西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

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 【乗船券について①】~こぼれ話編~ 2024年4月25日


こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
いよいよGWがはじまりますね。当店もおかげさまで順調な予約状況となっており、あとは天候に恵まれること祈るばかりです。

石垣島から西表島などの離島へ行くにはフェリーの乗船券を購入する必要があります。
本日は2つの船会社における“乗船券の購入方法と注意点”についてご紹介します。

※2024年4月25日現在

<安栄観光> の場合

<八重山観光フェリー> の場合

 2024年GWのツアーについて 2024年4月23日


こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。

3月に入ってから年度末ということもあり、慌ただしい日々を過ごしているうちに前回のブログから早やひと月半も経ってしまいました(汗

ここ西表島では、沖縄において一年で一番過ごしやすいと言われる“うりずんの季節”の頃から梅雨っぽい天気が続いています。このまま早めの梅雨入り宣言となるのでしょうか。

◆もういくつ寝ると…GW!

間もなくGWに突入しますが、観光地である西表島には連日、大勢の観光客の皆さんが訪れると思われます。

西表島でのアクティビティ体験を計画中の方、ツアーのお申込みはもうお済でしょうか?
「天気予報を見てから決めよう!」という方もおられるかと思います。しかしGW期間中は、ほぼ直前予約ができない状況です。

当店のツアーは1人のガイドがご案内できるのは7名様まで(コースによっては8名様)となっており、5人家族のご予約が入ると、その後は3人家族、4人家族の対応できなくなります。

「ホテルは予約したけど何をするかは気分次第~(^^♪」という皆さん、早めのご予約をお勧めいたします。

◆予約状況は日々動きます

GWの一週間前はツアーのキャンセルが多く発生する時期でもあります。もしご希望のコースが空いていなかったとしても当店のホームページを定期的にチェックしてみてください。ポッカリと空きが出る場合があります。

<風車> ツアーの空き状況

◆GWも早めのツアー開催

西表島にはたくさんのカヌーツアーのショップがありますが、多くは石垣島に宿泊している方が参加しやすいスケジュール(9時~9時半の集合)となっており、その時間帯に始まるツアーは非常に混み合うことが予想されます。

しかし、当店ではGW期間中でも静けさに包まれたツアーをご提供するため、いつも通りの早めのツアー開催をいたします!
ホテルへのお迎えは8時頃、ベースで受付などの準備を済ませて「いざ出発!」するのが8時30分頃です。他店より一足お先にスタートする “早めのツアー開催” で平日と変わらぬような静かなフィールドをご堪能ください。

前日から西表島に宿泊されている方にとっては「泊まっててよかった!」と思えるような、島内泊ならではのメリットを活かしたスケジュールとなっております。ゲストの皆さまご期待ください!

ただし注意事項もあります。
石垣島から来られるゲストは7時発の始発便にご乗船いただくことになります。もし乗り遅れると対応は一切できなくなるので、前の晩は早寝、当日は早起きでお願いしますね!

◆夕食難民にならないために…

西表島でツアーに参加されなくても、星砂の浜でシュノーケルをしたり、浦内川の遊覧船に乗りマリユドの滝、カンビレーの滝までトレッキングをする。由布島の水牛車観光へ出かける。そういった遊びはガイドなしでも楽しめると思います。

しかし西表島に宿泊する場合、特に食事なしの素泊まりの方は夕食難民にならないように気をつけてください。
西表島では飲食店が少なく、夕食を食べる時間は皆さん一緒なので18時~20時はどこのお店も連日、予約だけで満席になっています。

ちなみにコンビニもないし、スターバックスも吉野家もありません。多くの観光客の皆さんが夕食を求めて彷徨っているシーンをGW期間中は当たり前のように見かけます。

西表島に泊まる際、夜は外食にしようと計画中の方はご注意くださいね。

◆ダメ!ゼッタイ! ながら運転は危険

もしも夕食難民になってしまい、空腹のなか飲食店を探す羽目になってしまっても、車を運転しながらスマホをチェックする「ながら運転」は絶対にやめましょう!

西表島は交通量の少ない島ですが、イリオモテヤマネコやシロハナクイナ、セマルハコガメなどの野生生物だけでなく、島の子供たちの自転車やレンタサイクルもたくさん車道を走っています。

警察官による交通違反の取り締まりも当たり前にあります。のんびりした南の島だからといって「交通ルールもゆるいはず~」なんて事はありません。
当店でもあらためて言うまでもなく、GWに限らずいつでも安全運転を心がけています!

◆GWについてまとめ
  • 沖縄地方は梅雨入り前後で天気が悪いかもしれない
  • アクティビティツアーや夕食のご予約はお早めに
  • いつでもどこでも安全運転でいきましょう
◆風車プチ情報♪

先日、西表島カヌー組合の取り組みとして道路の見通しが悪い場所の草刈りや枝落としをしてきました。これは西表島カヌー組合に所属する全店舗、全ガイドによる取り組みです。

私たちは日々、ツアー中の安全だけでなく交通安全に対する意識も高めています。

この春から仲間入りしてくれた新メンバーの “みっきー&みずき” も汗を流しました!
風車のホープ・星くんにもやっとステキな後輩ができ、新人教育を見事にこなす日々を送っております。

新人ガイドの紹介はこちらにも掲載しております。
これからも皆さまからの温かい応援を新人ガイド、西表島カヌーツアー風車ともども、どうぞよろしくお願いいたします!

 オススメします!早めのツアー開始 2024年3月2日


こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。

当店ではツアーの開始時間をなるべく早めに設定しています。
「南の島なんだし、朝はゆっくりでいいじゃん」と思うかもしれません…
いいえ、違うんです!
朝は少しでも早いほうがいいのです(`・ω・´)キリッ

◆早めのツアー開始がオススメの理由

これまで25年に渡る経験で感じた朝方ツアーの長所についてご説明します。

★静寂に包まれたフィールド
「オーバーツーリズム」と呼ばれる西表島の観光は、朝の9時半頃から活発になります。それよりも一足お先に出発することで混雑する前の静かな雰囲気を堪能できます。

★湧き上がる幸せホルモン!
朝日を浴びながら適度な運動をすることで分泌されるセロトニンを活性化させるのに好適なのが朝のツアーです。
朝のカヌーでヒンヤリ澄んだ空気と優しい陽ざしを浴びて幸福度をグングン上げましょう。

★朝の空と昼の空
往路(朝)と復路(昼)では太陽の位置が変わるので空模様も変化します。当たり前のことですが、普段は意識することのない空を見上げください。
行きも帰りも同じルートを漕ぎますが、朝は優しい日差しに照らされた空、帰りは南国特有の突き抜ける青空。
いつもそこにある空を新鮮な気分で楽しめることができますよ。

◆クチコミありがとうございます!

実際に“早めのツアー開始”を体験された方々のレビューをご紹介いたします。

▼レビュー「ピナイサーラの滝上滝つぼツアー」

風車さんのツアーは開始時間が早いためマングローブの川でのカヌーや滝上で静かに大自然を楽しむことができました。ガイドさんの西表島のお話は楽しく、また心遣いも素晴らしく思い出に残る旅となりました。また次の機会も風車さんのツアーに参加させていただきたいと思っています。ありがとうございました。

Tripadvisorより

▼レビュー「西表島の自然満喫!」

お正月休みに家族4人でピナイサーラ滝の上まで行くツアーに参加しました。
星さんにガイドしていただいて、風車さんにお願いして大大正解でした!
期待以上で、子どもたちも風車さんのツアーが旅行の楽しかった思い出ナンバー1となりました。
HPの説明にある通り、8時出発の早いスタートのおかげでその日の一番最初に漕ぎ出すことができ、まだ波の立っていない静寂した川を自分たちのペースで進み、非日常を味わうことができました。

滝の上からの景色は想像以上のすばらしいものでした。まだ早い時間だったので、お昼は滝の下に降りてからいただきました。八重山そば美味しかったです。この季節に泳ぐ人はいないようですが、子供2人は滝つぼに飛び込んでそれも良い思い出になりました。

ガイドの星さんは、おしゃべり好きの次男のマニアックなトークにずっと耳を傾けて相手してくださり、とても優しくしてくださり感謝です。また、本当に今日は良いお天気でと、一緒にツアーを楽しんでくださってるのがわかり嬉しかったです。生き物や植物だけでなく、西表島の歴史も教えていただき勉強になりました。また、帰り時間があり、風もなかったので海の方にカヤックを漕いで少し遠回りして帰ってきました。
水に濡れても大丈夫の装備(シューズ、リュック、防水バッグ)も充実していて助かりました。

実は20数年前に風車さんにお世話になり、大谷さんにガイドしていただきました。今回家族で行くことになり、久々に風車さんのHPを見たら、情報が充実していて驚きました。ツアーの内容はもちろん、冬は石垣から上原行きのフェリーが欠航しやすく大原港から上原港までの臨時バスがでることなど、西表島に行く人への便利な情報もあり助かりました。
また次回西表島に行くことがあれば、風車さんにお願いしたいし、他の方にも是非オススメしたいです。

Tripadvisorより

早起きが楽しみになる西表島の朝のカヌー、いつか体験してみてくださいね。
ちなみに石垣島からのご参加もOKです!

 ライトだけど実は本格的なカヌー体験! 2024年2月25日


こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。

本日はタイトルどおり、ライトなカヌー体験コースに秘められた魅力についてお伝えします!

◆行ってきたよ!カヌー体験コース

当店で一番簡単なカヌー体験コースは、トレッキングのないカヌーを漕ぐだけのとてもライトな内容です。山歩きがないのでカヌーとトレッキングがセットになったコースに比べると、とてもゆっくりツアーを進行することができます。

西表島の川の下流はたくさんのマングローブの木が生えていますが、そのエリアは潮の干満の影響を受けます。
そして本日のツアーは満潮時の開催となりました。
満潮時は潮位が高いためマングローブの木の根は満ちてきた海水に沈み、まるでトンネルのようなマングローブの森にカヌーで入っていくことができます。

◆満潮時だけのお楽しみ

満潮時は普段は入れない川の上流にも行くことができます。とはいうものの、今日はカヌーで入れるギリギリまで攻めたのでUターンが大変でした(^^;

 

ちなみに夏はカヌーを下りて、川の中で休憩することもあります。川の中で休憩…ライフジャケットを着てプカプカ浮かぶというイメージですね。

ただし、水温の低い冬場はいったん上陸し、背中を伸ばすトレッチなどをします。
そして5分ほどの散歩。ちょっとウロウロするだけの散歩ですが、こんな風景が見えますよ。

◆由布島とのセットコースもあるよ

午前開催のカヌー体験コースは8時過ぎに始まり、11時過ぎには終わります。もし午後からノープランなら、由布島の水牛車観光をセットにしたマングローブカヌー体験&由布島コースもおすすめです。

半日で終わるのもよし、一日かけて島内観光を楽しむのもよし。
体力に自信がない、疲れるのが苦手な方でもぜひチャレンジしてみてくださいね!

 <西表島観光> 午後のツアーについて 2024年2月20日


こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。

本日は、西表島における午後からのツアーの現状についてお話したいと思います。

◆午後のツアーは随時開催?

西表島には当店と競合するツアー会社が110社以上ありますが、その多くは朝からのツアーをメインに開催しています。
理由は、ほとんどのゲストが一日ツアーもしくは午前中の半日ツアーを希望されているからです。

特に石垣港を8時台に出港する船が西表島の港に到着する頃には、多くのツアー会社の送迎車が上原港や大原港に集まります。
さきほども述べたように、西表島にはツアー会社が110社以上もあるため、9時台の港は大混雑(特にGWや夏休みシーズン)となるのです。

そして、西表島のアクティビティツアーは、各ショップとも受け入れ人数やツアー開催の可否がフィールドごとに制限されているため、ほとんどが事前の予約が必要です。

西表島フィールド利用の仕組み
フィールドについて・利用可能ショップ

朝に思い立ち、いきなり電話で申し込みをしても対応できない場合があります。すでにツアーに出ており電話対応ができない、制限人数をオーバーしてしまう、臨時休業にした、などなど。

◆風車の午後のツアーについて

当店では当日予約も可能な限り受け入れますが、その際は下記のことを事前にご確認ください。

▼今どこにいるのか
最寄りの上原港であれば送迎の範囲内ですが、大原港の場合は車で約50分かかるため当日対応は厳しいです。

▼ツアー終了後は西表島に宿泊 or 石垣島へ戻る
ツアー終了後に上原港近辺にご宿泊なら送迎可能ですが、石垣島へ戻る場合は何時の便に乗船希望なのかを明確にお知らせください。他にゲストがいない場合はツアー内容を短縮し、早めに終了することも可能です。

▼ツアー内容を理解しているか
午後から開催しているのは2つあります。
カヌー体験コース
ピナイサーラの滝(滝つぼ)コース

ピナイサーラの滝(滝つぼ)コースの所要時間は約4時間です。しかし、慣れない山道のトレッキングではペースが上がらないことも多く、思った以上に時間がかかることもありますので、行き当たりばったりで参加を決めるのは望ましいことではありません。

特に午後は一番暑い時間帯でもあるため、いきなり何かのツアーに参加しようと思われたのであれば、スポーツ的要素を可能な限り排除したマングローブカヌー体験コースがよいでしょう。

▼午後のツアーは13:30開始が基本ですが…
午前中のツアーが終わって昼休憩に入れるのが12:30頃なので、当日予約だとツアーの準備に時間がかかり開始時刻が若干遅くなる場合もありますことをご了承ください。
午前中にツアーがない場合は午後のツアーの開始時間を早めることが可能です。

◆まとめ

西表島に観光案内所はありません。流しのタクシーもありません。路線バスは一日たった4本です。
港に来ている送迎車は、あらかじめ予約をされた方々を迎えるためのホテルやレンタカー、ツアー会社のものがほとんどです。

「西表島に着いてから考えよう!」

このようなノリが通りにくい西表島です。港で途方に暮れることのないよう、遊びの幅を広げるためにもなるべく前日までのご予約をおすすめします。

 <春休みは西表島> 3月のご予約はお早目に! 2024年2月8日


こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。

全国的に寒い日が続いていますが、西表島でもそれなりの寒波を迎えています。

2月8日午後10時の気温は17.5℃。部屋では暖房を入れて過ごしています。ただ日没の時間は日ごとに遅くなり、春は確実に近づいているようです。

2月は観光シーズンではないため、のんびりした毎日を過ごしています。
しかし、3月はスケジュールがボチボチ埋まり始め、ちょっと忙しくなりそうです。当店のツアーをご検討されている皆さん、お早目のご予約をお願いします。

◆CM撮影協力

3月はある企業のCM撮影をほんの少しですが協力させていただくことになりました。
裏方の人たちをサポートする「裏方の裏方」の役割です笑
本当に良い作品を作っていただきたいので、撮影期間中はなるべく小回りが利くように準備をしておこうと思います。

◆試験、試験、試験!

といっても高校受験でも大学受験でもありません。

今後、特定観光資源に指定されているピナイサーラの滝やニシダ川のサンガラの滝などのエリアに立ち入る際には、竹富町のガイド免許だけでなく、さらに上級資格の登録引率者の資格が必要になります。

この制度はまさにこれから始まる新しい取り組みなので、試験の内容も不明な点が多いのですが、3月はこの資格を取得するための事前講習会に参加する必要があります。

そのため、ツアーを開催できない日が数日ありますことをご了承ください。

西表島フィールド利用の仕組み

立入規制25年3月開始へ(八重山毎日新聞より)

◆卒業旅行シーズン

2月下旬から大学生の卒業旅行シーズンが始まり、3月下旬は春休みでファミリー層の旅行が増えます。

ツアーは先着順で受け付けており、全てのコースは定員制です。3月はグループやファミリーでのご予約が多くなると、1日に2組、もしくは3組ほどしか対応できないことも考えられます。

「天気予報を見て、晴れそうならツアーに行ってみよっか (^^♪」

このノリだと、いざ予約しようと思ってもすでに満員…。何もできずに一日が終わってしまう可能性もあります。

「春休みは西表島!」という方は、飛行機も宿泊もレストランもツアーも早め早めのご予約をオススメします。また、当店のツアーに関してちょっとでも気になる点があればお気軽にお問合せくださいね!

 「寒むっ!」はトレッキングのベストシーズン? 2024年1月28日


こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。

全国的に寒波に襲われた日本ですが、ここ西表島でも寒い日が続いています。
なんと数日前は朝の最低気温が12℃台に!
(((=_=)))ブルブル

雪国にお住まいの方にとっては「12℃!?あったかいじゃん!」と笑われるかもしれませんが、冬でも20℃前後の生活をしていると18℃を下回るだけで寒さが身に沁みます。

◆寒いとツアーは中止?

強い北風と曇り空、そして日中の最高気温も15℃前後…。じっとしていると風邪をひきそうなくらい寒いのですが、ツアーは通常開催をしています。
では、寒い日でもツアーを楽しむにはどうしたらいいのでしょう?

▼服装
基本的には重ね着で防寒対策をお願いします。
上はTシャツ、長そでシャツ、そして薄手のジャンパー。下はスパッツ、短パン。亜熱帯の真冬はこれでOKです。
ただしこの服装はカヌーやトレッキングなどの動き続けるアクティビティには有効ですが、魚釣りなどあまり動かない場合は身体は芯から冷えますので、もっと暖かい服装にしましょう。

▼手足を濡らさない
カヌーは水上で遊ぶアクティビティで、当店のメインはピナイサーラの滝へ行くツアーです。常に水に触れ合うチャンスはあるのですが、あまり手足を濡らさないことをお勧めします。
特にカヌー乗り降りの際は、ガイドがゲストの足がなるべく濡れないようにサポートします。シューズが濡れると足を冷やし続けてしまいますからね。
寒くてもゲストに楽しんでいただくため、ガイドは細かいところに気を遣っています。どうぞ安心してツアーにご参加ください。

▼疲れは夏の30%?
夏は冬と同じツアーでも暑さに参ってしまいます。充分な飲み物と紫外線対策、熱中症対策など、暑さからどう身体を守るかが重要です。
しかし、冬場は身体を動かすには最適です。汗もそれほど出ないので、ツアーが終わった後は爽快感さえあります。疲れは夏の30%ほどといったところでしょうか。
閑散期でフィールドも比較的に静かですので、最初から最後までリラックスした状態で過ごすことができます。

◆冬ならではの優しい日差し

冬場の西表島は晴れる日は少ないのですが、わずかな時間でも日差しがでると一瞬で雰囲気が変わります。のんびり過ごせるツアー進行の中、素敵な景色に出会いましょう。

 西表島に宿泊する準備 ~上原地区編~ 2024年1月19日


こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。

西表島には様々な宿泊施設があります。その多くが小規模に運営をしているので、GWや夏休みシーズンは早い時期に予約で埋まっているということはよく聞く話です。

ただ一年のうち繁忙期と言える期間はとても短く、年間を通すと閑散期の方が長いのが現実ではないでしょうか。特に1月、2月は閑散期のピークと言える寂しい季節です。

今日はこの時期に西表島に宿泊を予定されている方に注意点をお知らせします。

◆宿の送迎サービス、ある?ない?

冬場は雨がよく降ります。

雨といってもザーザー降りの雨というよりは1時間に1㎜くらいの弱い雨です。そして、その雨は季節風の強い北よりの風の影響で横から降ってくるイメージです。強い北風は体感温度を下げるので、天気予報で表示される気温ほど暖かく感じないのが西表島の冬の特徴です。

 

今まさに西表島の上原港周辺の宿泊施設をご予約されている方、港から宿まではどのように向かいますか?
送迎サービスがあれば特に問題はありません。フェリーやバスの到着時刻を伝えておけば問題なくお迎えに来てくれるはずです。
しかし、もし送迎サービスがなかったら…。

上原港から徒歩数分の目的地であっても強い北風と雨の中を歩くと、恐らくずぶ濡れになります。
宿泊予定日の天気予報をチェックした上で、雨に振られそうであれば雨ガッパ、折りたたみ傘などの準備をしておくことをお勧めいたします。

→<気象庁> 石垣島地方の天気予報

→<気象庁> 雨雲レーダー

◆夜道対策

冬場は朝7時でも暗いです。
夜も19時を過ぎると真っ暗になります。

西表島には外灯がほとんど無いので、灯りを持たずに外出すると足元も見えないかもしれません。宿泊先で懐中電灯を貸し出していれば問題ありませんが、足元を確認しないまま夜道を歩くのは危険です。

しゅうさん自身、夜のウォーキングではヘッドライト&懐中電灯の二段構えで夜道対策をしていますよ。そうしなければハブがいても気づけなかったり、カエルやバッタ、カニなどの小さな生き物を踏んでしまう恐れがあるのです。

そして車を運転しているドライバーからも歩行者はよく見えないので、なるべく明るめのライトを用意しておきましょう。

◆お食事

宿泊施設の多くは食事の提供がありません。

一泊二食付きの宿なら問題ありませんが、素泊まりの場合「自炊設備はあるの?」「冷蔵庫の大きさは?」などチェックしておいたほうが良いでしょう。

そして上原港近くのスーパー川満(かわみつ)は朝7時からの営業で、開店直後であっても限られたお弁当やおにぎりしかありません。多くの商品は石垣島から朝の船便で送られ、スーパーの棚に並ぶのは11時前です。

マクドナルドや吉野家など無い島ですので、朝食の準備は西表島に入る前に石垣島で用意しておいたほうが無難です。

夜も食べるところを事前に考え、予約をとり、宿から遠いのであれば送迎サービスの手配もしておくことをおすすめします。ノープランでその日の夜を迎えると、行こうとしてたお店が臨時休業であったり、すでに予約で満席だったりで夕食難民になってしまうのでご注意ください。

お店によってはお支払いが現金のみの場合もあります。上原港周辺には金融機関もATMもありませんので、多少の現金も用意しておくと安心です。

◆洗濯

上原港周辺にコインランドリーはありません。

西表島に連泊をされる方は宿に洗濯機があるのかを確認しておくのがよいでしょう。

そして基本的に湿度の高い気候ですので、外に干してもなかなか乾きません。特に冬場は強い北風に雨が混じることがあるので、風の当たる場所に干すと逆に濡れてしまうこともあります。

西表島の宿を予約する際は、洗濯物はどうするのかも検討しておきましょう。

◆レンタカー

島で暮らしていると車は必須です。

冬場でも晴れればレンタサイクルやレンタルバイクも良いのですが、基本的には広い島内を移動するにはレンタカーがないとどこに行くのも大変です。

現在、西表島にはタクシーは走っておらず、公共の乗り物である路線バスは便数が少ないので島内を移動するにはレンタカーの利用をおすすめします。

西表島のレンタカー

→ <西表島交通株式会社> 西表島の路線バス

◆島内観光

西表島は沖縄本島に次いで県内で2番目に広い島です。

上原港周辺から由布島や西表野生生物保護センターへ行く場合、レンタカーがあれば問題ありません。出かける前には由布島の水牛車の出発時刻、西表野生生物保護センターの開館時間をチェックして効率よく観光しましょう。

ただし、レンタカーではなく路線バスの移動に頼ると、一日のほとんどがバスの待ち時間になってしまうのでご注意を。

亜熱帯植物楽園・由布島

西表野生生物保護センター

◆最後に宣伝です!

当店のマングローブカヌー体験&由布島コースは体力に自信のない方向けのツアーです。

一日で西表島の観光名所(カヌー体験、西表野生生物保護センター、由布島水牛車観光)を効率よく巡ることができ、トレッキング(山歩き)のない内容なので三世代ファミリーでもお気軽に参加できます。

「レンタカーは利用しないけど西表島観光を楽にしたい!」

そんなご希望を叶える充実コースとなっております。皆さまのご参加をお待ちしております!

 上原港へのアクセス(2024.3.31まで有効) 2024年1月11日


2024年1月1日より八重山観光フェリーの運航時刻が改定されました。
こちらのブログの内容は2024年3月31日まで有効といたします。

 

コロナ禍以降、船会社の運航時刻や利用方法が頻繁に変わるようになり、島で暮らしている私自身も分かりづらくなってきました。それならば西表島に初めて来られる方にとっては尚更です。
本日は当店のツアーに影響するであろう点を中心に、八重山観光フェリーに関する交通案内について取り上げたいと思います。

八重山観光フェリー

◆今回の時刻改定の目玉は?

▼目玉 ~その1~
改定前:石垣港8:30発→上原港9:30着
改定後:石垣港8:00発→上原港9:00着

石垣港を出発する上原港行きが、これまで8:30だったのが30分早い8:00となりました。

長年、八重山観光フェリーと安栄(あんえい)観光はそれぞれが石垣港8:30発の便を出航させ、上原港に到着するのも同時刻でした。
そのため、これらの船を利用する大勢の人たちが同時に移動するため、石垣港も上原港もごった返す日が多くありました。
しかし、今回の改定で30分の時差ができたことにより人の動きが分散され、混雑が緩和される可能性があります。

▼改定の目玉 ~その2~
改定前:上原港12:30発→石垣港13:30着
改定後:上原港14:30発→石垣港15:30着

これまでは午前中のツアーが速やかに終れば上原港12:30発の船に乗って石垣島へ帰ることが可能でしたが、これからは午後一番の船は八重山観光フェリー、安栄観光ともに14:30発となります。

西表島でランチを楽しんでから石垣島へ戻るイメージになりますが、以前、上原港周辺のランチ事情についてご紹介したことがあるので興味のある方はご参考になさってください。

<ブログ> 西表島のランチ事情について

◆上原航路が欠航:上原港までの移動

冬場は北風が強い日が多く、その影響で上原航路は頻繁に欠航します。ほぼ毎日が欠航というレベルです。

その際は大原港が西表島の玄関口になりますが、上原航路が欠航した日は大原港⇔上原港の間を船会社が臨時バスで送迎してくれます。

臨時バスを利用するには、石垣港にある船会社の窓口で「上原港へ行きたい」と伝えて上原航路の料金をお支払いください。そうすると以下の2つが渡されます。

①乗船券(石垣港→大原港)
②バス券(大原港→上原港)

ただし、臨時バスはすべての船のタイムスケジュールに対応して用意されているわけではないので注意が必要です。

臨時バスについては大原港、上原港ともに詳細を知らせてくれる看板などはありません。非常にわかりづらいため、各船会社のホームページで時刻表と発着場所を事前にご確認ください。それでも不明な場合は現地で島の人などに聞いて早めに情報を入手するのが良いでしょう。

八重山観光フェリー送迎バス
安栄観光送迎バス

◆上原航路が欠航:乗船券購入のご提案

上原航路の欠航が多い時期は、一つの船会社で乗船券を往復購入してしまうよりも、行動に合わせて復路をより自由な時間の便が選択できるよう、往路、復路を片道ずつ購入する方が良いかもしれません。

以前は八重山観光フェリーと安栄観光が同じタイムスケジュールで運航していましたが、今後はそれぞれの方針で運営される流れになりそうです。

島で暮らしている私自身もどちらの船会社を利用しても料金は同じなので、サービスや利便性など考慮しながら選択していきたいと思います。

◆上原航路の運航状況を確認する方法

各船会社が公式サイトやX(旧twitter)で情報発信をしています。

▼八重山観光フェリー
前日の夕方に八重山観光フェリー公式Xにて運航予定を発表。また公式サイトでも前日の夜に発表。

▼安栄観光
毎朝、午前6時に安栄観光公式サイトにて運航予定を発表。

◆上原航路が《運航》の場合の送迎バス

八重山観光フェリーでは[送迎バスは欠航時のみに上原港⇔大原港の間だけ運行]とのこと。上原航路が運航されている際の送迎バスは一切ないとのことです。
八重山観光フェリー送迎バス

もう一社の安栄観光は昔からと同じように上原航路の運航時、欠航時、ともに送迎バスを運行しています。
・上原航路運航時:白浜⇔船浦を運行
・上原航路欠航時:白浜⇔大原港を運行
安栄観光送迎バス

◆安栄観光の送迎バスのメリット

当店の カヌー体験コースピナイサーラの滝(滝つぼ)コース といった半日ツアーの終了後は、観光名所の 星砂の浜 へお送りして解散することも可能です。
そして、星砂の浜にある レストラン星の砂ほしずな亭 でお昼ご飯を食べたりビーチで遊んだ後は、安栄観光の船で石垣島へ戻る方に限り、安栄観光の送迎バスに乗って上原港へ移動できます。

◆八重山観光フェリー or 安栄観光

現状では八重山観光フェリーと安栄観光の乗船代金は同じですので、以前と変わらぬ送迎サービスがある安栄観光の方が使い勝手はよいと思います。

ただ、これまでと違い、フェリーの発着時刻がそれぞれ若干違うので、なるべく往路、復路の船を決めてから乗船券を購入するのがよいでしょう。

2024年2月現在、上原航路の片道乗船券は2,990円、往復は5,770円となっております。
往復を購入すれば210円お得ですが、帰りの時刻が決まっていないのであれば往路を片道で購入し、復路は八重山観光フェリー、安栄観光のなるべく待ち時間の少ない便の乗船券を購入するのがよいのではないでしょうか。

◆ツアー終了後に石垣島で予定がある場合

・石垣空港からフライトがある
・夕食は石垣島の焼肉屋を予約している
・石垣島経由で竹富島へ行く
・などなど

ツアー終了後に石垣島で予定がある場合、その時間に間に合うのか心配される方もおられると思います。その場合、ツアーの予約前に「何時までに石垣港に到着したいか?」を事前にお知らせください。

10月から4月までは頻繁に上原航路が欠航するので運航時と欠航時では石垣島への到着時刻が変わります。その際、ある程度は当店でシュミレーションが可能ですのでご相談ください。

◆まとめ

石垣島から西表島へノープランで日帰り観光に来られると、想像以上に移動時間が多くて内容の薄い滞在になる可能性が高いです。

・西表島で何をする?
・お昼はどこで食べる?
・何時のフェリーで石垣島に戻る?
・上原航路が欠航したらどうする?

上記の点について、あらかじめ検討されておくことを強くおすすめいたします。

当店では石垣島から日帰り可能なツアーをご用意しておりますので、どうぞ安心してご参加くださいね!
<風車>ツアー 一覧

 <4月~9月当店が“早めの出発”にこだわる理由 2024年1月7日


こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。

新年を迎え、早くも一週間が経ちましたね。ここ数日の西表島は、三が日が過ぎると少しずつ観光地としての賑わいも静かになってきました。

◆繁忙期を過ぎても混み合う時間帯

とはいえ、当店イチオシのピナイサーラの滝へ行くツアーはたくさんのショップが利用するエリアでもあるので、「特定の時間」においてはとても混雑します。

その「特定の時間」とは、石垣島を8時台に出発した船が上原港へ到着する時間帯から始まります。

当店では石垣島からピナイサーラの滝ツアーに参加されるゲストには、多くの他店とは違って1時間早い7時台の便に乗船していただきます。それは早朝からの行動を強いる、とても参加しづらいタイムスケジュールとなっています。

では、なぜ当店のピナイサーラの滝ツアーでは7時台の船に乗る必要があるのか?
今日はその点について解説していきたいと思います。

◆当店が“早めの出発”にこだわる理由

当店のツアーが開始する時間帯はあまり他社のツアーと重なりません。そのためガイドは必要以上に大きな声を出す必要がありません。他のツアーのガイドの声もあまり聞こえてきません。マングローブに囲まれた川では自動車や船のエンジン音も聞こえてきません。

東京や大阪から来られたゲストにとって早い時間帯の西表島のマングローブ林は、あまりにも人がいなさすぎて、あまりにも静かすぎて、非日常の世界そのものです。

そして静けさに慣れてくると小さな音が気なります。

それは高い空を飛んでいる特別天然記念物のカンムリワシの鳴き声かもしれません。魚が飛び跳ねる音、イノシシが駆ける音、雨が近づく音、滝の音、都会では絶対に聞くことのできない、そして同じフィールドでもたくさんの人がいたら聞き逃してしまうようなかすかな音。

その音が何の音なのか?
ガイドと一緒になって聞きなれない音をリラックスした状態で聴き続けると、いつにない気分転換になります。

当店のツアーでゲストの皆さまに味わっていただきたいもの…
そう、それこそが「フィールドの静けさ」なのです。

早起きは三文の徳を実感できるピナイサーラの滝ツアーで、静けさの中にある非日常の音たちに耳を澄ませてみませんか?

風車のスタッフは毎日、早起きをして皆さまのお越しをお待ちしています!