西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 <ツアーの様子> カテゴリーの記事

 <内輪ネタ> カヌー置き場が新しくなりました! 2025年3月6日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

とってもとっても内輪なお話ですが、先日、普段使用しているカヌー置き場の改築工事がありました。

◆良い面もそうでない面もあったりして…

風車のメインツアーはピナイサーラの滝まで行くカヌーとトレッキングです。

このフィールドで25年以上営業していますが、これまでは西表島カヌー組合に加盟しているショップが厳しい自主ルールを守りながらカヌー置き場を管理していたのですが、この度それらを全て撤去し、竹富町が新しく整備してくれました。

これからは置き場の使用料を竹富町に月々支払うことになりますが、破損などが起きた場合は竹富町の予算で修繕してくれるそうです。

ただし、今までに比べ各ショップに割り当てられたスペースが狭くなってしまったため、置けるカヌーの数も減ってしまいました。

◆新しい時代へ

西表島では3月1日から始まった厳しい立入制限に向け、急ピッチで色々なことが変わりました。カヌー置き場だけでなく、立入制限エリアへの入域申請手続きも複雑です。

立入制限区域(特定自然観光資源)について

そしてガイド自身にも制限がかかります。

竹富町の条例に基づいて認定されたガイドの中から、さらなる試験(カヌー実技、トレッキング実技、筆記、面接)に受かった者だけが立入制限フィールド内でのガイド業が許されるのです。

風車は一昨年の12月から準備を進めていたので、2025年3月1日の立入制限スタート日には4名のガイドを揃えることができました。
しかし、これから入社する新人ガイドは認定試験に半年から1年は要するので、それまで立入制限エリアでのガイドはできません。

かなりの時間を要する厳しい制度なんです…
(゚ー゚;A アセアセ

もしもピナイサーラの滝でのガイド業に興味がある方がいたら風車までご連絡ください。しっかりサポートさせていただきます!

風車スタッフ募集について

◆意外に知られていない楽しみ

カヌー置き場の話のついでに…

当店のカヌー体験コースピナイサーラの滝を目指すコースは、駐車場で車を降りてからカヌー置き場まで10分ほど歩きます。

実はそのルートが楽しいのです!

各自パドルを持ってジャングルへの入り口へ向かいます。

木道が現れました。

西表島の大自然で暮らす動植物の群落地へ続きます。

サガリバナをはじめとした亜熱帯植物が鬱蒼と生い茂り、足元の湿地帯ではとぼけた表情が愛らしいミナビトビハゼやオキナワアナジャコが作り上げた「塚」を観察することができます。

初めて西表島を訪れた方にとっては、カヌー置き場までのただの移動も立派な「ジャングル探検」です。
本題のカヌー体験の前に写真撮影したくなりますね。

さらに カヌー体験コースマングローブカヌー&由布島コース では、カヌーの折り返し地点でいったん上陸して短いお散歩タイムがあります。
その際はサキシマスウオノキ群落の観察もできますよ。お楽しみに!

 団体様いらっしゃい♪クーラの滝ツアー! 2025年2月26日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

先日、久しぶりにガイドの星くんと一緒にクーラ川ジャングル探検コースへ行ってきました。

◆隠れ家的なフィールド

ガイドブックにもあまり紹介されていないクーラの滝は、クーラ川の上流にあるので「クーラの滝」と呼ばれています。

とても小さな川を遡った先にあるとても小さな滝と滝つぼですが、訪れる人が少ないのでまさに隠れ家的なフィールドです。

◆前日予約でも対応可能

「明日、9人でクーラの滝へ行けますか?」

クーラの滝は1名のガイドがご案内できるお客様は8名までと竹富町のルールに定められています。

予約台帳をチェックすると、しゅうさんと星くんが対応可能なのでご予約を受けることになりました。団体様のツアー参加はとてもありがたいことです。

しかし、風車のベテランガイドの星くんと一応オーナーであるしゅうさんのスケジュールが空いていたなんて…
大学生の春休みシーズンも始まったので、もっと営業をがんばらないといけないですね(反省)

◆クーラの滝ツアーは団体さま向け

団体旅行の場合、窓口となる幹事さんはお店とのやり取りがあるのでツアー内容を把握されていますが、他のメンバーはカヌーやトレッキングに対するイメージや意気込みというか気合いに温度差がある場合があります。

とはいえ、そのような状況でもクーラ川ジャングル探検コースは問題がありません。
なぜなら4歳から楽しめるスーパーライトな半日コースなので、のんびりモードの方でも程よく遊べる、しかもフィールドの雰囲気が抜群に良いのです。

まずは海に浮かべたカヌーに乗り込み、クーラ川の河口を目指して漕ぎ始めます。
メンバーは岩手県よりお越しの仲良し9人組み♪

河口に架かる橋をくぐると一気にジャングル感が押し寄せます。

川幅は広くなく流れも穏やかなので、マングローブを間近に観察できます。
野鳥のさえずりをBGMにゆっくり進みます。

上流に到着したらカヌーを降りて滝を目指します。
川を横切ったり濡れた岩場を歩くので、すべって転ばないように一歩一歩、慎重に進みます。

15分ほど歩くとクーラの滝が見えてきました。

滝も滝つぼもコンパクトですが、小さなお子様や体力に自信がない方、ほどほどに遊べればいいよという方、メンバーみんなで楽しめるツアーを求める方にとっては最適なフィールドです。

暑い日は滝つぼあそびと滝浴びも楽しめます。あ、冬でもチャレンジしたい方はどうぞ!

◆ランチもシャワーも付いてます

ツアーは短時間ですが、こちらはランチ付きのコースです。
アクティビティ終了後は風車のベースに戻って作り立ての沖縄そばをいただきましょう。

カヌーの乗り降りやジャングルを歩く際はひざ下まで水に濡れるので、必要であればシャワーもご利用ください。もちろん無料です。

マングローブのトンネルをくぐりながらジャングルを縫うように流れる川をカヌーで進む。
これぞリゾートホテルでも体験できない大自然の癒しですね。

ツアーのご参加ありがとうございました!

 雨でがっかり!? 冬の西表島観光 2025年2月23日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

西表島は昨日も今日もおそらく明日も、雨が降ったりやんだりです。
観光客の方にとってはきっと残念に感じるでしょう…。

◆冬の沖縄って?

沖縄に関するガイドブックやSNS、アクティビティショップのホームページを見ると青い海や空の写真でいっぱいなので、どうしても「晴れ」や中には「常夏」のイメージで石垣島、西表島へ来られる方が多いでしょう。

しかし、現実は…

冬場は曇りや雨の日が多く、北寄りの強い風の影響によって気温20℃でも肌寒く感じます。
たまに晴れると蝶が舞うこともあってTシャツや短パンでもOKですが、そんな日は長続きしません。基本は曇りや雨です。

しゅうさんは温暖な気候の広島で育ったため、移住したての頃はこちらの冬の天気に驚きました。夏の台風にはもっと驚きましたが(笑)

晴れの多い地域で暮らしている方には冬の沖縄旅行での天気の悪さには戸惑い、気持ちも萎えるかもしれません。
せっかくの旅行なのにテンションも下がり気味…。
わざわざ天気の悪い中、外で遊ぼうとは思えないかもしれませんね(泣)

◆雨だけどカヌーできるの?

冬場は「明日は雨の予報だけどツアーできますか?」といったお問い合わせをよくいただきます。
答えは、お客様が疑問を抱く雨予報であっても、ツアーを開催するにあたり問題のないケースがほとんどです。

もちろんザーザー降りの大雨の日は安全に配慮して中止にすることもあります。しかし、小雨が降ったりやんだりのレベル、川が増水しないレベルの雨ならツアーは少雨決行いたします。

またピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースの場合、雨の影響で滝の上へ行くのを止めた際は、その代わりに他のフィールドへご案内する内容に変更して一日ツアーとさせていただくことがあります。

このように多少の天気の悪さでもツアーの安全が保たれる状況であればツアーは開催することをご承知おきいただければと思います。

◆雨模様のカヌーツアー

本日、午後開催のカヌー体験コースに仲良しのお二人がお越しになりました。
雨が時おり降る予報だったので、無料レンタルの簡易カッパを着てのツアースタートです。

カヌーを漕ぎ出すと川を囲むように生い茂るマングローブが風を遮ってくれるのを感じます。

次第に風の音も小さくなり、それまで風でさざ波立っていた水面は鏡の様になります。

風に乗って降る小雨はマンローブの森が受け止めてくれるためさほど気になりません。

その頃には天気へのネガティブな感情はやわらぎ、雨も西表島の大自然の一部と感じられるようになるでしょう。

石垣港を昼前に出発し、ツアー終了後も石垣島へ戻ることができるライトなカヌー体験コースは冬場に人気が上昇します。
理由は天気が悪くても短時間なのでそれなりに楽しめそう!といった感じでしょうか。

◆暑くないから疲れない

夏場の午後から開催するツアーは気温も日差しも尋常ではなく熱中症の危険性も高まるため、こまめな水分補給と帽子の着用、日焼け止めで紫外線対策をバッチリする、などなど、とにかくライトな半日コースでもグングン体力を奪われます。

その反面、北風が吹いて気温も20℃を下回るとしゅうさん自身はとても寒く感じます。
しかし、汗をかくこともなく快適にお客様をガイドすることができるので、実はベストシーズンだったりします(笑)

冬の西表島にがっかり…と思う皆さん。強制はしませんが無理のない範囲でちょっとだけ雨に濡れちゃいましょう。
人の少ない季節なので、夏ではありえないほど静かなフィールドで非日常を体験できますよ。

「西表島、がっかりだったよー」とならないよう、風車スタッフ一同、張り切ってご案内いたしますね!

 いってきたよ!ユツンの滝ジャングルハイキング♪ 2025年2月16日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

先日、久しぶりにユツンの滝へ出かけてきました。

実は、このユツンの滝は西表島の秋から冬にかけての影の人気スポット。
蒸し暑い夏には踏み入ることのできなかったジャングルの奥深くにある壮大な滝を目指す、秋冬限定のハイキングコースです。

ユツンの滝ジャングルハイキングコース

◆なぜ秋冬限定?

それはひとえに「ジャングルが涼しいから」です。

西表島は気温が30℃前後になるととにかく蒸し暑く、水分補給をしながらであってもハイキングは過酷そのものです。
しかし、秋冬であればジャングルの中も20℃前後の世界。とにかく心地よく歩くことが楽しめるのです。

一年を通してユツンの滝ツアーを開催しているショップもあるかもしれませんが、風車では熱中症を考慮し、11月から2月までの秋冬限定の開催としております。

◆ガイドの話は尽きません

ユツンの滝ツアーはとにかく歩きます! 休憩を含めて片道約2時間の山登りです!

とはいえ、怖がる必要はありません。
「ゼーゼー」「ハア、ハア」と息を切らせ、2時間ひたすら歩き続け…。
そんな内容ではありません(笑)

歩き、立ち止まり、ひと休み、また歩く。こんな感じで基本的にはのんびりペースです。

たまに修行もしたりして(笑)

珍しい植物や生き物がいたら足を止めてじっくり観察し、写真撮影。とにかく慌てないタイムスケジュールでツアーは進行されます。

ご案内する風車のガイドは自然が好きなのはもちろんですが、人も好きです。
西表島のよもやま話をしながら歩いていると、意外に早く滝へ到着しますよ。

◆ ((マル秘)) ここだけの話

ユツンの滝ジャングルハイキングコースは一人のガイドがご案内する最大人数を8名様までとしております。さらにガイドは1グループのみの対応です。
つまり言い換えると「個別対応」「貸切対応」「プライベートツアー」ということです。

本来であれば商業ツアーということもあって複数組のお客様を募りたい気持ちもあります。
しかし、ツアー参加者の年齢、性別、体力、これまで経験などにより、歩くスピートが皆さんそれぞれ違います。

片道約2時間のハイキングをすべてのお客様に楽しんでいただくためには、どうしても知った顔同士だけで歩いたほうがメンバーのストレスが少ないのです。

そういえばホームページでは個別対応について詳しく触れていませんでした。もっと「プライベートツアーですよ♪」とアピールしたほうがいいですかね(笑)

◆ユツンの滝ってどんな滝?

まず知っていただきたいのが、ユツンの滝は水量が豊富ではありません。

壮大な三段構えの形状なので、ある程度の雨が降った直後は非常に見応えがありますが、当店では川が増水気味であれば雨が降っていなくても安全面を考慮しツアーは中止にすることがあります。

そして、ユツンの滝はピナイサーラの滝と同じように下から滝を見上げるだけでなく、滝上まで登ることができます。
その際のルートは一気に険しくなりますが、ピナイサーラの滝よりも標高が高いので素晴らしい絶景を眺めることができます。

ユツンの滝の上で久しぶりに頂いた沖縄そばは格別でした♪

お腹も心も満たしたら、細心の注意を払いながら滝の下へ降ります。

注意点として、ユツンの滝上に行くルートは勾配が急なだけでなく、ぬかるんだ泥道のため、天候やお客様の体力などをガイドが総合的に判断し、行かない場合もあります。
あらかじめご了承くださいね。

◆どんな服装がいいの?

秋冬限定のコースなので、気温が20℃前後であることを前提に服装をご紹介します。

まず、ハイキング中はそれほど寒さを感じることはありません。
しゅうさんなら夏服(薄手の長そでシャツ、スパッツに短パン)の上に、身体が温まるまで上着(カッパの上だけ)を着て歩きます。30分くらいすると身体がポカポカしてくるので、上着を脱いで完全に夏服スタイルになります。

そして滝に到着すると見晴らしが良いため風が強く当たり、休憩中は身体がすぐに冷えてしまいます。そうなったらまた上着を着ます。

ツアー中は脱いだり着たり、その繰り返しです。寒がりな方はもう一枚着たり予備で持ち歩けば充分ではないでしょうか。

シューズは当店が用意するフェルト底のレンタルシューズをご利用ください。川沿いの滑りやすい岩場を歩くにはかなり有効です。

ただし往復で4時間近く歩くので、可能なら旅行前にご自身でフェルト底のシューズを購入し、履きなれたうえでツアーに参加されることをお勧めします。

ちなみにツアー中は川を何度か渡渉するのでひざ下は濡れます。
足の冷えに弱い方は、ネオプレーン素材のソックス、もしくはゴアテックス素材のソックスをご用意するのもよいですが、ほとんどの参加者は当店のレンタルシューズを靴下なしで利用されています。

◆ユツンの滝まとめ

ユツンの滝へはカヌーを使わず、ハイキングだけで川を遡っていきます。

もしもカヌーとトレッキングのどちらも楽しみたいのであれば、やはりピナイサーラの滝を目指すツアーをおすすめしますが、ピナイサーラの滝は体験済みで山登りが好きな方にとってはNext stageとしてユツンの滝は魅力的なフィールドかなと思います。

観光スポットとして今はまだマイナーなユツンの滝ですが、秋冬の閑散期、つまり人口密度の低さはモンゴル、オーストラリア並みかもしれません。

とても静かなフィールドを貸し切り状態でガイドと一緒に楽しめる隠れ場的な滝です。
風車スタッフ一同、皆さんと亜熱帯ジャングルハイキングができるのを楽しみにしています!

ユツンの滝ジャングルハイキングコース

 1月ですがTシャツでした 2025年1月28日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

先日の1月24日、西表島の最高気温は23.8℃。
北風が強く寒い日が続きましたが、たまに春の陽気に包まれる日もあるのです。

同じ日、北海道の朱鞠内では極寒の-15.2℃を記録。
(((>_<))) ブルブル

寒さに弱いしゅうさんにとって、真冬の一月に八重山で暮らせることは超ラッキーです!

→ <気象庁>全国観測値ランキング

◆春の陽気のなかピナイサーラの滝へ

この日は風もなく上原航路も通常運航。
最高の観光日和にカヌーツアーへお越しいただいたのは、大学時代からのご友人というお二人でした。

まずはTシャツでレッツゴー!

暑くもなく、寒くもなく。
1月としてはかなり珍しいコンディションの中、ほとんど人のいないフィールドでマングローブカヌーを満喫できました。

カヌーを降りてトレッキングでピナイサーラの滝つぼに到着する頃には、ちょっと汗ばむくらいに(汗)
なんども言いたくなりますが「1月」です。

ただし、滝つぼに到着すると冷たい風に乗って飛んでくる滝の水しぶきが身体に当たるので、5分ほど経つと少しずつ身体が冷えてきます。
そんな時は冷え切る前に上着を着れば快適に休憩できます。

この日は滝つぼの主 “オオウナギ” に会えました。一緒に泳ぎたいところですが、さすがにそれは厳しいかな(苦笑)

バラ科のシャリンバイも咲いていました。
本土では初夏に咲くようですが、春の陽気に誘われたのか、この日に限っては西表島は初夏でしたね。

風車お手製のムーチーで当分補給して、ピナイサーラの滝に別れを告げました。

◆冬だけど温かい日のツアーの服装は?

気温が20℃を超えて日差しがあると夏服でのツアー参加も可能ですが、天候が急変すると強い北風や小雨が降るので、レインコートやウインドウブレーカーなどの上着はあったほうがいいです。

そして、晴れた日でも滝の上や滝つぼでの休憩中は火照った身体が急速にクールダウンされるので寒く感じるでしょう。

体感温度には個人差がありますが、最高気温の予想が18℃以下なら防寒着をご用意されることをお勧めします。

ちなみに冬のしゅうさんは薄手の長そでにレインコートの重ね着でツアーへ出かけますよ。

 リゾバの打ち上げはカヌーツアー! 2025年1月25日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

突然ですが「リゾバ」という言葉をご存知ですか?
リゾバとは「リゾートバイト」の略で “リゾート地に住み込みで働くアルバイト” のことです。

◆観光を支えるリゾバ

リゾバは3か月程度の短期で勤務する人が多いと思われます。

リゾート地として発展を続ける沖縄にはリゾートホテルや観光客向けの飲食店がたくさんあり、石垣島や宮古島、もちろん西表島も多くのリゾバの皆さんに支えられています。

そして超閑散期の先日、たまたま偶然ですが二日続けてリゾバ仲間のグループが風車のツアーに参加してくれました。

二組とも有名リゾートホテルに勤務していたとのこと。
「していた」ということは、つまり契約期間が満了して沖縄を離れる前にリゾバ仲間と離島の旅を楽しまれていました。

◆同じ職場で仲間が増える

「リゾート地で楽しみながら仕事をしたい!」

そんな明るい、前向きなマインドで沖縄に来ている若者たちなので、職場でも波長の合う仲間がどんどんできるみたいです。
年齢が少し離れていてもお互いの良いところを認め合い、ほどほどの距離感を保ちながら人間関係をつくっているように見えました。

人間関係に悩むことがあっても短い期間なので、あまり気にしないことがリゾバを満喫するコツかな…。としゅうさんは思いました。

◆悩みは「なかなか一緒に遊べない」

「なぜ働いている時にみんなで遊びに来なかったの?」と素朴な質問をしてみました。

しゅうさんとしては「アクティビティに最適な夏の間に来たらいいのに」と思ったのですが、現実はというと、休日はそれぞれバラバラ。
気の合う仲間ができても同じ日に休むのは難しいそうです。

交代制勤務でシフトも複雑な中、ちょっとした合間を各自で楽しむことはできても、職場の仲間みんなで遊ぶのはたしかに難しそうですね。

ということで、契約期間が終了して仲間が離れ離れになるタイミングで「卒業旅行」をするそうです。

学生ではなく大人の卒業旅行。
なんか素敵ですよね!
いっぱい働いてしっかりお金も貯めたみたいだし(笑)

◆次の夏も石垣島で会おう!

これから離れ離れになるの寂しくない?と聞くと、意外な答えが返ってきました。

「今年の夏、また石垣島で会う約束をしてます!」

各自、これからまた別のリゾート地でリゾバをして、夏になったら石垣島に戻ってまた一緒に働くそうです。

全国のあちこちでリゾバして仲間をつくり、またどこかで一緒に働く。
そんな人生も自由でいいですよね。

なにはともあれ、この度は大人の卒業旅行に風車のカヌーツアーを選んでいただきありがとうございました。

これからもリゾバの終わりは風車ツアーで打ち上げ!なんて方が増えてくれると嬉しいです。
もちろん、お一人での参加もOKですよ!

ヾ(*゚▽゚*)ノ welcome♪

 静かなブーム…午後からカヌー体験! 2024年12月19日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

夏場は賑やかだったピナイサーラの滝周辺エリアも12月に入ると訪れる人はとても少ないです。
当店も開店休業状態です(涙)

◆ズバリ!訪れる人が少ないワケ
  • 西表島に宿泊している人がそもそも少ない
  • 上原航路の欠航が続く
  • スカッと晴れる日が少ない

これらの理由が考えられますが、しゅうさんは「超」がつくほどのプラス思考の持ち主なので、ポジティブ変換しています。

  • 西表島に宿泊している人がそもそも少ない
    → 石垣島からでも日帰りでツアーに参加できるよ!
  • 上原航路の欠航が続く
    → 大原港を経由したら上原港に行けるから問題ないよ!
  • スカッと晴れる日が少ない
    → 雨や曇りでも楽しめる西表島を知ってほしい!
◆12月は多くのお客様が石垣島に宿泊

ここ最近は石垣島から来られるお客様が多いようです。

西表島と比べホテルの数が圧倒的に多いので、閑散期の12月でもたくさんの観光客が宿泊されているんでしょうね。うらやましい限りです。

しかしピナイサーラの滝から近い上原港と石垣港を結ぶ上原航路は、秋冬はほぼ毎日欠航します。

上原航路が問題なく運航されている日は石垣港を8時に出る船に乗っていただくだけで良いのですが、もしも欠航してしまったら以下のアクセス方法で西表島の上原港までお越しください。

1. 石垣港 7:30発 →船→ 大原港 8:20着
2. 大原港 8:30発 →バス→ 上原港 9:20着
3. 上原港で当店のスタッフがお迎え

上原航路が欠航した日にピナイサーラの滝のカヌーツアー(一日コースや午前開催コース)へ参加するには早起きが必須です。
冬の石垣島、西表島は朝の7時になってもまだ暗いので、石垣島からの参加はかなりの気合いが必要ですね。

◆気合い不要のカヌーツアー

今年の10月頃、上原航路が欠航しがちになった頃から一つの現象があります。
それは何かというと…

リゾートで発展している石垣島には “気合い不要の旅スタイル” で来られる方が多く、そんな方たちが、実は当店の午後から開催するカヌー体験コースに大勢参加されています。

大勢?…いいえ、盛り過ぎました。
“静かなブーム”といったところでしょうか(笑)

◆こんな方にお勧め!午後からカヌー体験
  • 朝はのんびりしたい
  • 午後から軽く身体を動かしたい
  • マングローブが見たい
  • 滝も遠くからでいいので見たい
  • トレッキングはしたくない
  • ツアーのあとは西表島に泊まる

カヌー体験コースはトレッキングのないカヌーだけの内容です。雨が降っても川が増水の危険性がない限りはツアーを開催できます。

必要であれば簡易カッパをお貸ししますし、ツアー終了後は温水シャワーも利用できます。

シューズもご用意するので、必要なものはツアー終了後の着替え一式、タオル、飲み物くらいです。レンタル品はもちろんすべて無料です。

◆アクセス方法:午後のカヌー体験コース

▼上原港行きが 運航 している場合

(往路)
八重山観光フェリー [石垣11:00発 上原行き] にご乗船ください。
上原港には12:00頃に到着します。
当店のスタッフがお迎えにあがります。あらかじめトイレを済ませたうえ、上原港ターミナルの入口付近へ集合してください。

(復路)
八重山観光フェリー [上原16:50発 石垣行き] にご乗船ください。
石垣港には17:50頃に到着します。

▼上原港行きが 欠航 している場合

(往路)
八重山観光フェリー [石垣10:30発 大原行き] にご乗船ください。
しかし、運賃は「上原行き」の料金を支払って [大原行きの乗船券] と [上原港行きのバス券] を受け取ってください。
大原港に到着したら [上原港行きのバス券] を使って八重山観光フェリーの臨時バスに速やかに乗り換え、上原港までお越しください。
上原港には12:20頃に到着しますので、当店のスタッフがお迎えにあがります。

(復路)
八重山観光フェリーの臨時バス [上原港15:30発 大原港行き] にご乗車ください。
大原港に到着したら八重山観光フェリー [大原16:30発 石垣行き] にご乗船ください。
石垣港には17:20頃に到着します。

◆移動は大変かもしれないけど…

上原航路が欠航するとアクセス方法がひと手間増えて複雑そうな気がしますが、大原港⇔上原港の移動は八重山観光フェリーの臨時バスがしっかりサポートしてくれているので安心です。

上原航路欠航時の臨時バス時刻表

ツアー終了後、西表島に宿泊される方はホテルまでお送りします。送迎範囲についてはカヌー体験コースの詳細ページでご確認ください。

カヌー体験コースでカヌーを漕ぐ時間は往路、復路ともに50分ほどです。
上流の折り返し地点では上陸して約10分のジャングル散歩をしながら手足を伸ばします。

全行程が2.5時間ほどの半日コースですが、世界自然遺産たる西表島の豊かな自然を知るには十分な内容です。
ガイドとゆんたく(おしゃべり)しながら、気合い不要ののんびりカヌーをお楽しみくださいね。

 真冬の12月、滝つぼ勇者あらわる!! 2024年12月18日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

現在、12月18日の午後6時。
昨夜から気温が少しずつ下がってきて外の気温は15.4℃です。

◆ま、まさかの… ((゚Д゚ll))ガタガタ

本土と同じように先週から肌寒い日が続いている西表島ですが、そんな中、本日お越しのお客様は超元気!ノリノリでした♪

そ・し・て…
ま、まさかの滝つぼダイブ!!

11月9日のブログで「なんと11月なのに滝つぼで泳ぐゲストが!」と書きましたが、さすがの西表島とはいえ12月は真冬の寒さ。
今日、ウエットスーツなしで滝つぼ遊びを楽しんだ方は日本に何人いたのでしょうか…

本日のMVPは文句なしにこちらのお二人!

真の滝つぼ勇者認定です!
(゚∀゚ノノ”☆ パチパチパチ

◆真冬の滝つぼに入ると決めたら準備すること

当店のガイドは滝つぼ遊びを強要しません。
まずはゲストご自身が「滝つぼに入ってみたい、泳いでみたい」という意思が必要です。冬場は特に強い意志が必要です。

そして、滝つぼに入ると決めたら必ずライフジャケットを着てください。そこは強要させていただきます。

滝つぼから上がった後の準備も必要です。
冷えた身体を拭くためのタオルと保温のための上着(ウインドウブレーカーなど)を、あらかじめリュックから出しておいてください。

◆真冬の滝つぼ勇者になるには…
  1. まずは滝つぼに足をつけ、水の冷たさを脳で理解します。
  2. いける!と思ったら、ゆっくり腰まで入ります。
  3. まだまだいける!と思ったら、首まで浸かってみます。とにかくゆっくりゆっくり、無理は禁物です。
  4. 冷たい水に慣れることができたら両手を伸ばして一かき泳いでみます。気持ちいい!と感じた瞬間を忘れることはないでしょう。
  5. 決して無理をせず、身体の芯まで冷える前に滝つぼから上がります。
  6. ササッと身体を拭いて上着を着ましょう。

ここまで完璧にこなせた方は滝つぼ勇者認定です!

滝つぼ周辺に着替える場所はないので、ある程度タオルで身体を拭いたら濡れたまま帰ります。

風車のベースに到着したら温水シャワーがありますので、下着を含む着替え一式を忘れずにお持ちくださいね。
ツアー後は西表島に宿泊される方はシャワーを浴びずに直接ホテルへお送りすることも可能です。

◆しゅうさんの限界は12月8日

その昔、スタッフがいない頃のしゅうさんは毎日のようにツアーへ出ていました…20年くらい前?

そして「いつまで滝つぼで泳げるかチャレンジ」を独りでしていました。
ピナイサーラの滝に行ったら必ず泳ぐ。お客様が泳がなくてもしゅうさんは泳ぐ。

そんな決意で実験(?)を続けていましたが、ある年の12月8日、滝つぼで泳いだ後に大風邪をひいて己の限界を知ることができました(苦笑)

11月中旬からすでに「厳しいな…」と感じていましたが、やはり厳しいと感じていた頃から無理してたんだな…と思います(反省)

◆真冬でも泳ぎたくなる日があります

全国的に冬型の天気になると、西表島や石垣島でも曇り空で北風の強い日が続きます。しかし、12月でも春のような暖かい日がたまにあります。

昨日がまさにそんな日でした。晴れて気温が23℃を超えると体感温度は25℃以上に感じます。

もしそんな日にたまたまツアーに参加していたら、その時の気分で滝つぼ遊びを楽しむのもアリかもしれませんね。

 海は荒れても心配ご無用!マングローブカヌー♪ 2024年12月17日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

先日、石垣島からカヌーツアーの参加を検討されているお客様から「上原行きの船が出なくてもカヌーはできますか?」というお問合せをいただきました。

答えはYES!

そこで本日はタイトルにもあるように、海は荒れていてもマングローブカヌーは心配無用なワケについてお話いたします。

◆秋冬の上原航路はほぼ欠航

例年10月から3月頃まで、石垣島の石垣港と西表島の北に位置する上原港を結ぶ上原航路は頻繁に欠航します。理由は天候によるものですが、それは雨ではなく強い北風による波浪です。

そして今日も晴れてはいるけど北よりの風の影響で上原港航路は欠航。
上原港もシーンとしています。

◆上原航路が欠航した日のアクセス方法

上原航路が欠航した日に石垣島からツアーに参加される方のアクセス方法は以下のとおりです。

1. 石垣港の乗船券売り場で「上原港まで行きたい」と告げて 大原港行きの乗船券上原港行きのバス券 を購入する。

2. 大原港行きの船に乗る。

3. 大原港から船会社の臨時バスで上原港へ移動する。

*注意1
大原港には路線バスや観光バスが多く停車していますが、石垣港で購入したバス券を使って船会社の臨時バスをご利用ください。

*注意2
船会社の臨時バスは大型バスや小型のマイクロバスなど、日時によって変わります。船員の指示に従ったり車体に記されている会社名をご確認ください。

4. 上原港に到着したら当店スタッフがお迎えします。

ちなみに船会社の臨時バスに乗車するには、必ず、石垣港の乗船券売り場で「上原港まで行きたい」と伝え、大原港行きの乗船券と上原港行きのバス券を購入する必要があります。
大原港に到着してからバス券のみの購入はできません。販売所もありません。

上原航路が欠航した日に当店のツアーへ参加する場合は、アクセス方法「1.」を必ず守って上原港までお越しください。

◆北風の影響を受けにくいフィールド

上原港航路が欠航するくらい北風の強い日でも、マングローブカヌーの出発地点のマーレー川、そして上流にピナイサーラの滝のあるヒナイ川は北風の影響を受けるエリアが約100メートルととても短いのが特徴です。

そのエリアさえ漕ぐことができれば、あとはマングローブの森が風をさえぎってくれるのでのんびりとカヌーを楽しむことができます。

石垣島からの移動は大変かもしれませんが、この時期は訪れる人があまりにも少ないのでホント、おすすめですよ!

 雨でも安全にツアーを楽しもう! 2024年12月9日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

ただいま12月9日の午前10半。外は風速5メートルの北風が吹いて気温は約20℃です。
20℃あるとはいえ、スーパーの駐車場で近所の人と立ち話でもしようものなら、15分ほどで体が冷えて「冬がきたなー!」と実感します。

◆典型的な西表島の雨とは?

冬の西表島は雨の多い季節です。
雨の日が続くと気持ちが滅入りそうになりますが、雨といってもいろんな雨がありますよね。

ザーザー、しとしと、ポツポツ、ぱらぱら…

冬の西表島では、北風に乗った弱い雨が降ったりやんだりすることが多いです。
音だけ聞けば「ザーザー」ですが、その正体は強い北風で、実際の雨は「ぱらぱら」タイプといったところでしょうか。

◆雨の日のツアー

断続的に強い雨が降る日は「大雨注意報」または「大雨警報」が発令され、ツアーは中止せざるを得ません。

しかし弱い雨が降ったりやんだりするくらいなら、カヌー体験に関しては問題なく楽しむことができます。
ちなみにカヌーを漕ぎながらマングローブが観察できるポイントは海に近い中流域から下流域なので、川の流れはほとんどありません。

※ここからの写真は天候に不安がない日の様子です

雨の日に心配なのはカヌー体験の後のトレッキングです。特にピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースは川の上流域を目指して山歩きをします。

ピナイサーラの滝の上へ登り詰めたあと、絶景が見渡せるポイントへ移動するには浅い川を渡渉する必要があります。

しかし、降雨によって増水した川は近寄ること自体が非常に危険です。なにせ、流されてしまった場合、その先に待ち受けるのは落差55mのピナイサーラの滝です。

以下の写真のように足元の水量がこれ位の日は素晴らしい景色を眺めることができますが、増水時は立っていられないほどの本格的な川となります。想像しただけでも身震いしますよね。

◆安全に対する取り組み

前日や夜半から雨が降ったりやんだりが続く日の朝、ガイドは出勤前の早朝に必ず滝の状況をチェックしに行き、出勤後の朝のミーティングでスタッフと情報共有をします。

そして朝の時点での滝の状況や天気予報を把握したうえで、ツアー中に予想される事象をツアー開始前にゲストへ説明します。

例として
「これから強い雨が降る可能性があるので、場合によってはツアー内容を変更するかもしれません」
「これから天気が回復していく予報だけど、これまで降った雨のせいで山道はぬかるんでいるので気をつけていきましょう」
などです。

◆滝の上に行く最終チェック

事前に状況を説明したうえでツアーを開始しますが、カヌーの後半でピナイサーラの滝が見えるポイントまで来ると、ガイドはここで最終チェックをします。

「出勤前にチェックした時に比べて水量は増えてないか?」
「今後、強い雨が降りそうにないか?」

総合的に判断して無理がなさそうなら予定どおりカヌーから降りて滝の上へ向かいますが、状況によってはガイドの判断で滝の上へ行くのは中止にして滝つぼへのトレッキングに変更します。

ピナイサーラの滝つぼへ向かうルートは川から離れたエリアを歩くので、ある程度の雨なら問題ありません。
川が増水しない程度なら、雨の日でも楽しめるのがピナイサーラの滝コースの良いところです。

◆ピナイサーラの滝の上に行けなかった場合

そんな時でもご安心ください。代替えプランを用意しております。

滝の上に行くのをやめて滝つぼへのトレッキングに変更した場合は、午後から別のポイントへご案内いたします。それがクーラの滝です。

クーラの滝までは約20分の山道を歩きます。
この山道も川から離れたエリアにあるので、雨の日でも安心してトレッキングを楽しめます。
ピナイサーラの滝上から望む絶景はまた次回にお願いしますね。

その代わり、普段は見られない増水気味のピナイサーラの滝。

そしてクーラの滝。

とても迫力があり見ごたえ抜群ですよ。

ちなみにカッパをお持ちでない方には無料でお貸ししますが、それでも雨が降ったり滝からの水しぶきを浴びれば全身が濡れてしまいます。

下着を含む着替え一式とタオルは忘れずにお持ちください。
風車のベースには無料のシャワー室、更衣室があるので、ツアー終了後はさっぱりしてお帰りくださいね。