西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 < 2014年 3月> の記事

 滝の上で食べたソバは格別 2014年3月19日


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初めてのカヌーに乗りましたが、インストラクターの先生が分かりやすく説明して頂けたので楽しくすごせました。

普段できない植物や虫など丁寧な説明もあり終始楽しい体験になりました。

滝の上で食べたソバは格別でした(^-^

 一言でいうと「大満足!」です 2014年3月19日


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一言でいうと「大満足!」です。

キモトさんの案内もていねいでわかりやすかったです。

ありがとうございました!

 風車は沖縄県公安委員会指定の安全対策優良事業所です 2014年3月19日


【 うりずんの風の季節です 】

こんにちは!
今日の西表島は晴れ、気温25℃と気持ちの良い「夏日」でした。すでに海開きも終わり、いよいよ一年で一番過ごしやすい「うりずん」の季節へ突入します。これからは海へ山へと出かける方が多くなります。

西表島より小浜島を望む

大人も子供も楽しい外遊びですが、楽しい一日を楽しく終えるためには「安全」にも気をつけなくてはなりません。

海や川へ入る時はライフジャケットを着て滑りにくいシューズを履く。熱中症予防のため帽子をかぶって水分補給をこまめに行う。
こんなの当たり前と思われるでしょうが、意外にこのような準備を怠ったまま海や川へ入る方が多いのも現実です。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は風車がカヌーツアーを開催するにあたり一番気をつけている「安全対策」について少しお話しします。

沖縄県でカヌーツアーを開催しているお店は、以下の条例に基づき沖縄県警と公安委員会に事業届を提出しなくてはなりません。

・ 沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例
・ 沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例施行規則

現状ではカヌーツアーを提供するお店は「許認可業種」ではありません。ある程度の書類を整えて提出すれば受理され営業が可能になります

 

【 「マル優」事業所とは 】

この条例の中で、沖縄県公安委員会が安全対策基準が十分に満たされていると認めた海水浴場、潜水業、 プレジャーボート提供業者及びマリーナ業などの事業者を「安全対策優良海域レジャー提供業者」いわゆる「マル優」事業者として指定します。ちょっと難しいかな?
ちなみにカヌーツアーは「プレジャーボート提供業」に分類されます。

風車も「マル優」事業所としてカヌーツアーを開催してます。
マル優の指定を受けるために平成21年から取り組みを開始し、同年5月29日に「安全対策優良事業者指定通知書」の交付を受けました。それ以降は年に一度の立ち入り審査を経て「マル優」事業所として継続認定されています。

安全対策優良海域レジャー提供業者の証

 


【 風車の「安全」に対するポリシー 】

ここで風車のツアースタイル、いわゆるポリシーを紹介します。

ツアー当日の朝、ホテルや港へお客様をお迎えに行きます。そして、その後はフィールドへ直行せず、まずは風車のショップへ来ていただきます。
ショップへお連れすることにより、他のお店に比べると出発時間は少し遅めになりますが、ここが風車の「こだわり」なんです!

ショップで腰を据えて一呼吸置くことにより「ツアー中の安全に対する意識づけ」や「ゆとりある準備」を行うことができ、その他にも以下のようなメリットがあります。

ショップ内には当日の天気予報、ツアーに関する注意事項や緊急時の連絡体制などを掲示。ご案内する担当ガイドとの情報共有や事前コミュニケーションが図れます。

貴重品を専用ロッカーに保管していただくことにより、フィールドにおける大切な荷物の紛失、盗難を防ぎます。

お客様の体調チェックを行います。特に石垣島から来られた方は船酔いしている場合もあるので、少し休憩してから出発します。

尚、ツアー出発前に体調不良を訴えられた方や担当ガイドがツアーへの参加は困難であると判断した方はツアーをキャンセルしていただく場合もありますのでご了承ください。

 

【 衛星携帯を携帯することも 】

ガイドは緊急時にショップスタッフと連絡が取れるように携帯電話を携帯しているのですが、西表島のジャングルでは圏外の地域が多いのが実情です。緊急時に素早い連絡が取れないフィールドへ行く場合は、携帯電話の他に衛星携帯も持って行きます。こうする事により、緊急時の連絡体制への死角を無くしています。

 

【 風車のガイドは「救急法」「水上安全法の講習会」を継続して受講 】

これらの講習会は期限付きの認定制度なので定期的に受講する必要があります。

安全に対する基礎をしっかり身に付けます

 


【 安全に対する取り組みに終わりなし! 】

ガイドは一日の終わりに日報を記入し、その日の出来事や問題点にちて情報共有します。お客様からいただいたご意見も、毎日の朝礼と終礼で取り上げ、改善できる点から取り組んでいます。

 子どもを連れての初めての西表 2014年3月19日


子どもを連れての初めての西表島、カヌー、トレッキングで不安もありましたが、沢田さんに親切にカヌーの手順等を説明頂き、安心して楽しめることができました。ありがとうございました。

また、西表島に行く機会があったらよろしく御願いいたします。(おにぎりも美味しくいただきました。)

 満足度★★★(星3つ) 2014年3月18日


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大満足のツアーでした!!

満足度★★★(星3つ)

ただ体力も必要です!

体力度★★★

楽しいツアー、ありがとうございました!!

 ニンガチカジマーイ(二月風廻り) 2014年3月18日


【 ニンガチカジマーイとは? 】

沖縄では3月になるとよく広報や新聞で「二月風廻りに注意」という呼びかけがあります。なかなか聞き慣れない言葉ですが「二月風廻り」と書いて「ニンガチカジマーイ」と読みます。

この時期、沖縄近海の東シナ海で発生する低気圧によって強い風が発生し、海が大荒れする気象状況のことを言います。

東シナ海の台湾付近で発生する低気圧、いわゆる「東シナ海低気圧」を等圧線の形から「台湾坊主」と呼んでいたこともあるそうです。

沖縄マリンセーフティビューローによる注意喚起

急激に発達した低気圧とそれに伴う前線が通過した場所は、南風から北風への変わり具合がめちゃくちゃ早く、海でのレジャーはとても危険です。

ちなみに「ニンガチ」とは旧暦の2月のことを言い、新暦では3月となり特に中旬頃は注意が必要です。

 

【 ニンガチカジマーイによる気象変化 】

下の図を見てください。
赤い線が引いてある午前7時と8時を境に天気が急変しています。南寄りだった風が北風に変わり、気温もぐんぐん下がっていく典型的なニンガチカジマーイ現象です。

これまでの経験上、3月だけでなく5月上旬までニンガチカジマーイによる急激な気象変化に注意する必要があると思います。

ニンガチカジマーイを数値で見ると…

 

【 この時期のカヌーツアー 】

この時期、風車ではニンガチカジマーイの影響を最小限に抑えてくれるマングローブ内でのカヌーツアーをお勧めしています。マングローブの森は強い風をさえぎってくれるので、安全にツアーを催行できます。

ニンガチカジマーイで冬と春を行ったり来たりしながらも、季節は確実に春へ近づいていきます。さらに季節が進むと、次は沖縄で最もすごしやすいと言われる「うりずん」の季節となります。
「うりずん」についてはまたの機会にご紹介しますね。

 今でも情景が目に焼きついています 2014年3月17日


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参加直前まで、泳ぎの得意ではない私は、「カヌーって狭いのカナ?」「足がつったらどうしよう?!」「ひっくり返ったら…」と、不安だらけだったのですが、気候も丁度良く(本土はまだまだ寒かった…)ゆったりとした時空間を満喫しながらのカヌーツアーは本当に楽しく、今でも情景が目に焼きついています。

ツアーのおにぎり、ジャングルの月桃の葉…。

黒米と月桃茶は今も手元にあり楽しんでいます。

これからシーズン本番忙しいと思いますがガイドの皆様、お身体大切に元気でいて下さい。

(ぬいぐるみを見せて最後まで車を追ってバイバイをしてくれた女の子にもよろしくお伝えください。)

 最高でしたー 2014年3月17日


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ピナイサーラの滝のツアーに参加させていただきました!!

最高でしたー

カヌーに乗ったのは初めてだったけれど、コツなども丁寧に教えていただいたので、楽しくこげました。

周りの植物や動物の紹介もしていただいて、すごくよかったです!

 日本最南端!八重山の海びらき2014 in 西表島 2014年3月16日


【 オープニングセレモニー 】

昨日の前夜祭に引き続き、今日は本祭の「日本最南端!八重山の海びらき2014」に行ってきました。

会場は西表島のトゥドゥマリの浜(月が浜)です。
この日の天気は曇り、気温は21℃。砂浜でビーチパラソルなしで寝そべるには最高の気候でした。ちなみに真夏だとパラソルがないと日差しの強さに参ってしまいます。

午前9時半から海の安全をお祈りする「海開き祈願」が行われ、石垣市の中山市長がお清めの塩を海岸へ撒き終わると、いよいよ「日本最南端!八重山の海びらき2014」のスタートです!
まずは地元青年会によるエイサーの舞から披露。

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日々の練習の成果!すごい迫力です

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獅子に頭を噛まれるとご利益があります

この八重山の海びらきは八重山郡を形成する石垣市、竹富町、与那国町の3市町村が合同で行います。
今年は西表島が舞台となりましたが、昨年は石垣島でした。

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竹富町長による開会のあいさつ

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石垣市長による主催者あいさつ

来賓のあいさつが終わると、西表島の上原小学校6年生児童により「宣言文」が読み上げられ、海開き宣言が行われました。

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「日本最南端!八重山の海びらき」を見事に宣言!

そしてオープニングテープカットです。
グンバイヒルガオにハイビスカスやブーゲンビリアをあしらった南国らしいテープが素敵です。

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八重山の2大ゆるキャラもテープカット

 

【 初泳ぎ!海上収穫祭!! 】

テープカットが終わると、今か今かと待ち構えていた子供たちが海に向かって一斉に駆け出します。大人たちはその様子をカメラに収めたり、笑顔で見守ります。

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一斉に駆け出す子供たち

テレビカメラや新聞各社の撮影隊が待ち構える中、元気に海に飛び込み「海上収穫祭」がはじまります。
海上収穫祭とは、カヌーの上から果物や野菜を海に向かって投げ、それを初泳ぎをしている人たちがキャッチするのです。

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こっちに投げて~!手を振る方もいます

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まさに大収穫!晩御飯のおかずゲットです

万が一に備え海上保安庁の海猿たちも待機。沖合には巡視艇の姿もあり、安心して初泳ぎを楽しめます。

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皆が憧れの眼差しで見つめていた頼もしい海猿たち

しばらくすると、何やら遠くから一機のヘリが‥。
「パラパラパラパラ‥」とどんどん近づいて来ます。ついには「バラバラバラーッ!!」と大きな音を立て、かなりの至近距離まで来てくれました!

機内からは海上保安庁の方々が手を振ってます。みんなも「おーい、おーい!」と手を振り、その迫力に大人も子供も大喜びです。

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ヘリコプターの登場で大盛り上がり

海の安全はたくさんの方々のサポートがあって成り立っています。今年の八重山のマリンレジャーは事故ゼロでいきたいですね。

 

【 まだまだ続くイベントプログラム 】

ステージでは伝統芸能の披露やTシャツデザインコンテストの表彰式が行われました。コンテストの優勝者は千葉県在住の主婦の方です。二人のお子さんも大喜びでした。

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西表島を代表する民謡「デンサー節」

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Tシャツデザインコンテスト表彰式

他にも、八重山特産品の「活き車エビのつかみ取り」や「宝探しゲーム」、海上では「綱取り大会」など楽しいイベントが目白押しでした。
車エビはケガをしないようケンを取り除きつかみやすくなっていました。しかも、捕まえた車エビはその場で焼いてくれたそうです。

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車エビが放たれたプールへ一斉に飛び込みます

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上手な子は何匹もゲットしていました

宝探しゲームでは、砂浜に埋められたたくさんのお宝を探します。特等の目録は、なんと折りたたみ自転車。
地元の小学6年生の女の子が見事掘り当てました!

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みんな夢中で掘る!掘る!掘る!!

海上では綱取り大会が行われました。

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よーい…ドンッ!

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負けたら容赦なく海へドボン!

 

【 第35代 ミス八重山 】

八重山の海びらきでは、毎年「ミス八重山」の発表もあります。
今年度のミス八重山のお二人、八重山観光の益々の発展のため、これから一年間の活躍が期待されます。

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衣装は八重山みんさー「あざみ屋」さん製作

左が「ミス星の砂」の遠藤南さん、右が「ミス南十字星」の東内原真子さん。ちなみにミス八重山に選ばれたお二人には副賞も授与されました。写真はその一部です。

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ズラリと並んだ副賞

どれもこれも素晴らしい物ばかりですが、私は特に船会社さん提供の年間フリーパスが羨ましいです。

 

【 来年は与那国島? 】

このイベントは、毎年、八重山の島々が持ち回りで行います。昨年は石垣島の底地ビーチだったので、おそらく来年は与那国島で行われると思います。

南国のビーチで昼間から飲むビールは最高に美味しく、閉会のあいさつが終わっても、ほろ酔い気分で砂浜で寝込んでいる観光客の方も見かけました。内地で花見をする前に夏気分を体験できたのではないでしょうか。

今日の西表島は海開き日和りの一日でした。

 日本最南端!八重山の海びらき2014 in 西表島(前夜祭) 2014年3月15日


【 明日は日本最南端の海びらき 】

2014年3月16日は西表島のトゥドゥマリの浜(月が浜)で海びらきが行われます。それに先立ち、前日の15日の夕方から前夜祭が行われました。

地元の新聞でも大々的に紹介

夕方の気温は約18℃。
日が沈むと肌寒くなってきましたが、砂浜の会場は、きめの細かい砂なので裸足で歩くのが気持ちよく、子供たちはゾウリを脱ぎっぱなしでした。

海開き2014前夜祭_フラダンス

地元同好会によるフラダンス

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奇妙な風貌に逃げ出す子供もちらほら…

海開き2014前夜祭_エイサー2

勇壮な舞を披露してくれたエイサー

海開き2014前夜祭_パイン早食い

ピーチパイン早食い競争

海開き2014前夜祭_池田卓さん

西表島の船浮出身、池田卓さんによるライブ

海開き2014前夜祭_崎山洋平さん

西表島の祖納出身、崎山洋平さんによるライブ

祭りの最後はやはりカチャーシーのノリに…。ステージ付近は踊りまくりです。

 

【 お腹も満たしてくれる前夜祭 】

屋台も出ており、ビールや泡盛だけでなく、焼きそば、焼き鳥、ジューシーごはん、から揚げ、カレー、などなど‥。西表島を食べつくそう!というバザーも出店してしてました。
しかし、飲んだり食べたり、ステージの演目を見るのに夢中で写真は撮りそこないました。ちなみに島らっきょも販売していましたよ。

海開き2014前夜祭_島らっきょ

ビールと相性ばっちり!島らっきょ

 

【 日本一早い海開きはどこ? 】

八重山では何年か前までは「日本一早い」海びらきをウリにしていたのですが、ここ最近は「日本最南端の海びらき」がキャッチコピーのようです。
ちなみに日本一早い海びらきをしているのは、小笠原の父島で元日に行われるそうです。

沖縄でもクリスマスやお正月に海で泳ごうと思えば泳げますが、南国とはいってもやっぱり水温は低いです。3月下旬以降の晴れた日が無難でしょう。

明日の最高気温の予想は23℃。天気は晴れ時々くもり。まずまずの海びらき日和になるのではないでしょうか。