<おすすめのお店> カテゴリーの記事
西表島のランチ事情について 2023年10月26日
こんにちは!
本日は当店が考える “西表島のランチ事情がわかると半日ツアーは早めの出発がおすすめ!”となる理由についてお話しいたします。
◆西表島で見かける日常の風景
ホテルでしっかり朝食をとってもお昼になればお腹はすく。ランチもお腹いっぱい食べれば眠たくなる。そして眠たくなったら寝ればいい。
南国のリゾート地、石垣島ではどこのお店でランチを食べようかとインスタなどでチェックをしている方が大勢いるはずです。
その石垣島からフェリーで約1時間の西表島上原港周辺。
お昼時になると、ある光景をよく見かけます。それは…お食事処にできる行列です。
◆上原港から徒歩5分以内のお食事処
西表島の北の玄関口である上原港周辺にはいくつかのお食事処があります。ここでは上原港から歩いて5分以内にあるお食事処を、上原港から近い順にご紹介いたします。
▼デンサー食堂
上原港を出てすぐの正面。オレンジ色のラインを施した建物が特徴のデンサー食堂。
▼西表の少年
デンサー食堂のとなり。オープンカフェスタイルの西表の少年。
▼ラフラガーデン
上原港を出て信号を右に行くこと約60メートル。西表西部歯科診療所の2階にあるラフラガーデン。
▼新八(しんぱち)食堂
上原港を出て信号を左に行くこと約100メートル。青い壁が特徴の新八食堂。
これらのお店がメイン道路沿い(県道215号線)にありますが、12時から1時のいわゆるランチタイムの間が非常に混み合います。
その理由はどのお店も座席数が少ないというのもあるのですが、一番の理由、それは多くのショップの半日ツアーが終わる時間がほとんど一緒だからなのです。
◆石垣島からの日帰りツアー
西表島で開催されるアクティビティツアーの多くは石垣島からの日帰り参加が多く、その中でも、半日ツアーの客さまの多くは石垣港を8時30分に出発する便に集中して乗船されます。
その証拠に八重山観光フェリーと安栄観光、ともに通常より大型のフェリーで運航しています。それらの船が到着する9時20分頃が、上原港が一日で一番賑わう時間帯となります。
そして西表島のホテルに宿泊されている方もフェリーの到着時刻に合わせてのお迎えとなります。
その後は、各社とも9時30分頃~12時30分頃といった同じ時間帯にツアーを進行するので、港もフィールドもツアー終了後のお食事処も集中的に混み合います。
◆西表島に宿泊されている方へのおすすめ
トレッキングのないカヌーだけのマングローブカヌー体験コースは、8時30分開始と9時30分開始があります。開始時間はご予約いただいた先着順で決まりますので、9時30分開始のご予約が入ると、その日の8時30分開始は受付終了となります。
西表島にご宿泊されている方にとって9時頃のお迎えは「ちょうどいい」のではないでしょうか。実際に当店のご予約も9時30分開始が人気です。
しかし、出発時間がたくさんの他社ツアーと重なり、混み合うフィールドでカヌーを漕ぐ現実があります。
西表島に宿泊されている方は石垣島からの日帰り参加の方たちが少ない早めの8時30分出発のツアーがおすすめです。
観光スポットが混み合う前にのんびりと楽しむことができるのは西表島に宿泊した人のメリットではないでしょうか。
◆早めのツアーで早めのランチ
早めにツアーを開始をするとツアーもお昼前には終了します。そして、そのメリットはランチタイムにも生かされます。
12時すぎに行列ができるお食事処も、11時30分頃の開店直後はさすがに混雑前です。
観光地のお昼時は早め早めの行動で座席確保が必要です。特に家族やグループなど大人数の方は早めの昼食をおすすめしますよ。
◆ 飲食店に入る前のマナー
アクティビティツアーで川や海で遊んだ後に、濡れたまま、砂のたくさんついたサンダルのままでお店に入る方もおられますが、マナー違反となりますのでご注意ください。
そこで、当店ではツアー参加者の皆さまと飲食店とのトラブルを未然に防ぐための対策をとっております。
1. ツアー専用シューズ、ツアー終了後の履き替えサンダルをご用意
ツアー終了後、汚れたシューズは当店が用意したサンダルに履き替えていただきます。
2. シャワー室のご提供
必要な方はシャワーを浴びて完全に乾いた服に着替えたうえで、ご自身の靴に履き替えていただきます。
ツアー終了後は上原港近辺のお食事処へお送りすることは可能です。お昼をしっかり食べて、午後の西表島も楽しんでくださいね。
◆や〜なれど ふかなれ〜
ここで、マナーを守って安全に島旅を楽しんでいただくための参考となる動画を紹介させていただきます。
沖縄でご活躍のお笑い芸人ありんくりんのお二人を主人公に迎え、島での過ごし方がユーモアたっぷりに演出されています。
映像の中で何度も登場する合言葉「ピカフレ」と「や〜なれど ふかなれ〜」は
・ピカフレ → ルールとマナーを守ってピカリャ~フレンズになろう
・や〜なれど ふかなれ〜 → 家でのふるまいが外でのふるまい(沖縄のことわざ)
という意味です。ちなみにピカリャ〜とは竹富町の観光宣伝部長です。
実は当店も撮影スタッフの一員として協力させていただき、なんと風車オーナーのしゅうさんは俳優として出演もしています!
ピカリャ〜の魅力を半減させる名演技!…とまではいきませんが、出演は事実なので、沖縄の離島へ出かける方は動画を視聴しつつ島旅のマナーを学んでみてください。
ついでに素朴な演技を披露するしゅうさん探しも楽しみながら(笑
食堂満八(みつはち) ~東部のお楽しみ~ 2015年3月5日
みなさん、こんにちは!
西表島では島の北側にある上原港周辺を「西部」、南側にある大原港周辺を「東部」と呼びます。
◆西表島の「西部」 「東部」
風車は西表島の西部地区にあるため、日常生活で東部に行くことはほとんどありません。ちなみに車で約40分かかります。
しかし、10月から3月は季節風の影響で北風が強く、上原航路は欠航しがちです。そんな日に石垣島へ出かけるには大原港から定期船に乗ります。
これを「大原まわり」と言いますが、オフシーズンはこの「大原まわり」になる日が多いので、東部の食べ物やさんやスーパーへ行くことが多くなります。
◆食堂満八(みつはち)
先日、大原まわりで石垣島から帰ることになり、大原港へ到着したのがちょうどお昼時なので東部で昼食をとろうという事になりました。
選んだのは大原港から歩いてすぐの場所にある「食堂満八(みつはち)」。
大原港から出て信号機のある交差点を豊原方面(左折)に向かう県道沿いにあります。
◆おすすめは日替わりランチ
いつも決まって注文するのは日替わりランチです。
この日は「牛丼」。
某有名店の牛丼に野菜をたっぷり追加した感じで食べ応え十分です。ドリンクとデザートが付いて800円と価格もリーズナブル。
写真を見ておわかりかと思いますが、特にデザートは「むむっ!?」と思わせるプロフェッショナルな出来です。
もちろん沖縄料理もありますので、観光客も満足のメニューです。ちなみに沖縄名物「味噌汁」もあります!
店内はテーブル席とお座敷もあるので小さいお子様連れのご家族でもくつろいで食事ができます。
いつも決まって日替わりランチを頼むのですが、この日は他のお客様がカレーライスを食べてて、めちゃくちゃ美味しそうなニオイが漂っていましたよ。次回のメニューはカレーに決まりです。
◆そして帰り道…
西部までの帰り道、観光客のレンタカーがたくさん停車して青い海と空、そして小浜島を撮影していたので、私も同じように撮ってみました。
写真の左奥には石垣島もうっすら見えます。
春はもうすぐです。
巴里のごはんや ~西表島でマッサン気分~ 2015年2月22日
みなさん、こんにちは!
今日は西表島の西部地区、中野集落にある 巴里(パリ)のごはんや というレストランをご紹介します。
◆北海道出身のご夫妻が営むアットホームなレストラン
こちらのお店は遠く北海道から西表島へ移住されたご夫婦が営む洋食屋さんです。
お店へ入って最初に目につくのはアットホームな空気に包まれた可愛いらしい装飾の数々。特に白い壁に貼りつくように飾られた手作りのオブジェ達は、ちびっこや女性の心をギュッとつかんで離さない愛らしさがあります。(見とれるばかりで写真を撮り忘れてしまいました…)
オーナーご夫妻もお店の雰囲気そのままの気さくで温かいお人柄です。センスの良い店内へ入ると、いつでもご夫妻が笑顔で迎えてくれるので一気に気持ちが和みます。
◆サッポロビール が飲める店
オーナーが北海道ご出身という流れもあって、こちらは西表島で唯一サッポロビールが飲めるお店でもあるのです。
クリーミーな泡がなんとも堪まらんですね~♪
沖縄といえばオリオンビールが定番ですが、西表島で飲むサッポロビールも情緒があって良いものです。そうそう、もちろんオリオンビールもありますよ。
私はもっぱらのビール党です。いつもは席へ座るなりメニューも見ずに「生ビールください」と言っていましたが、今回は傍らに置いてあるメニューのある一点に目が留まりました。
◆ニッカウヰスキー も飲める店
そこに書かれていたのは “ニッカウィスキー” の文字。
そうです、朝の連続ドラマ「マッサン」でお馴染みのニッカウヰスキーが西表島にもあったのです!
毎日欠かさず食い入るようにマッサンを見ている私にとって、これには流石にハッとさせられました。
生まれ育った広島を出て沖縄へ来たのが1998年4月。
それ以来、一度たりともウィスキーを飲んだことのなかった自分が、約20年振りに「ウィスキーを飲もう!」と思った瞬間でもありました。
飲みやすさを考えハイボールでオーダー。テーブルへ置かれたグラスは一見するとジンジャーエールのようにも見えます。
ドラマのように「こりゃ、売れねぇべ…」と渋い顔になったらどうしよう…などと考えながら一口飲みました。
すると、意外や意外!
非常にまろやかな飲み口で泡盛よりずっとクセがないような気がしました。
若い頃に会社の飲み会で無理して飲んだウィスキーは未だに不思議な味だったけど、43歳という年齢もあるのでしょうか、昔とは比べものにならないほど深い深い味わいに感動しました。
とはいっても、スモーキーフレーバーが何なのかは分からずじまいでしたが、マッサンを見ていなければ西表島でウィスキーを飲む気など起きなかったでしょうね。
◆自慢は西表島の食材をふんだんに使った洋風料理
メニューを見るとベタベタの沖縄料理はないようですが、一つ一つのメニューがとにかく家庭料理っぽくないので、全部食べてみたいし、どれにしようか真剣に悩みます。
▼彩りが美しいエビとアボカドのサラダ
▼島魚のお造り
▼ちびっこに人気の白パン
▼奥は新メニューの焼きカレー
味よし、雰囲気よし、共に二重マルのこちらは我が家の娘も大好きなお店です。嬉しいことに西表島の西部地区は送迎サービスあるそうです。
夜のみの営業なので西表島に宿泊した際は食べに行ってみてくださいね。名前どおり「巴里のごはんや」に行った気分になれますよ。
● 巴里のごはんや
営業時間 18:00~24:00
定 休 日 火 ・ 水曜日
電話番号 0980-85-6137
※大変人気のあるお店なので夏の観光シーズンは予約することをお勧めします
【おすすめレストラン】キッチンイナバ 2014年2月24日
※こちらの記事は2014年2月時点での情報です。
みなさん、こんにちは!
ここ数年、西表島のお食事処は増加傾向にあってバリエーションも豊かになってきました。
以前なら食堂、沖縄そば店、居酒屋など大衆的なお店が多かったように思いますが、現在はレストラン、カフェ、ダイニングバーなど横文字系のオシャレなお店もいくつかあります。
◆西表島の民謡ライブレストラン
その中でも、今日は「キッチンイナバ」をご紹介したいと思います。西表島の西部地区、浦内(うらうち)集落にある風車おすすめのレストランです。
県道沿いに建つコックのオブジェが目印。
建物の外観は上品なペールイエローです。
駐車場はとても広く、お店の入口までスロープになっているので車椅子でも問題なく入店できます。
テラス席も用意されているので、夏は満点の星空を見ながらオリオンビールを飲むのが最高ですね。
◆一人旅、カップル、ファミリー… なんでもござれ!
清潔感のある店内はカウンター席、テーブル席、お座敷があり、一人旅からご家族連れまでくつろげます。
琉球畳を敷き詰めた広いお座敷にはベビーチェアや大人用チェアも用意されています。三世代ファミリーでもくつろげる配慮がうれしいですね。
赤ちゃんや幼児をお連れのファミリーにはお座敷がおすすめです。
我が娘もお世話になったベビーチェア。
ちびっこ達はおこさまランチ、カップルはワイングラス片手に時を満喫、パパとじぃじは島酒で語り合う‥。一人旅から三世代ファミリーまで客層を選ばない、西表島では数少ないお食事処です。
◆キッチンイナバの魅力
まずは、なんといっても料理が美味しい。当たり前のようですがとっても重要です!
メニューを見ると島の素材を使ったものが多く見受けられますが、調理方法はコテコテの沖縄料理ではありません。あえていうなら西表島の素材を使った洋風レストランといったイメージです。
レギュラーメニューの他にも、ボードに書き出された「本日のおすすめ」料理があります。
珍しいところでは、マングローブガニとも呼ばれるノコギリガザミを使った「ガザミパスタ」がおすすめです。西表島でガザミパスタが食べられるのはキッチンイナバだけなんですよ。
ノコギリガザミの濃厚なカニみそはビールにぴったり。大ぶりのツメにぎっしり詰まったカニ肉をほぐしてパスタに混ぜて食べるのが私は大好きです。
先日、私たちが行った時も隣の席の観光客の方がガザミパスタを注文されました。ところが人気メニューのため、その日は売り切れということで大変残念がってました。
島に住む人間としても、ぜひ食べてほしかった!とこちらも残念な気持ちになりました。
他にも西表島のジャングルで育った「イノシシのタタキ」や「イノシシ汁」など、土産話になるメニューが豊富です。ちなみに西表島のイノシシは臭味がなくとても食べやすいのが特徴で、こういった地のものを使ったメニューは旅行で来られた方にとても好評です。
もちろん沖縄料理以外のメニューもいろいろありますよ。
▼豚ヒレカツ定食
▼照り焼きチキンライス&アーサスープ
▼本格ハンバーグのお子さまランチ
▼あとちょっと…に嬉しいおにぎり
◆八重山民謡ライブでゆったり島時間~♪
こちらの魅力はお料理だけではありません。ジャズが流れるモダンな店内は、夜になるとオーナー自ら三線(さんしん)の生演奏をしてくれるライブ会場へと変わります。
実は、こちらのオーナーは西表島では有名な三線の先生であり、お弟子さんも多数おられる八重山民謡の名手なんです。
島時間がゆっくりと流れる店内で島酒をたしなみながら聴く本場の沖縄民謡は、一味も二味もちがいます。
普段なかなか触れる機会のない八重山民謡ですが、ここでは歌の持つ意味や島の歴史についての解説を交えながら演奏してくれます。オーナーの美声に耳を傾けながら島酒を嗜むなんて最高の贅沢ですね。
◆まだまだあるよ、キッチンイナバの魅力!
● 宿泊先への送迎サービス
送迎範囲や時間帯など条件があると思うので、詳しくは直接お問い合わせください。ちなみに星野リゾート・ニラカナイホテルからは徒歩2~3分です。
● 日曜日も休まず営業
えっ?そんなの普通じゃない?と意外に思う方もいるかもしれませんが、八重山では日曜・祝日は休みのお店が多いのです。ですから日曜日も営業しているお店は混みがちなので、早めの予約をお勧めします。
西表島のお食事処は増加傾向にあると冒頭で触れましたが、そうは言っても夏休みやGWの繁忙期には、どこのお店も夕方6時頃から夜8時半頃までは満席状態になることが多いので、あらかじめ予約しておいたほうが無難ですよ。
★ 島の民謡ライブレストラン・ キッチンイナバ(食べログ)
TEL 0980-84-8164
営業時間 : Lunch 11:30~15:00 Dinner 18:00~23:30
※月曜定休/HPから予約可能/ライブスケジュールは直接お問合せください。