題。
回答した子の言葉からさらに魚について掘り下げたお話をし、最後はそのイラストにサインをしてプレゼントするという流れでした。
最後の質問コーナーでは、地元の中学生が「この魚は何ですか?」とスマホの動画をさかなクンに見せたところ、さかなクンにも研究者の先生にもわからず、あらためて西表島に生きる魚の奥深さを会場にいた人全員が感じてシンポジウムは終了となりました。
さかなクンは「さかなクンのイラストをゲットした子はきっと魚好きになるんだろうな」と感じさせる優しい語りかけとユニークで精密なイラスト、全身を使っての解説がとても魅力でした。
魚に対する深い深い愛情と知識、即興で描くイラストは会場から感嘆のため息がでるほどお見事でしたよ。
サガリバナの下見に行ってきました 2024年6月10日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
昨日は旧暦の5月4日。
豊漁と航海安全を祈願する海神祭が白浜集落で開催され、当店のガイドもメインイベント、ハーリー競漕に参加しました!
そして沖縄ではこのハーリーの終わりとともに梅雨が明けると言われていますが、当店にとっての梅雨明けといえば夏の風物詩でもあるサガリバナカヌーツアーの始まりでもあります。
◆サガリバナカヌーツアーの下見
本日、風車がサガリバナツアーを開催する古見(こみ)集落にある後良(シイラ)川に開花状況の確認もかねてツアーの下見に行ってきました。
後良川は大きな滝があるわけではないのですが、あまり広くない川幅のためマングローブなどの植物が左右から迫りくる臨場感があり、とにかく川の雰囲気が良いのです。
この夏、初めてサガリバナツアーにデビューするガイドの小倉とツアーの流れ、ツアー中の注意事項、タイムスケジュールの確認などなど、しっかりと現場で打ち合わせをしてきました。
◆サガリバナの状況
現在、蕾は少しずつ大きく成長してきましたが、まだ蕾すらできていないサガリバナの木がほとんどした。
おそらく最盛期は7月に入ってからだと思われますが、当店のサガリバナツアーの開始日である6月27日からはしっかり楽しめるのではないでしょうか。
ちなみに昨年も同時期に下見をしたのですが、昨年に比べ、今年は蕾が多いような気がしたので期待できそうですよ。
◆メインは花の鑑賞だけど…
サガリバナツアーは夜明け前の4時頃から車で40分の移動があります。
お客様はもちろん寝ていても大丈夫なのですが、ドライバーであるガイドはイノシシやヤシガニ、そしてイリオモテヤマネコが道路に飛び出してくるかも!?と野生生物に気を遣いながらの運転になります。
ソワソワ、ドキドキ、そしてビクビク…
ゲストの皆さんもガイドと一緒に夜明けの生き物探しをしてみせんか? これもサガリバナツアーの楽しみ方の一つです。
◆西表島の夜明けも堪能
フィールドへ向かう道すがらトイレ休憩をしますが、そこは外灯も無い真っ暗な場所です。晴れた日は夜空を見上げると満点の星空に大きく架かる天の川がきらめき、星空観察に早変わりです。
カヌーを漕ぎ始める頃には先ほどまでの暗い夜空が濃紺に、そして朝焼けに染まりオレンジ色に変化します。
耳を澄ませばコノハズクの「コホーコホー」というこもった鳴き声から、「キョロロロー」と空に響き渡るリュウキュウアカショウビンの鳴き声に変わっていきます。
◆朝の素晴らしさを伝えたい!
サガリバナカヌーツアーに参加すると「朝っていいかも…」と感じるはずです。
夜はあっという間に明けてしまいます。五感をフルに使ってたくさんの「夜明け」を感じ取ってくださいね。
西表島の朝の素晴らしさを風車スタッフ一同、たくさんの方に知ってほしいと思います。2024年、夏の始まりを皆さまと過ごせることを楽しみにしています!
そうそう、朝を十分に満喫するために前日の夜は早めに寝てくださいねー!
【令和6年】梅雨入り宣言! 2024年5月21日
気象庁は本日の5月21日、沖縄地方の梅雨入りを宣言しました。
今年の梅雨入りは平年より11日、昨年に比べ3日遅かったそうです。
◆沖縄地方!?
全国の皆さんにとって「沖縄地方」というと石垣島や西表島を含めた沖縄県全体をイメージするかもしれません。
しかし、西表島に暮らしていると「沖縄地方」というのは「沖縄本島地方」のことかな…と思ってしまいます。
というのも、沖縄県はとてもとても広く、沖縄本島地方と石垣島や西表島のある八重山地方は約400㎞も離れています。それは東京⇔大阪の距離とほぼ同じです。
そして今年はGW前から雨や曇りの日が多く、すでに梅雨を感じながらの日々でした。
毎年のことですが、沖縄本島から距離のあるここ西表島では、気象庁の梅雨入り宣言より2週間ほど前には「もう梅雨だよねー」という会話があちこちから聞こえてくるのです。
ちなみに梅雨入り宣言のあった本日、西表島ではなぜか青空が(笑
◆梅雨を感じる景色
よく降る雨でピナイサーラの滝はいつも増水気味でした。船浦大橋から遠目に見ても水量の多さが分かります。
通常モードのピナイサーラの滝。癒されます。
梅雨の季節に間近で見る増水中のピナイサーラの滝は大迫力です。
蒸し暑くなるとハブの登場も増えます。
※ 苦手な方は閲覧注意 ※
日課の夜のウォーキングでは、季節によって様々な島の生き物たちに出会える楽しみがあります。
しかし、梅雨時の夜道は星空を見上げる余裕などありません!皆無です!!
足元を確実に懐中電灯で照らしながら緊張感をもって前へ進まなくてはなりません。
雨あがりの夜にはハネアリが飛び交い、そのハネアリを食べに道路にはカエルやヤモリ、そしてムカデがウヨウヨと…
緊張からの冷や汗で首筋に張り付くハネアリ、ジグザグに歩かないと踏んでしまうほど出現するカエル、道の真ん中で微動だにしないヤモリ、なぜか一年中突進してくるゴキブリ、そして予測不可能な動きをする特大ムカデ…
(;°-°;))) コ、コワイ
この季節、夜のウォーキングでかく汗はベットリするのです。
<動画> 閲覧注意!ムカデいっぱい
◆梅雨明けはいつ?
沖縄の梅雨明けはユッカヌヒー(沖縄の方言で「4日の日」)と呼ばれる旧暦の5月4日頃だと昔から言われています。
その旧暦の5月4日は海人(うみんちゅ)にとって大切な日でもあり、航海安全と豊漁を祈願するために沖縄各地で伝統行事のハーリーが開催されます。
西表島の白浜地区でも海神祭が行われます。
2024年の旧暦5月4日は新暦では6月9日。
海神祭のメインイベントであるハーリー競漕においてスタートのドラが鳴るともう梅雨明け間近です。
これまでの経験から実際の梅雨明けは6月20日頃かな…と思います。
◆この季節、どんな服装がいいの?
実際には4月中旬から10月中旬までは夏服で過ごすのが基本なので、Tシャツ&短パンでOKです。ただし、店舗や船ではクーラーがよく効いているので冷えが苦手な方は薄手のパーカーなどがあればよいでしょう。
足元は雨でもへっちゃらのサンダルです。島感を出すならギョサンがよいでしょう。
◆梅雨時の注意点
- 雨上がりの夜はハブもよく出現します。夜の散歩はスマホの画面だけでは足元ははっきり見えません。懐中電灯を忘れずに。
- 天気予報以上の雨が降る場合もあります。ツアーに参加せずに川で遊ぶ際は増水に気をつけてください。
- 逆に晴れる日もあります。その際は日差しも強いので熱中症に注意してください。帽子、サングラス、飲料水は常に持ち歩きましょう。
◆フェリーを利用するとき
西表島の海や川で遊ぶのは少々の雨でも気温が高いので問題なく楽しめます。しかし、石垣島に帰る際には乾いた服に着替えてフェリーに乗船しましょう。
濡れた服装でフェリーに乗るのはマナー違反です。お気をつけください。
当店のツアーに参加したあとフェリーに乗る方は、必ず着替え一式とタオルを忘れずにお持ちください。無料のシャワー室と更衣室がありますので、きれいさっぱりしてからお帰りくださいね。
満潮時のお楽しみ、マングローブ迷路へ! 2024年4月29日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
今日はマングローブについてのお話をちょっとします。
◆マングローブって?
みなさんも「マングローブ」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。
マングローブとは熱帯、亜熱帯地域の淡水と海水の混ざり合う場所に生育している植物の総称を言いますが、そこは潮の干満の影響を受けます。
干満の時刻は日々変化しますが、カヌーツアー中に満潮を迎える時間帯だった場合は、マングローブの森へ進入できるのです。
ちなみに干潮時は水が引いてマングローブ迷路に入ることはできませんが、そんな時はマングローブの特徴的な根をじっくり観察してみましょう。
“マングローブ迷路”
勝手に名付けてしまいましたが、満潮時にはマングローブの木と木の間隔が広いポイントに入っていくことができるので、まるで迷路に迷い込んだ気分になるのです。
◆カヌーならではの楽しみ方
晴れて暑い日は日差しを避けて休憩するために、強い雨が降った時は雨宿りに、マングローブ迷路は非日常中の非日常です。
これは遊覧船ではできない、手漕ぎの小さなカヌーだからできる体験です。
決まった道もないので、一度奥まで入り込むと抜け出すのはちょっと大変です。
ですが、タイミングが合えばマングローブの木々が作り上げた天然の迷路にあえて迷い込んでみてはいかがですか?