<ツアーの様子> カテゴリーの記事
カヌーツアーに関するプチ情報 2014年6月17日
みなさん、こんにちは!
本日はカヌーツアーに関するちょっとした、本当にちょっとしたお話をさせていただきます。
◆カヌーツアーなのに昼寝?
ツアーでは朝からカヌーとトレッキングでしっかり身体を動かしたら、お楽しみのランチタイムで休憩に入ります。
ガイドから西表島の暮らしぶりや観光情報を仕入れたり、仲良くなったお客様同士で写真撮影をしたり、中には昼寝をされる方もいらしゃいます。
ジャングルシエスタ(?)とでも言いましょうか…なんて贅沢なんでしょうね!
◆トイレって…?
よくお客様から「ツアー中にトイレはありますか?」と質問を受けますが、フィールドへ出発してからは施設としてのトイレはありません。
もしツアー中に「うーん、トイレ行きたいなぁ…」と感じたら、ガイドにこっそり教えてくださいね。トイレができそうな場所をご案内します。ただし、ティッシュペーパーなどはビニール袋に入れて必ずお持ち帰りください。
◆着替えを持っていくのがお勧めです!
私たちガイドは重たい荷物を背負い、西表島の自然について解説しながら山を登るので夏場は大量の汗をかきます。それが毎日のように続くと、いくら暑さに慣れているガイドでさえも「あせも」ができてしまいます。あせもは経験したことのある人にしか分からない辛さがありますよね。
普段、風車のガイドがあせも予防として気を付けていることがあります。それは、何と言ってもこまめな「着替え」です。
ツアーの休憩中に乾いたシャツへ着替えるだけであせも予防になり、また気分転換にもなるのです。そして、ツアーが終わる頃には再び汗ビッショリになっているので、シャワーを浴びてからもう一度着替えます。これからの季節、ツアーへ参加されるお客様には着替えのシャツを2枚お持ちいただくことをお勧めします。
ちなみに、私自身はツアー中に2回着替えます。内勤の日は時間さえあれば一日に2度も3度もシャワーを浴びるのであせも知らずですよ!
◆生水は飲まないで!
西表島の自然水には生活排水は混ざっていませんが、水温が高く、川の上流ではところどころが流れの無い「とろ場」になっています。
ジャングルにはイノシシやイリオモテヤマネコなどの野生生物がたくさん生息しています。それらの排泄物が川の水に混ざっている場合もありますので、いくらきれいな西表島の水でも「生水」を飲むことはお止めくださいね。
ツアー中はガイドが飲める水を携帯していますので、もし必要であればガイドにご相談ください。本当はビールでも飲みたいところですが…それはツアーが終わるまで我慢してくださいね!
野生生物との出会いが豊富な季節です! 2014年6月9日
みなさん、こんにちは!
一番人気のピナイサーラの滝(滝つぼ&滝上)コースでは、マングローブでのカヌー体験はもちろん、ジャングルトレッキングが他のコースに比べて長めに楽しめるのが特徴です。
◆亜熱帯ジャングルに行こう!
梅雨明け間近の西表島ですが、暑さはとっくに真夏モードです。ジャングルの中はとりわけ蒸し暑く、まさにサウナ状態。ところが、人間には参ってしまうこの暑さですが、野生の生き物たちにとっては過ごしやすい気候のようです。
◆なにやらジャングルが活気づいてるってホント?
人間界で「今日はムシムシするね~」とか「あっついねぇー!」なんて会話が飛び交う日は、ジャングルに住む生き物たちは特に活発に動き回っていることでしょう。
そして、そんな日にカヌーツアーへ出かけるとたくさんの出会いが生まれます。
▼上手に作られたヒヨドリの巣とたまご
▼ベニホシカミキリ
▼リュウキュウアカショウビン
◆大自然の一部になってみよう!
カヌーツアーが開始すると、しばらくの間はあまり生き物が見つけれないかもしれません。しかし、徐々に西表島の自然に目が慣れてくると、ひっそり擬態している生き物までわかるようになります。
一見同じように見えるマングローブや砂地をチョコチョコと動き回るカニたちにもいくつかの種類があります。
生き物たちの見分けができるようになったら、あなたも亜熱帯ジャングルの一員になった証拠です。
ジャングルトレッキングで一息つきたくなったら周囲をじっくり観察してみてください。そんなあなたをジーっと見つめるジャングルの住人がきっといるはずですよ。
夏休みのご予定はもうお決まりですか? 2014年6月8日
三井住友銀行
ただいま風車では夏休み期間中のカヌーツアーのご予約を承っていますが、7月19~21日、8月9~17日に関しては、すでに定員に達し受付を終了しているコースもあります。
日程がお決まりになりましたらお早目のご予約をお願いします。
◆暑ければ、暑いほど楽しい?
西表島の夏は暑いです。とにかく暑いんです!
というより、すでにゴールデンウィーク頃から毎晩クーラーのお世話になっていますが、7月と8月に関しては日差しの強さが違います。気温だけ見ると32℃前後ですが、とにかく太陽が近づいたなぁ…と実感できるほどの暑さです。
都会の夏の暑さに比べたら少しは過ごしやすい西表島ですが、やはり暑いものは暑い!しつこいようですが…
猛暑を避け、わざわざ遠くから西表島まで遊びに来ていただけるのであれば、風車のツアーの最中だけでもクールダウンしていただきたい!
そんな夏休みシーズンにぴったりなのがマングローブカヌー&キャニオニング体験コースです。
マングローブカヌーとジャングルトレッキングで体が最高潮に熱くなったら滝つぼでクールダウン!
わくわくランチを食べたら、午後からは別の川でのキャニオニング体験です。
漕いで、歩いて、飛び込んで、泳いで、滝に打たれて、流されて…。亜熱帯の夏を120%満喫できる夏季限定の大人気コースです。
◆防水カメラをお持ちください!
ちなみに写真を撮りたい方は防水仕様のカメラをご用意くださいね。防水バックも無料レンタルしていますが、常に水遊びのツアーなので濡れる可能性大です。
もしも防水仕様のカメラがない場合は風車のスタッフにお任せ下さい。ツアー中にカメラを携帯しているので思い出写真をいっぱい撮ります!
この夏、西表島でしかできない体験をしてみませんか?興味のある方は風車までお気軽にお問合せください。
●お問合せはこちらから
→ 風車カヌーツアーお問合せフォーム
沖縄地方が梅雨入りしました 2014年5月5日
みなさん、こんにちは!
こどもの日の本日、西表島や石垣島では朝から激しい雨が降り、気象台では沖縄地方の梅雨入りを発表しました。平年より4日早く、昨年より5日早い梅雨入りだそうです。
◆大荒れの梅雨入り
ここ一週間はずっと梅雨っぽい天気が続いていたので「何をいまさら…」といった感じもありますが、さすがに今朝の雨は激しかったです。私も明け方の尋常ではない雨音で目が覚めました。
石垣島では50年に一度の豪雨と言われるほど。まるで台風のような荒天だったそうです。
西表島の大原では24時間の降水量が約180ミリに達し、島内のいたる所を流れる川や滝では豪快な景色を見ることができました。
◆行ってきたよ、ピナイサーラの滝!
風車のツアーにもキャンセルの嵐が…。やはり天気には勝てませんね(泣
しかし、こんな悪天候もなんのその!西表島を楽しむぞー!!とやる気に満ちた、とっても貴重なお客様と一緒にピナイサーラの滝へ行ってきました。もちろん滝壺までですけどね。
いつもならこんな感じのピナイサーラの滝が…
今日は滝壺はおろか、普段なら腰を下ろして休憩するゆんたく(=おしゃべり)スペースまで水に浸かって近づけません。
ピナイサーラの滝からの豪快な水しぶきに目を細め、ただただ大自然の威力に圧倒れる私たちでした。
◆早く来い来い、梅雨明け宣言
梅雨入りしたての今日でナンですが、平年の梅雨明けは6月23日頃、昨年は6月11日頃でした。
今年の梅雨明けがいつなのか私には分かりませんが、いったん梅雨が明けると、夏場は台風の時しかまとまった雨が期待できないので、降るべき時に降ってくれたほうが良いのかもしれません。とは言うものの「なにもGWに梅雨入りしなくてもいいのになぁ…。」と毎年ぼやいてしまうのです。
ちなみに、これから一週間位は天気がぐずついてイマイチ冴えないお天気らしいです。
ただし、沖縄の梅雨はシトシト雨がずっと降り続くというものではないので、晴れた日は気温も30℃を越え、夏のように暑い日が続くこともあります。5~6月に沖縄旅行を考えている方はご安心くださいね!
春休み!ピナイサーラの滝つぼでの水遊びについて 2014年4月3日
みなさん、こんにちは!
海びらきも終わり、気温が25℃まで上がる日も多くなってきた西表島です。夜は冷房をつけて寝る日もちらほら…。
本土では「三寒四温」といったところでしょうが、最近「今の時期、滝つぼで泳げますか?」というお問合せをよくいただきます。
◆西表島ではどんな遊びをしているの?
正直いって夏ほど水温は高くありませんが、ここ最近のツアー写真を眺めてみると、けっこうたくさんの方が泳いでいたことがわかります。
泳ぐ方が多いのは基本的に蒸し暑い日。三寒四温で例えると「四温」の時です。
では、夏ほど暑くもないのに、なぜ4月に海ではなく滝つぼで泳ぐ人がいるのか?その訳は…
◆答えは「ジャングルトレッキング」
カヌーを降りてから滝つぼまでは約20分のトレッキングが必要で、その間に身体はどんどん温まります。
夏だとサウナに入っているかのごとく汗がしたたり落ちますが、3月でも気温が25℃前後の日の場合、湿度の高いジャングルを20分も歩き続けると夏の様な暑さを感じます。
そんな時、目の前に滝つぼが現れると泳ぎたい気持ちがわいてくるのです。
◆滝つぼでの水遊びは希望者だけです
ちなみに滝つぼで泳ぐのはご本人が希望された場合のみです。最初から泳ぐ気のない方は水着を着用する必要はありません。
ただし、ちょっとだけ泳いでみようかなあ…という気持ちがある方は念のためツアー前に水着を着ておいてくださいね。
◆みやげ話になります
桜前線が北上中の日本列島ですが、そんな中、西表島では滝つぼで「修業」ではなく「遊び」で泳ぐ人がいる!それだけでもみやげ話になりますね。
滝つぼから上がった後は、さすがに身体が冷えますので、風車では熱いお茶をご用意してます。
◆ゴールデンウイークはどうなの?
その頃は、滝つぼで泳ぐ人がいっぱいですよ。ゴールデンウイークに西表島へ来られる方は、水着を忘れずにお持ちくださいね!
雨具(カッパ)のレンタルについて 2014年3月6日
みなさん、こんにちは!
当店のカヌーツアーは少雨決行です。
雨天時にレインウェアをお持ちでないお客様には簡易カッパを上下ともお貸ししてます。もちろん無料レンタルで予約の必要もありません。
このカッパ、雨は降っていなくても北風が吹いて寒い日などは防寒着としても役立ちます。必要な方はツアー出発前にガイドへ相談してください。
◆荷物や貴重品はどうするの?
ツアー中に必要のない着替えや旅行かばん、大型のスーツケースなどは当店に置いてツアーへ出かけてください。よく「貴重品はどうするの?」と聞かれますが、風車には貴重品専用ロッカーがありますので、そちらをご利用ください。
防水仕様ではないカメラを持っていく場合は、防水対策を自己責任にて行ってください。
◆雨の西表島…ツアーはこんな感じで進みます
3月某日。小雨の降る中、お天気はちょっと悪くてもとびきりの笑顔でスタートです!
この日は仲良し3人組が2グループご参加。全員がシングル艇(一人乗り)カヌーに挑戦。お年頃も近い女子6名はすぐに打ち解けて雨のジャングルがパッと明るくなります。
ジャングルの中では木々が傘替わりです。雨でしっとり潤ったジャングルを見上げると非日常の風景が広がります。
アカギの大木と記念撮影!
滝つぼ周辺は、高さ55メートルから一気に落ちる滝からの水しぶきで想像以上にヒンヤリ‥。西表島で一番マイナスイオンが溢れるポイントです。体中の活性酸素をやっつけましょう!
冷えた体をわくわくランチで温めましょう。風車特製「八重山そば」は手作り三枚肉が大好評!
現地調理の八重山そばはお手伝い大歓迎です。ガイドと一緒に現地調理するのも楽しいですよ。
美味しく食べて午後もがんばろう!
◆ツアーの中止、コース変更について
ツアーは基本的に少雨決行です。しかし、前日までの雨で河川が増水している場合やツアー中に河川が増水する可能性がある場合は、ツアーの中止またはコース変更する場合があります。安全第一ですので、どうぞご了承ください。
◆シャワーでさっぱりしてから帰りましょ♪
風車はシャワー室完備です。汗や泥で汚れてしまった方は、シャワーを浴びてさっぱりしてからお帰りください。
【亜熱帯植物楽園】由布島(ゆぶじま) 2014年2月20日
*こちらの記事は2025年1月24日改訂
みなさん、こんにちは!
1990年頃に「電気は海を越えてやってくる~」みたいなナレーションをバックに、ゆったりと海を渡る水牛車の映像が流れていたコマーシャルをご存知ですか?
◆コマーシャルの正体は?
とある電力会社のもので、当時とても人気のあったクイズ番組のCMだったと記憶しています。
沖縄に行ったことが無かったしゅうさんは、てっきり熱帯地方にある外国の風景だと思い込んでいました。
でも違ったんですね。あれこそが “由布島” だったんです。
当時はそのCMがきっかけで本土から大勢の観光客がいらしたそうですよ。
→ 由布島(Wikipediaより)
◆由布島の歴史
みなさんは「由布島」と書いて何と読みますか?
「ゆふじま」「 ゆふとう」と言われる方が多いのですが、正式には「ゆぶじま」です。
もともとは無人島でしたが、他の島人が西表島で耕作する際、マラリアの感染を防ぐため蚊のいない由布島に住んだのが始まりだそうです。
◆由布島へ行こう!
由布島へアクセスする水牛車乗り場は、上原港から約25キロ(車で約30分)、大原港から約12キロ(車で約20分)の場所にあります。
そして西表島から約400メートル離れた、浅い海の向こうに由布島はあります。
ちなみに由布島は島全体が植物園となっており、入島には入園料が必要です。
由布島へ行く際、ほとんどの方は水牛車に乗って海を渡りますが、歩いて行くことも可能です。その際は海を渡る電線の下をたどって行くそうです。
水牛車で行くか、歩いて行くか、悩んだらチケット売り場で相談してみてください。
歩きだと入園料がだいぶお安くなるようです。
◆いきなりの映えスポット!
水牛車乗り場に到着すると、だれもが目を引く手作り感たっぷりのオブジェがお出迎えしてくれます。
記念撮影をお忘れなく!
勤務中の水牛さんがスタンバイしています。
みんな気は優しくて力持ち♪
毎日たくさんの水牛車が海を行き来します。
そして電気も西表島から海を渡って布島へ届けられます。
今も昔も穏やかな時が流れます。
いつまでも変わらないでほしい、心癒される光景ですね。
◆南国の植物楽園
前述のとおり、由布島は島全体が植物園になっています。
手入れの行き届いた南国の植物を観察しながら島内をめぐったり、かわいい水牛さんとのお散歩や記念撮影など、ちびっ子からじぃじ、ばぁばまで、三世代ファミリーでも楽しく観光できます。
お子さまの夏休みの宿題として亜熱帯植物観察もオススメですよ!
レストラン棟にはお土産売り場もあるので、お食事とショッピングの両方が楽しめます。
もしもお土産をたくさん買っても配送サービスがあるので安心です!
島の奥まで進むと小浜島を目の前に望む屋外カフェもあります。
散策の合間に、青い海を眺めながら手作りジェラートやケーキで一服タイムなんて素敵ですね。
◆石垣島から日帰りで観光する場合
石垣港から大原港行きのフェリーに乗船し(約50分)、大原港に到着したら路線バスに乗り換えて水牛車乗り場まで移動(約25分)します。
タイムスケジュールは以下の通りです。
期限は2025年3月末まで、乗船するフェリーは八重山観光フェリーです。
<往路>
石垣港9:00発 大原港行き → 大原港9:50着 …フェリー
大原港10:00発 白浜行き → 由布水牛車乗場10:25着 …バス
水牛車乗場10:45発 → 由布島11:00着…水牛車
<復路>
由布島13:30発 → 水牛車乗場13:45着…水牛車
由布水牛車乗場14:04発 豊原行き → 大原港14:24着 …バス
大原港15:00発 石垣港行き → 石垣港15:50着 …フェリー
由布島での滞在時間は90分です。
のんびり散策してレストランでランチ、お土産も買って…となると少し時間が足りないかもしれませんね。
◆西表島での移動手段(2025年1月現在)
西表島は県内で沖縄本島に次いで2番目に大きな島です。
島の約90%は原始のままの姿を残すジャングルのため交通網は発達しておらず、メイン道路の県道215号線は島を一周していません。
このことを念頭に、西表島を観光する際は島内での交通手段を事前に把握しておくことをお勧めいたします。
▼路線バス
一日に4本のみです。
また、フェリーの到着時刻、出発時刻に都合よくアクセスできるタイムスケジュールではないので、路線バスを細かく乗り継いで西表島の観光スポットをめぐるのは難しいと思われます。
もしバス旅を楽しみたいのであれば、最低でも一泊は西表島に宿泊されることをお勧めいたします。
→ 西表島の路線バス
▼タクシー
残念ですが走っていません。
以前は 西表島交通株式会社 と いりおもて観光株式会社 の2社で台数は少ないながらも取り扱っていましたが、現在はドライバー不足により休止中です。
▼レンタカー
西表島には10社ほどレンタカーショップがあり、港で乗り捨て可能なところもあります。
繁忙期は早めの予約をおすすめしますが、それ以外の日は前日もしくは当日予約でもレンタル可能です。
というわけで、ここは自由度の高いレンタカー一択となりそうです。
豊かな大自然が広がる西表島はシャッターチャンスの連続です。
ちょっと車を停めて撮影、なんてことは住民のしゅうさんでもよくあるので、西表島での移動手段はレンタカーがイチオシです。
◆ここでひとつ!風車から提案です
「せっかく西表島まで行くんだから由布島だけじゃなくてカヌーもしてみたい!」という方には当店のマングローブカヌー&由布島コースが超オススメです。
もちろん石垣島からの日帰り参加もOKです!
午前はマングローブの森をゆったり縫うようにカヌーを漕いで、西表島を代表するシンボル、ピナイサーラの滝をバックに記念撮影。
折り返し地点では上陸してジャングルをプチ散歩。
午後は牛使いが奏でる三線の音色に合わせ、沖縄民謡を口ずさみながら水牛車で海を渡って由布島へ向かいます。
沖縄料理やショッピングを楽しんだり、本土ではなかなかお目にかかれない動植物を観察しましょう。
最後に、イリオモテヤマネコ保護活動の拠点である西表野生生物保護センターを訪ね、世界自然遺産・西表島の自然や生き物について遊びながら学びます。
西表島の見どころを詰め込んだアクティビティと観光名所めぐりを、一日でお手軽に体験できます。
4歳から75歳までご参加いただけるので、カップルや友達同士、そして三世代ファミリーの思い出づくりにも最適な人気のコースです。
ピナイサーラの滝上からの絶景! 2014年2月18日
みなさん、こんにちは!
見どころいっぱいの西表島ですが、風車が特におすすめしたい観光スポットは、なんといってもピナイサーラの滝の滝上から望む絶景です!
◆絶対おすすめ、ピナイサーラの滝!
遠く広がる青い海には「鳩間島」やシューノーケルの大人気ポイント「バラス島」。そして無人島の「鳩離島」が一望でき、眼下にはマングローブの生い茂るジャングルを縫うように流れる川が一望できます。
そして何より驚きなのが、ビューポイントには人工物の柵や看板などが一切無く、自然のままの姿を残しているのです。
落差55メートルの滝上に行くには約50分のトレッキング(山登り)をしなければなりませんが、そこからの絶景を見るためなら苦でもありません。
ただし滝上に到着したら注意が必要です。転落防止の柵など設置されていないので転落の危険性があります。崖のギリギリまで近づくことは絶対にお勧めできません。
◆2月中旬のこの日…
本日は真冬にもかかわらず快晴に恵まれ、気温も24℃まで上がり最高のコンディションでした。西表島の冬は北風が強くて曇りの日が多いのでお客様はとてもラッキーでしたね。
滝の上からの景色です。眼下には息をのむ絶景が広がります。
2月でも晴れると強烈な太陽が現れます。
日焼け対策をしないと夜には肌がピリピリ…なんてこともあります。帽子、タオル、日焼け止めは忘れずに。
滝つぼへ降り立つと景色が一変します。一直線に流れ落ちるピナイサーラの滝の姿は神々しくも感じられ、まさに西表島屈指のパワースポットです。
マイナスイオンを含んだ滝からの冷たい風はちょっと肌寒いので、ウインドブレーカーがあると良いですよ。
こちらのコースの魅力は滝だけではありません。板状の根を持つサキシマスオウノキなど、亜熱帯特有の植物や生き物に出会うこともできます。
お客様のテンションが上がれば上がるほどガイドの解説にも熱が入りますよ!
風車ではピナイサーラの滝の滝上に行くコースは小学4年生~50歳代の方を対象にツアーを開催しています。
マングローブカヌー、ジャングルトレッキング、滝上からの絶景、夏は滝つぼでの水遊び、などなど…。一日であなたも西表島の魅力にハマりますよ!
風車の三枚肉 2014年2月17日
みなさん、こんにちは!
今日は風車特製わくわくランチでお出ししている沖縄ソバの具「三枚肉」(さんまいにく)についてのお話です。
◆お肉が三枚で三枚肉?
いえいえ、そうではありません。沖縄では豚のばら肉のことを「三枚肉」と呼んでいます。正確には皮付きばら肉です。そして軟骨や骨付きばら肉の場合は「ソーキ」と言います。
風車では三枚肉の煮込みをソバの具として使ってます。使用するのは皮なしのばら肉です。
皮付きのほうが沖縄らしいのですが、うっすら毛が生えていたりするのでお客様によっては (×_×;)ムムッ!と感じる方もいらっしゃるので皮なしなんです。
◆風車特製、三枚肉のつくり方
まずは下茹でです。
お肉は1キロの豚バラ肉ブロックを使用します。
大きな寸胴を2つ並べ、たっぷりの水に三枚肉を入れます。1つの寸胴で3キロの三枚肉を仕込みます。
沸騰したらていねいにアクをすくいながら約40分じっくり火を通します。
茹で上がった三枚肉を鍋から取り出し流水できれいに洗います。この時、お肉はアツアツの塊なので火傷に注意が必要です。
きれいに洗ったら10センチ位のブロックにブツブツ切り分けます。実はこの時ちょっとだけ快感です。切り分けておくことにより余分な血を出したり早く冷ますことができます。
次に、煮込み汁となる出汁を作ります。醤油、泡盛、黒糖、水を風車伝統の割合で調合し、圧力鍋の中で混ぜておきます。分量はその時の三枚肉の量によって加減します。
沖縄らしい調味料だと思いませんか?
三枚肉のブロックが冷めたら一口サイズに切り分けます。後に圧力鍋で煮込むのですが、その際に煮崩れしないよう絶妙な大きさに切らなければなりません。
煮崩れを恐れるあまり分厚く切るスタッフもいますが、お客様にとってはラッキーですね。
すべて切り終えたら2台の圧力鍋で一気に煮込みます。鍋に圧がかかりシュッシュッと鳴りだしたら家の外まで美味しそうな香りが漂います。
このあたりでちょうど11時頃。今日のランチは三枚肉たっぷりのソバにしよう!と決めます。
圧力鍋の火を止め、圧が下がり切るまで約15分。いよいよ完成です!
黒糖を使うことにより、まろやかな味わいと美しいあめ色に仕上がった三枚肉たちが「美味しいわよ~♪」と自慢げに輝いてます!と私には思えてなりません。
精一杯つまみ食いを我慢します…
粗熱が取れたら一人前ずつラッピングします。
いかがですか?
ここまで手を掛けなくても市販の三枚肉を使えば楽でいいのに、と思われる方もおられるかと思います。
しかし、遠路はるばる西表島へ遊びにいらして、そのうえ風車を選んでくださったお客様のために、少しでも手間ひまかけたサービスをしたいとの気持ちから自家製三枚肉にこだわり続けています。
現在、この三枚肉のせ沖縄そばを提供しているのは「わくわくランチ」付きのコースのみです。
大自然の中で食べるアツアツの沖縄そば。お口の中でホロリとくずれる柔らか三枚肉はおかげさまで好評いただいてます。
ぜひとも一度ご賞味あれ!
癒しの滝、サンガラの滝 2014年2月16日
みなさん、西表島に存在する癒しの滝をご存知ですか?
島の北に位置する船浦湾に注ぐ西田川(ニシダガワ)の上流にサンガラの滝と呼ばれる滝があります。
「サンガラ」とは鳩間島の言葉で「傾斜」を意味するそうです。ちなみに鳩間島は西表島の北にある小さな島で「瑠璃の島」とも呼ばれています。
◆西表島の滝なのに鳩間島の言葉?
昔、西表島にマラリアがまん延していた頃、鳩間島の住民が「サバニ」と呼ばれる沖縄伝統の漁船で海を渡り、船浦湾周辺の土地にある田畑を耕しにきていたそうです。
そして、サンガラの滝の上流から木を伐採して運んでいたというお話です。
そんな鳩間島の先人たちの歴史を感じながら滝へアプローチすると感慨深いものがあります。観光する際の物の見方も変わるかもしれませんね。
ちなみに風車のある船浦は鳩間島出身の方が多い集落でもあります。
◆サンガラの滝を訪れるには…
サンガラの滝へは片道約40分のカヌーと約20分のトレッキングで行くことができます。一見お手軽に感じるコースですが以下のような注意点があります。
▼カヌー
北風の影響を受けやすい場所を漕ぐので「ミーニシ」と呼ばれる北東の風が強くなる秋以降は、風の弱い日でないと大変なことになります。漕いでも漕いでも前に進まない!みたいな…(汗
また、干潮時は船浦湾が干潟になります。もし、お昼頃が干潮の日はカヌーを引っ張って歩く必要があります。干潟の自然観察ができてそれはそれで楽しいのですが、暑い日はちょっと(いや、かなり…)大変かもしれません。
▼トレッキング
長雨が続くと道がぬかるみ、かなり滑りやすくなります。小さなお子さま連れは特に大変です。また、増水時は滝に近づけなくなります。
◆行ってきました、サンガラの滝!
北風も弱まった今日、お客様もおらず「さて、今日は何をしようか?」ということで、普段はあまり行かないサンガラの滝へ出かけてきました。
マングローブの森を静かに漕ぎ進みます。
サンガラの滝に到着。
滝周辺は広くて平たいので解放感があり、大自然との一体感が味わえます。
水の流れに耳を澄ませて…。
滝の裏側にも入れます。
現在、風車ではサンガラの滝コースは扱っておりませんが、リピーターの方のご希望になるべく対応したいと思います。興味のある方はお問合せくださいね。